バイク、、、
新車の時は、、、もちろん100%が新品で、、、まったく気にする部分など無い! のが新車ですが。。。
新車を乗り出して、、、1年、2年、、、5年、、、、、、10年、、、もっと、、、、、、
と、時が経って、、、新車だったバイクが、、、徐々にではありますが、、、劣化してきます。。。
バイクが走る部分で言うと、、、タイヤなどゴム部品は、、、硬化して、、、ヒビが入って、、、
液体部品は、、、ブレーキフルード、エンジン冷却のクーラント、エンジンオイルなども、、、性能が低下します。
樹脂部品、、、外装などに多く用いられていますが、、、やっぱり時と共に、、、硬化したり、ひび割れたり、艶が落ちたり、変色したり、、、やれてみすぼらしくなってしまいます。。。
バイクの部品の多くは金属で出来ていて、、、その金属部品も、、、走れば減ってしまう部品もありますが、、、時と共に酸化し腐食、、、サビ、、、てしまう部品もあります。
そんなやれてしまったゴムや液体の部品、金属の部品も定期的に点検&交換で性能を新品に戻すことも出来ます、、、
が、、、
バイクの多くの部分の金属のサビは、、、日ごろからお手入れをしていただき、酸化、、、サビから守ってもらえればそれほど劣化する事はありません。。。
でもサビが進んでしまうと、、、もちろん交換して新品に戻すことが出来ますが、、、たくさんの部品の交換は費用を考えると、、、??? になってしまいます。。。
サビからバイクを守るのは、、、保管や手入れで違いが出てきますが、、、サビが進んで機能、性能を維持できなくなってしまう、走れなくなってしまうまで発展すると、、、もう、、、廃車に???
でもそこまで進んでいなくても、、、気を付けてください、、、こんな事も起きる事があるんです。。。

スポーツバイクの場合は、、、

フレームの首の部分に、、、

車台番号が刻印されています。。。
スクーターですと、、、外装がプラスチック部品で覆われていて、、、

この様に、、、ふたを外すと、、、刻印がされていたり、、、

下の方や裏を覗くと、、、車台番号が刻印がされています。。。
バイクの骨格=フレームにアルファベットや数字で車台番号が刻印がされているのですが、、、
メーカーでは、、、フレームの製作工程の組み立て、溶接や塗装などすべてが出来上がってから車台番号の刻印をしますので、、、
刻印した部分はサビ易い場合があり、、、年月が経つと、、、サビが早く回ってしまう事もあります。。。

こちらも、、、徐々にサビが進行しています。。。
車台番号とは、、、
車台番号は個別の車両に1つずつ与えられる番号で、自動車の場合は道路運送車両法より打刻が義務付けられている。自動車の場合はメーカーあるいは運輸支局等以外は打刻してはならないことが道路運送車両法に定められていて、打刻の様式も国土交通省に届け出なければならない。移植や改竄(かいざん)は道路運送車両法違反として処罰される。
(車台番号、、、フレームナンバーや車体番号と呼ぶ事もありますが、すべて同じです。)
サビはいつの間にか忍び寄り、、、腐食が進行して、、、
フレームが錆びてしまって、、、車台番号もサビ、、、いつしか判別が不可能になってしまう事も、、、あります。。。

また、クラッチワイヤーなどで擦れ、塗装が剥がれてサビたり、、、ワイヤーで擦れて削れて見えなくなったりする事もあります。。。
すべて、、、手入れ次第、、、保管次第ですけど。。。
機種によっては、、、

車台番号を守るために保護シートを貼っているバイクも一部ありますが、、、
とにかく、、、車台番号がサビてしまって、判別不能になってしまっては、、、一大事です。
人間でいうと、、、マイナンバーを忘れてしまった、、、記憶喪失で自分が解らない、、、という事になります。
バイク店勤務の老メカ、、、車台番号の確認は、、、日常茶飯のごとく、見ています。
バイクの登録業務の為に、、、車台番号を確認。。。
修理受付で、、、確認。。。
部品の発注の為に、、、確認。。。
保険加入で、、、確認。。。
新車や中古車入庫で、、、確認。。。
バイク店のすべての業務が車台番号から始まる、、、と言っても良い位、車台番号は必要なんです。
ところが、、、

サビが、、、腐食が、、、MAXまで達してしまうと、、、車台番号が、、、読めません!
表面のサビを削り取って読もうとしても、、、文字は判別が付かず、、、
更に削り込んで地金が出るほど削っても、、、読めない。。。
ここまで酷い事になっていなくても、、、車台番号の一文字でも判別が出来なくても、、、ダメなんです。。。
というバイクに、、、1年に数台、、、出くわす事があります。。。バイク屋さんですので。。。
車台番号、、、とにかく、、、バイクにとっては、、、大事な番号になります。
書類やナンバープレートが付いていても、、、そのバイクが本当に書類の車台番号と合っているのか???を確認する事が出来るのが 車台番号 になります。
そんな大事な車台番号が消えてしまうと、、、判らなくなってしまうと、、、
例えば、、、そのバイクの売買が出来ない、、、事があります。。。
バイク店の業務で見れば、、、販売が出来ない、販売が出来ないので買い取りや下取りが出来ない、業者バイクオークションなどの流通に回す事が出来ない、、、など様々な部分に支障が出ます。。。
お客様、オーナー様は、、、買い取りや下取りを拒否される、車検が受けられない、各種保険加入が出来ない、、、事になったりも。。。
要するにそのバイクの 譲渡 や 継続使用 が出来なくなってしまう事になる???かも。。。
という、、、大事な車台番号ですので、、、サビて見えなくなってしまわぬ様にバイクを気にかけていただき、使っていただきたいです。。。

http://www.ichikoku.com/
土や砂利の駐輪だと、、、バイクの保管場所には厳しかったり、、、します。
屋内保管がベストですが、、、なかなかそうもいかないのが現状ですね。。。
どうしよう?バイクがサビないようにするには、、、
それは、、、お手入れやちょっとした気遣いでサビは防げるます。
ボデーカバーをかけて保管するのも効果的ですし、、、
防錆の為にワックスがけなど潤いを与えていただくと、、、違いがでます。
防錆の為の塗料や油分を塗るとかも効果的。。。
老メカがたまに、、、お客様のバイクにするのが、、、

マスキングをして(しなくてもいいけど)

タッチアップのクリアペイントを軽くひと塗りしたり、、、する事も。。。
(道路運送車両法では、、、塗まつしてはならないと書いてありますので、塗りつぶして車台番号が解らなくなるほどの行為は厳禁です)
サビ、、、気をつけましょう。。。