エンジンがかからなくって走れない、、、
よりも重要なのが、、、
バイクを止める為のブレーキです。。。
そのブレーキの点検・整備を怠ったための重大事故が発生いたしました。。。



走行中にいっきにリアブレーキが破壊したと思われます。。。
たぶんタイヤは瞬時にロックした筈です。。。
怪我や転倒が無かったのが救いではあるのですが。。。
フロントブレーキでこの状態になったのなら転倒は確実で、、、他の車やバイク、歩行者などを巻き添えにしたのかもしれません。。。
という危険な壊れ方をしていますが、、、
今回のこの故障ですが、、、少し前からブレーキから異音がしていたのは解かっていたけど無視してそのまま走っていました、、、というブレーキの確認・点検や整備を怠った為に故障になります。
そして最終的には、、、ブレーキパッドのベースプレートでローターで削ってしまい、、、そしてベースプレートの厚さが無くなり、、、キャリパーで保持出来なくなって、、、キャリパーから外れ、、、
で、、、ベースプレートがブレーキ周辺に挟まって瞬時にロック!!! そして破壊に繋がったのが今回の壊れ方と想像します。。。
ブレーキパッドって、、、



(このブレーキパッドの構造の説明ですが、↓ ヤマハHPに掲載されていましたので引用いたしました。記事中でベースプレートという表現をしていますが⑤の圧力板になります。)
ブレーキパッドの基礎知識 | ヤマハ発動機 (yamaha-motor.co.jp)
https://www.yamaha-motor.co.jp/parts-search/genuine/breakpad/0003/
この様な構造になっていまして、、、で、、、ブレーキとして使用する部分は ①の摩擦材になります。。。
①の摩擦材がブレーキローターを表裏から挟み込んでバイクを減速させます。。。
なので使用していると①の摩擦材は徐々に擦り減り、、、もう使えない! 限界だ! となったらブレーキパッドを新品に交換します。。。
ですが1年ごとの定期点検を怠ってしまったり、、、過走行な使用をされる方は1年の定期点検より前に交換時期になる事もあります。。。
そしてブレーキパッドの摩耗を見過ごしてしまって限界を超えてしまい、、、さらにそのまま無視して使用を続けてしまうと音が キーキー ガ―ガ― などの異常な異音を発生します(この音が発生するまで使ってはいけません)。。。
それでもそのまま使用していると、、、
最悪は、、、
今回の写真の様な事象に発展してしまいます。。。
今回の交換部品は ブレーキキャリパー、ローター、ブレーキホース、タイヤホイール、サイドブラケットブラケット等の大物部品が壊れてしまって、、、修理代も大きかったです。。。
簡単な目視点検でブレーキパッドの残は確認が出来るのですが、、、それもせず、異音も無視して走行を続けてしまった、、、
これでは自殺するのと同じですよね。。。
点検整備をしていればこの様な事にはならずに済むのに。。。
一番の危険な目にあったのは運転者さんで、、、今回は偶然かもしれませんが転倒や衝突、巻き添えの事故が無かったのだけが幸いでした。。。

https://www.ichikoku.com/
老メカ、、、以前にもブレーキの点検についての記事を書いていますので、、、読んでみて下さい。。。
↓
ブレーキの点検。。。 ブレーキパッドの摩耗の点検、、、残りの確認は簡単な目視点検で出来ますので、オーナー様も気にかけてください。 - 一国の国産拠点 一国オート からのお知らせです。 (goo.ne.jp)
https://blog.goo.ne.jp/ichikokuath/e/860f35e4028fb59cb5a1a2b6c312f38d