おーーーーー、、、
CT125ハンターカブ、6/26発売だけど、、、
CT125ハンターカブの取扱説明書が見られます!!!

↓ ホンダhpの取扱説明書/パーツカタログ検索ページ、こちらから見る事が出来ます。。。
https://www.hondamotopub.com/HMJ/

http://www.ichikoku.com/
老メカ、お仕事がバイク屋さんなので、、、新車・中古車をお客様に納車する際に、、、バイク本体の取扱の説明をいたします。。。
で、、、お客様にうまく説明が出来なくては困ってしまうので、、、予め、、、予習の為に取扱説明書やメンテナンスノートを読んでおいて、、、本番の説明に備えるんですけど、、、
そのでちょっと気になった部分が、、、ひとつ、、、
以前のメンテナンスノートですと、、、

シビアコンディションの条件は、、、

悪路や山道、過走行、、、
この様に書いてあり、、、十分理解していたのですが、、、
この前新しいバイクを納車するために、、、メンテナンスノートをあらためて見直したら、、、

四つ目の項目が追加されているのを、、、発見。。。

四つ目の項目、、、
●1回の走行が8Km以下で冷却水の温度が低い状態での走行が多い
この様に書いてありました。。。
このバイクは水冷方式のエンジン冷却システムでしたので、、、冷却水の温度が低い状態での走行が多い、、、と書いてありましたが、、、
水冷、油冷、空冷、、、を問わず、、、エンジン温度が低い状態での走行が多いバイクの場合は、、、シビアコンディションになる可能性がある、、、という事になりますね。。。
シビアコンディションとは、、、
『一般的な使われ方より厳しい状態でバイクが使われた場合、部品の劣化が通常よりも著しく進行する事があります。』
シビアコンディション、、、
A 悪路(凸凹路、砂利道、雪道、未舗装路など)の走行が多い
・全走行の30%以上を占める。
B 走行距離が多い
・3000Km以上/6か月
C 山道、登降坂路での走行が多い
・全走行の30%以上を占める。
・登り下りが多く、ブレーキ使用が多い
今まではこのABCの3項目で、、、
A はサスペンションや車体にダメージが出る???
B は過走行ですので、タイヤやブレーキ、駆動系、エンジンではスパークプラグ・エアークリーナーエレメント、、その他にもいろんな部分の摩耗・消耗が考えられます。。。
C はブレーキの摩耗。。。
でしたが、、、Dが追加されていました。。。
D 1回の走行が8Km以下で冷却水の温度が低い状態での走行が多い
このDでシビアな部分としては、、、エンジンオイルがもっとも影響を受けやすいと思います。。。
当ブログでも エンジンオイルの色が変??? という記事を2016/3/13の書いていますが、、、
↓ 2016/3/13、エンジンオイルの色が変??? のページになります。
https://blog.goo.ne.jp/ichikokuath/e/13e98bca2df2f842325c80dde4b01964

小さなバイクから、、、大きなバイクでも、、、1回の走行が少なく、エンジンの温度が低い状態で走行をし、その後エンジンを停止してしまう、、、毎回同様な使用を繰り返していると、、、エンジンオイルの色が変??? という状態になりやすいです。。。

こちらは250ccバイクのオイルキャップを外した写真です。。。

オイルキャップの裏側にはエンジンオイルと水分が攪拌された?ムース状のドロドロが溜まっています。。。エンジン内部も、、、想像すると???
この様なエンジンオイルになった時のダメージとして考えられるのは、、、エンジンオイルって、、、潤滑油ですので、、、潤滑油に不純物が混入していますので潤滑不良に、、、
潤滑不良ですので、、、エンジン自体の寿命にも直結いたしますね。。。
その他には、、、低温での走行なので、、、完全燃焼にはならず、、、カーボンの堆積、、、カーボン噛みなども起こる、、、事も。。。
1回の走行が少なくシビアコンディションの D が当てはまると思われる方の解決方法としては、、、
十分な暖機運転をしてから走行をする。。。
これしかないのかな。。。
これで グッドコンディション !!!
ですね。。。
メンテナンスノートをあらためて読んでいて、、、こんな事を思う老メカでした。。。