40年近くも前に発売になってから、、、姿を変えずに今でも現役のバイクってあまり無いですよね。
そんな古めかしいバイクですが、年式が新しくてもやっぱり設計は変わる事無く、古いまんまだったりします。
サイドカバー下にある工具入れの蓋を開けると、、、
蓋の裏に小さな金属の部品があります。長さ1cmくらいかな。
写真映りが悪いですが、これってグリスニップルなんですよ。
で、どうやって?使うのかっていうと。。。
すみません、手が汚れていますが、、、気にしないで。
スイングアームの取り付け部、ピボットシャフト先端にあるボルトを外して、
先ほどのグリスニップルを取り付けます。
そして、、、
グリスガンでグリスを圧入いたします。
で、スイングアームの端からムニュムニュってグリスが出てくれば、内部に行き渡った、、、って事になります。
終わったらグリスニップルから元のボルトに交換して出来上がりです。
このバイクの場合、もう一箇所グリスアップをする所が、、、
リアハブにあります。
ここも、、、
グリスを圧入します。
グリスをこの様に簡単に注せるのっていいですよね。
こまめにしてあげれば、寿命が延ばせます。
このバイクの場合、最新の年式(今販売している新車)でもグリスを注すようになっていますので、時折やらないと、、、ですね。
現代のバイクって高性能ですが、基本はベアリングにはグリスが必要だったり、、、は、変わる事がありません。
自分のバイクのリアサスのリンク部にはグリスニップルなんて付く所がありません。
が、穴あけてねじ切ってグリスニップルを付けたい?って思ったことが何度も。。。
そうすれば簡単にグリスアップが出来ますからね。
グリスニップルが無いバイクのメンテナンスは、、基本は全バラでグリスアップですから。。。
年数が経ったり、走行が多くなったら必要なメンテナンスです。
グリスニップル、復活してほしいですね。