戦うアイドル ver.2

まず感じたのは、また叩かれるんだろうなと。でもこういう発表をしてしまう、大人の事情なんか一顧だにしないんだ。前田敦子という人をまだまだ侮ってたな。その正直さにあらためて向き合わされて、素直に謝りたくなった。申し訳なかった。

総選挙辞退ばかりが囃し立てられることになるんだろうけど、新たな土俵での戦いをファンに向かって誓う、仲間のいない孤独な戦いを誓う姿が印象的だった。AKBとしての勝利を収めた後、今度は個人として戦い続ける。表現は違うけど、退路を断つ覚悟をしっかり語ってた。何度か涙ぐんでたけど、それでも正に求道者のような茨の道を選ぶのか。

パースペクティブを間違ってたかもしれないと思い知らされた。無意識的にAKBそしてアイドルという枠組みにとらわれ過ぎてたかな。武装解除どころか、さらに巨大な戦場へと向かう、そっちの視点から見れば、たかみな、そしてAKBこそが銃後か。ここからまた、あり得ないような奇跡の物語が語られ始めるのだとしたら、是非その末席を汚させていただきたいな。