ようやく見たよ、マジすかSeason1。どんだけ周回遅れなんだよ-。存在はもちろん知ってたし、リアルタイム放送の時に、断片的にではあるけど見た記憶がある。あるけどもちろん馬鹿にしてたし、なめてたフェイズのまま放置だったもののリカバリー。
いや素直に面白かった。それどころか何度も笑ったし、正直何度か泣いた。ヘタなドラマよりよっぽどできが良いし、脚本が良く練り込まれているのが分かった。少年王3号さん的表現になるけど、ちゃんとハイコンテクストな作りになってる。メンバーのキャラはもちろん、AKBの膨大な「設定」をこれでもかと盛り込んで、当然のごとく説明はすべてすっ飛ばしてる。その甲斐もあってか演出の切れが良いし、意外にも撮影もがんばってる。そして何より、冒頭の「学芸会」のエクスキューズの割りには、みんな演技が上手いよ。
いろいろある中でも一番興味深く感じられたのは、AKBの「設定」との最大の齟齬、つまりはたかみなのポジション。回想としてあるいは幻としてしか出演しておらず、キャラクターとしては存在していないに等しい。理由として思いつけるのは、ざっくり言って、この作劇からたかみなを消す必要があったからじゃないかと思う。
表の理由としては、あっさん優子とのかぶり。たかみなの立ち位置は説明がめんどいし、その機能は主役だけで表現した方が無理がないんだろう。裏の理由としては、ヤンキー文化との違いが矛盾を生じてしまうことかな。ハイコンテクストといってもやはりレベルがあるわけで、AKBの組織論は見えにくいだろうし。
あとは何だろ。声かぶりがないことかな。前に「顔かぶり」について書いたけど、特に演技とかの場合により重要なのが「声かぶり」だと思う。映像がなくても声だけで誰だか分かる、これは当然、声優なんかでも重要となるはず。みんな声に特徴がある。声というのはオーディションの重要な項目なのかな。
いや素直に面白かった。それどころか何度も笑ったし、正直何度か泣いた。ヘタなドラマよりよっぽどできが良いし、脚本が良く練り込まれているのが分かった。少年王3号さん的表現になるけど、ちゃんとハイコンテクストな作りになってる。メンバーのキャラはもちろん、AKBの膨大な「設定」をこれでもかと盛り込んで、当然のごとく説明はすべてすっ飛ばしてる。その甲斐もあってか演出の切れが良いし、意外にも撮影もがんばってる。そして何より、冒頭の「学芸会」のエクスキューズの割りには、みんな演技が上手いよ。
いろいろある中でも一番興味深く感じられたのは、AKBの「設定」との最大の齟齬、つまりはたかみなのポジション。回想としてあるいは幻としてしか出演しておらず、キャラクターとしては存在していないに等しい。理由として思いつけるのは、ざっくり言って、この作劇からたかみなを消す必要があったからじゃないかと思う。
表の理由としては、あっさん優子とのかぶり。たかみなの立ち位置は説明がめんどいし、その機能は主役だけで表現した方が無理がないんだろう。裏の理由としては、ヤンキー文化との違いが矛盾を生じてしまうことかな。ハイコンテクストといってもやはりレベルがあるわけで、AKBの組織論は見えにくいだろうし。
あとは何だろ。声かぶりがないことかな。前に「顔かぶり」について書いたけど、特に演技とかの場合により重要なのが「声かぶり」だと思う。映像がなくても声だけで誰だか分かる、これは当然、声優なんかでも重要となるはず。みんな声に特徴がある。声というのはオーディションの重要な項目なのかな。