AKBの共同体化が第一回選抜総選挙の前には確立してたことが窺えるのも興味深い。非選抜アイドルが選抜を支える、輝かせるという発想自体がそうだし、総選挙という過酷な競争にさらされても、だからこその戦友としての連帯感を語る、それは共同体意識そのもの。これは重要なことで、もし順番が逆だったら、組織としてのAKBはなかった可能性が高いどころか、存続できなかったかも知れない。
時系列を追うと、2007年2月25日が「伝説」としてのリーダーたかみなの初日、2008年10月22日に「大声ダイヤモンド」リリース、2009年7月8日に第一回選抜総選挙、同8月23日に組閣となる。組織として共同体として確率し、売り上げ的にも上昇気流に乗ったタイミングでの劇薬なわけで、これは意図されたスケジューリングのように見える。
そして「今」のタイミングでのあっさんの卒業。こちらは公開情報を見る限り、決めたのは前田敦子本人としか見えない。ジャストタイミング過ぎるけど、こちらはこれ以上のない「時を知る」としか言いようがない。
あともう一つ、これも何度も書いてきた「公平性」「透明性」「強制がない」「退場の自由」が内部的にもそうだ、ということが確認できる。ここが担保されることで動的平衡を前のめりにすることが可能となり、それが絶え間ない自己組織化の更新と改変を促す。この良循環が一度確立すると容易には崩れないだろうし、あっさんの卒業すら好材料として取り込んでしまうんだろうと思う。
時系列を追うと、2007年2月25日が「伝説」としてのリーダーたかみなの初日、2008年10月22日に「大声ダイヤモンド」リリース、2009年7月8日に第一回選抜総選挙、同8月23日に組閣となる。組織として共同体として確率し、売り上げ的にも上昇気流に乗ったタイミングでの劇薬なわけで、これは意図されたスケジューリングのように見える。
そして「今」のタイミングでのあっさんの卒業。こちらは公開情報を見る限り、決めたのは前田敦子本人としか見えない。ジャストタイミング過ぎるけど、こちらはこれ以上のない「時を知る」としか言いようがない。
あともう一つ、これも何度も書いてきた「公平性」「透明性」「強制がない」「退場の自由」が内部的にもそうだ、ということが確認できる。ここが担保されることで動的平衡を前のめりにすることが可能となり、それが絶え間ない自己組織化の更新と改変を促す。この良循環が一度確立すると容易には崩れないだろうし、あっさんの卒業すら好材料として取り込んでしまうんだろうと思う。