AKB48の旅

AKB48の旅

Documentary of AKB48 Show must go on DVD視聴2度目

2012年04月22日 | AKB
ダメだ。冒頭の大槌町訪問で喜びを全身で表す子供達の破壊力が大きすぎる。何度見ても泣いてしまう。そして不謹慎ながらリアルマクロスを目にすることになるとは、と何度見ても呆然としてしまう。マクロスの相手は悪意であり戦争だったけど、AKBの相手は自然災害、それも不条理きわまりない巨大震災。本物のアイドルこそが正面から立ち向かえるんだというメッセージは凄いとしか。

総選挙は様々なメディアを通して繰り返し見過ぎて、申し訳ないけどさすがに飽きてきてるなあ。でもあらためて思うのは、二十歳そこそこの女の子達の語る言葉の何と重いことか。それだけでもリアル過ぎる人生を歩んでることが伝わってくる。

エキストラごっこは軽く流してたんだけど、このあたりの監督の意図が、熾烈な競争にさらされるメンバーのリアルを伝えることだったというのが、ようやく実感できたかな。指原さんと北原さんの現状が如実に残酷にその事実を突きつけてくるし、高城さんの必死にしがみつこうとする思いが、わずかなんだけど超えられない差を刻んでしまうというのが、いまさらながらに分かるというか。

”Flower”歌うあっさん。イヤモニしてるの、映画館では全く気づかなかったかも。

西武ドームは繰り返し見てくうちに、どうも監督の「作為」が気になってきたかな。映画なんだからこうするしかないというのは分かるけど、AKBってもともと誤解を招きやすいんだし、もう少しシンプルで良かったんじゃないかとか。まあ、基本、映画館で一度しか見ないを基準に作るんだろうから、これで正解なんだろうね。

あらためて言うまでもないんだけど、たかみなの本番の強さ、現場の強さ。見逃してた一瞬のシーンとか見切りのシーンがけっこうあった。まだまだ発見が隠れてるかも。

チーム4関連はもうなんだろう。違った意味での若い時の苦労のつもりなのかも知れないけど、必死さが伝わって来ない分、ダメダメ感がなんとも。うーんあんまり触れたくない感じだな。

AKB48+1ディレクターズカット版は、こっちを先に作った感じ。NHK放送版がここから尺に合わせたように見える。まあディレクターズカット版って、たいていはそうなんだろうけど。