A1stのあっさんたかみなが投げかけてくる、まっすぐな何か。心に刺さる何か。あれが何なのかをずっと考えてる。どうしても分からない時は反対から考えてみる。では「スカひら」の他の3人からは何も伝わって来ないのか。そんなことはない、魅力的という点では、あっさんたかみなよりもずっと優れているように見える。なのにその魅力のなかには「それ」は含まれてない。何が違うのか。
思い至ったのは「欲望」かな。「欲望」の質の違い。大島麻衣さんの表情には、強調のため悪意を込めてるのを許してもらいたいんだけど、「我欲」が透けて見える。それは小嶋さんも同じ。そりゃ当たり前だ。何のためにオーディションを受け、劇場で踊ってるかと言えば、自己の欲望を満たすため。芸能人になりたい、有名になりたい、成功したい。誰もが持つそんな当たり前の「我欲」を満たすため。
なのに、同じくオーディションを受け、踊るあっさんたかみなに「我欲」がないはずがないんだけど、そこで伝わってくるものが異質なんだ。そこには他の3人が放つギラつきみたいなのがない。どう表現すれば良いんだろう、裏表のない静かな情熱、個を超えた思いのようなもの、・・・使命感か。
現在から遡って見るから、という疑念の払拭はムリだけど、二人の異質さは紛れもない事実だと思うし、現在のAKB主要メンバーの特徴もまた、この「我欲」の希薄さだと、あらためて気づかされる。なのに向上心と高いモチベーションを維持してる。なぜそんなことが可能なのか、答えは以前既に書いてるけど、一つは共同体化してるから、なんだろうと思う。
この共同体化の過程には、公開情報を信じる限り、上意下達や統制はなく、自己組織化により生成してるとしか考えられない。そしてその核に当たるのはまぎれもなくたかみなその人だった。というわけで時間軸の倒錯を回避する自信がないけど、まあそこは見ないことにして、でもA1st時点のAKBが共同体だったかといえば、やはり公開情報を信じる限り、とてもそうとは思えない。
2人の「欲望」が最初から異なっていた、特異だった、いくら考えても答えはこれしかないように思う。それが「我欲」になるのが自己目的だからとするなら、2人の欲望がそうではないもの、つまりは他者目的ということになりはしないか。とすれば後に示されることになる自己犠牲的、利他行動的な方向性が既に芽生えていたことになるな。これって時系列の倒錯じゃないよね。
思い至ったのは「欲望」かな。「欲望」の質の違い。大島麻衣さんの表情には、強調のため悪意を込めてるのを許してもらいたいんだけど、「我欲」が透けて見える。それは小嶋さんも同じ。そりゃ当たり前だ。何のためにオーディションを受け、劇場で踊ってるかと言えば、自己の欲望を満たすため。芸能人になりたい、有名になりたい、成功したい。誰もが持つそんな当たり前の「我欲」を満たすため。
なのに、同じくオーディションを受け、踊るあっさんたかみなに「我欲」がないはずがないんだけど、そこで伝わってくるものが異質なんだ。そこには他の3人が放つギラつきみたいなのがない。どう表現すれば良いんだろう、裏表のない静かな情熱、個を超えた思いのようなもの、・・・使命感か。
現在から遡って見るから、という疑念の払拭はムリだけど、二人の異質さは紛れもない事実だと思うし、現在のAKB主要メンバーの特徴もまた、この「我欲」の希薄さだと、あらためて気づかされる。なのに向上心と高いモチベーションを維持してる。なぜそんなことが可能なのか、答えは以前既に書いてるけど、一つは共同体化してるから、なんだろうと思う。
この共同体化の過程には、公開情報を信じる限り、上意下達や統制はなく、自己組織化により生成してるとしか考えられない。そしてその核に当たるのはまぎれもなくたかみなその人だった。というわけで時間軸の倒錯を回避する自信がないけど、まあそこは見ないことにして、でもA1st時点のAKBが共同体だったかといえば、やはり公開情報を信じる限り、とてもそうとは思えない。
2人の「欲望」が最初から異なっていた、特異だった、いくら考えても答えはこれしかないように思う。それが「我欲」になるのが自己目的だからとするなら、2人の欲望がそうではないもの、つまりは他者目的ということになりはしないか。とすれば後に示されることになる自己犠牲的、利他行動的な方向性が既に芽生えていたことになるな。これって時系列の倒錯じゃないよね。