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南海トラフ震源域ひずみが山梨県南部にも、Nature 誌のソース確認した

2016-05-25 17:16:17 | 中部横断道

Yahoo!ニュースで 南海トラフ震源域 四国沖、東海沖で「ひずみ」たまる(TBS系(JNN) 5月24日(火)14時11分配信)を読みました。
南海トラフ、「ひずみ」峡南地域にも(UTY山梨県内ニュース 2016.05.24 18:55)も読みました。

Nature誌サイトで Seafloor geodetic constraints on interplate coupling of the Nankai Trough megathrust zone(Published online 23 May 2016 )がソースだろうと思います。
Nature Japan 日本語版では Natureバックナンバー から近日中に読めると思います。
日本学術振興会のサイトに、【ニュース・イギリス】「ネイチャー」誌、全掲載論文の閲覧を無料(公開日:2015年01月20日)記事があります。『但し、論文のコピー、印刷、ダウンロードなどはできない。』とのことです、念の為。

私はこの分野も全くシロウトですので、UTYニュースだけ後日のために引用しておきます。

巨大地震が想定されている南海トラフの震源域で、地震を引き起こす「ひずみ」の分布が明らかになり、県内の峡南地域周辺にも、この「ひずみ」が多くたまっていることが改めて示されました。 これは海上保安庁などの研究チームが、イギリスの科学誌「nature」の電子版で発表したものです。 海上保安庁が測量船を使って、静岡県沖から宮崎県沖にかけて15か所の海底の動きを観測したところ、1年間で高知県沖では5.5センチなど、海底が動いていることがわかりました。 これらの海底の数値や内陸のデータとなる国土地理院の電子基準点の数値を基に、地震を引き起こすひずみの蓄積度合いを解析したところ、高知や愛知県沖などに加え、山梨の峡南地域周辺にもひずみが多くたまっていることが改めて示されました。 海上保安庁では「大地震が起きるおそれのある領域を推定できるため、防災対策に役立てていきたい」としています。

前記事、中部横断自動車道はこの山梨県峡南地域を経由して静岡県と結びます、現在工事中。大災害でもこの道があれば避難・救援可能という事業計画コンセプトが有効であることを祈っています。


中部横断道も論じたらどうかと、朝日新聞社説から思う

2016-05-24 18:15:09 | 中部横断道

ネット巡回していたら2016年5月23日の朝日新聞が出した社説を知ったので、紙面の引用画像を転載しておきます。
「リニア提訴 納得えるまで対話を」(残り:854文字/全文:1004文字)、近年は各紙の社説を巡回することも無くなったので久しぶりです。

朝日新聞社説5月23日

リニア新幹線に関する最近のマスメディア記事は「後出し批判」「言いましたアリバイ」記事のようだと思っていますので、「社説も書きました」だけだと私が理解した記録です。
書かれている具体的事例は既によく知られていることです。紙面かネット記事で報じてきたでしょう。 「型通りの手続きを踏んできたのに、懸念の声があがるのはなぜか。」 ここで終ってJR東海や国に投げかけただけで終るから駄目なのです。朝日新聞論説委員が理解していることを分かり易く説き、その「型」の決定過程や「型通りに進めた」「プロセス」の根底に存在する問題点を指摘して、国民はどうすべきかまで説くことが社説の意義です。
私はその「型」と「プロセス」を追いかけ問題点を探りながらWeb記録を続けています。

私は 「中部横断自動車道」 というページを設定して、ネット情報から分かる範囲で記録していますが、最近はリニア新幹線に時間をとられて更新は進んでいません。このブログでは、中部横断道山梨環状道路のカテゴリーで関連記事を時々書いています。
中部横断自動車道 八ヶ岳南麓新ルート沿線住民の会 はこのブログのリンク集に入れて確認はしています。2016年5月21日に 「計画段階評価の再審議を求める要請書を提出」の記事が出て、「関東地方小委員会への再審議要請書」(2016年4月25日提出)のソースも読めましたので、以下に転載しておきます。
(段落、改行の編集はしましたがテキストは原文のままです)

2016年4月25日
国交省社会資本整備審議会道路分科会関東地方小委員会
石田東生委員長及び委員各位
中部横断自動車道八ヶ岳南麓新ルート沿線住民の会
大泉町下井出地区東組高速道路反対対策委員会

中部横断自動車道(長坂~八千穂)の計画段階評価の再審議を求める要請書

 中部横断自動車道(長坂~八千穂)の建設計画に関し、関東地方小委員会は2014年7月23日に開催した会議でワーキンググループの「B案が適当」との取りまとめを了承しました。
それを受け国交省は、計画段階評価は終了したとして2014年12月に環境省に環境影響評価法の「配慮書」に該当する「検討書」を提出し、2015年3月には対応方針を決定して現在に至っています。

 私たちはこの計画段階評価の過程で、アンケートの問題、新ルートが決定される経過、地元説明会での意見集約の結果が反対になっていること、ルート帯案図が改ざんされていることなどその問題点を具体的な資料を提示して明らかにしてきました。
2014年1月14日には石田委員長と直接面談をし、資料を示し指摘しています。
しかしながら私たちの具体的な指摘を考慮することなく、関東地方小委員会が「Bルート案が適当」との取りまとめを了承したことは誠に遺憾で、その第三者機関としての責務を放棄したことに他ならないと言えます。これではまさに国交省の追認機関になっていると指摘されても反論できないことでしょう。

 そのため私たちは、中部横断自動車道(長坂~八千穂)の計画段階評価に重大な瑕疵があり、再度やり直す必要があるとの見解から、2014年11月26日国交省に対し計画段階評価のやり直しを求める要請書を提出しました。

また2015年3月には中部横断自動車道(長坂~八千穂)の計画段階評価の問題点を指摘する関係資料を添え、国交省に対し意見書「計画段階評価の問題点」を提出しています。

 この件に関し国交省は2015年11月、国交省道路局企画課の課長補佐は「計画段階評価のプロセス、複数案の評価に問題はない」と表明しつつも「地域住民の方々と合意形成を図っていくのが本来の形だが、十分にやりきれていないのが実態」「地域住民との合意形成が出来ていない」「地域の合意形成がどういうふうにしたら円滑に進めていけるのか、もう1回考え直せと(関東地方整備局、甲府河川国道事務所に)指導している。」
更に「山梨県が国交省と住民の間に入って十分に調整してくれていたのかというと、あまりそういうことはなかった。」今後は「山梨県や北杜市にも働きかけていく」と述べ、「ボタンの掛け違いがあった」ことを認める発言をしました。

さらに2016年3月には国交省関東地方整備局の課長補佐もボタンの掛け違いがあったことを認める発言を行っています。

このように中部横断自動車道(長坂~八千穂)の計画段階評価のプロセスの中で住民との合意が形成されず、いずれかの時点でボタンを掛け違ったことは国交省も認めていることです。

 このことは構想段階における計画策定プロセスに関わる事業主体である「国交省」「山梨県」「北杜市」、第三者機関である「関東地方小委員会」が計画段階評価の計画策定のプロセスに求められる「透明性、客観性、合理性、公正性」の要件に反することが明らかで、そのプロセスに重大な瑕疵があったことの証左に他なりません。従って、中部横断自動車道(長坂~八千穂)の計画段階評価は適切に行われたとは決して言えず、審議も不十分であったため、やり直しが必要なことは明らかです。

 そのため、私たちは関東地方小委員会においてもこれまでの審議内容の精査と検討が必須であると考え、ここに中部横断自動車道(長坂~八千穂)の計画段階評価の再審議を要請致します。

■添付資料(掲載省略します)

ボタンの掛け違いが認識できるのはボタンの掛け方の「道理」が共有されていることを示しています。それは「救い」だと言えます。道理が共有できない相手とは血を流す戦いに進むことになりかねないのですが、それはまた別な話。
私は中部横断自動車道の北部区間(長坂~八千穂)事業について、東京のメディアがどのように報じてきたかは未確認です。
これは全国高速道路整備事業の一環であり、全幹法での新幹線事業と同じ位置にある全国テーマでしょう。
「後出し」にならないように東京のマスメディアが中部横断自動車道事業の全容を取り上げることは全国民の為にも必要なことです。

【追記 2016.05.25】ニュース記事に気付いたので引用・記録しておきます、中部横断自動車道“早期事業化”要望(山梨県)([ 5/23 19:19 山梨放送)
 山梨、長野両県知事が23日、石井啓一国土交通相に中部横断自動車道の長坂~八千穂間の“早期事業化”を要望した。  要望書では中部横断道で唯一、事業化されていない、北杜市・長坂から長野県・佐久穂町の八千穂までの区間を、着工が可能となる「整備計画区間」に早期に格上げすることを求めた。  石井国土交通相は前向きな考えを示したうえで「住民の理解が得られるかが課題」と述べた。
山梨県知事後藤斎さんには中部横断道の問題について正確な情報が届いていないと思えます。毎度のことですが県庁さん達に都合悪い情報は知事には届いていない、議会議員達は知っていても自分の利権に関わるから質問もしない、山梨県衰亡原因の一つでしょう。

リニア中央新幹線事業関連で膨大な資料の整理が滞っているので中部横断道に関するページの更新は遅れます。ブログやFacebookだけで問題を整理し理解することは難しく、私はWebページにこだわっています。


中部横断道、長野県からの情報(更新)

2014-07-30 00:30:00 | 中部横断道

関東地方小委員会の審議結果を受け (平成26年7月24日 長野県知事 阿部守一) が出ていましたので引用しておきます。 国土交通省小委員会でBルート決定されたことから長野県ホームページを開いても、私はこのページにたどり着くことはできませんでした。パンクズナビでサイト構成のスタイルが判りましたので今後の閲覧に役立てます。
たまたま Yahoo! 中部横断自動車道関東地方小委員会 の検索で、私の記事と並んでヒットしたので気付きました。

7月23日開催の「社会資本整備審議会 道路分科会 関東地方小委員会」において、中部横断自動車道の長坂~八千穂間について、ルート案が示され、整備方針が了承されました。 
 平成22年に計画段階評価に着手されて以降、丁寧な議論を進めていただき、この度、結論が出されたことは、大きな一歩と認識しています。
 ここに至るまでの、国及び関東地方小委員会の委員の皆様のご尽力に対し、心より感謝の意を表します。
 県としましては、八千穂~佐久南間が平成29年度の開通予定に向け整備が促進され、あわせて、長坂~八千穂間が早期に事業化されるよう、関係市町村と連携し、国に要望するとともに、協力をしてまいります。
平成26年7月24日 長野県知事 阿部守一

八ケ岳横断案を了承 中部横断道で国交省小委(2014年7月25日 しんぶん赤旗)もヒットしたのでリンクしておきます。
同じ検索結果からは山梨県知事の意見はヒットしませんでした。(7月23日記者会見で予告コメントはあります。中部横断道は大災害時の緊急避難路として大切だという認識に驚きます。)
ちなみに、長野県サイトで、「長野県・山梨県中部横断自動車道建設促進連合会」が提言活動を行います(長野県(建設部)プレスリリース平成26年(2014年)7月4日) に気付きました。これが7月20日記事に書いた7月7日の 「中原八一 国土交通大臣政務官 発言問題」 に至った公式記事だと理解しておきます。
山梨県の場合もホームページから新着情報を探すよりも、県土整備部 から道路関係を丹念に見ていくのが情報に至る手法の一つです。

リニア中央新幹線で直線ルートが決定した時と同じ状況になったわけです。この後に続く環境影響評価は国土交通省の仕事ということで、成行きに注目したいと思います。【以上 2014年8月5日 追記】


2014年7月23日に開催された国土交通省 関東地方小委員会の審議結果を報じた信濃毎日新聞 7月24日の記事-中部横断道八千穂―長坂 国道接続案を関東地方小委が了承

◇ 県境付近から北杜市にかけて一部を西側に湾曲させて国道141号に接続するルート(B案)を了承した。
◇ 同省によると、B案と湾曲させないA案で区間の所要時間は変わらない。B案は、観光地の清里高原に向けて国道を使えるためアクセスがよく、整備費用も約1600億~1800億円で、A案より約100億円安いとした。IC2カ所の概略位置も示した。
◇ 国は地域の意見を聞きながら複数案を検討する「計画段階評価」を実施。小委内の作業部会がA案と比較し、昨年6月にB案を妥当としていた。今後、同省が正式にB案を決定し、計画段階評価は終了する。

長野県では7月24日告示で知事選が始まりましたので、この件についての現職知事のコメントは出ていないように思えます。
県知事選スタート 現新対決、県政変動期に問う

(現職) 阿部氏は長野市内で第一声を上げた後、上田市、松本市、諏訪郡下諏訪町、飯田市で出陣式を開いた。30人規模学級の中学校への拡大や中小企業振興条例などを実績とし、繰り返し訴えた。夜の飯田市での演説では、リニア中央新幹線計画について、JR東海に環境への配慮を求める姿勢を示しつつ「地域振興の起爆剤になる」と述べた。
(対抗) 野口氏は長野市内での第一声後、午後は松本、岡谷、伊那市などを遊説した。阿部氏との違いとして、リニア中央新幹線計画の中止や県営浅川ダム(長野市)建設の一時凍結などを主張。松本市での街頭演説では、集団的自衛権行使を容認した安倍政権に触れ、「県民の命と暮らしを守る知事として、ノーを言わなくてはならない」と述べた。

リニアについて長野県の情勢を調べている時に、この信濃毎日新聞の記事に気付きました。中部横断道についてこのブログでカテゴリーを設定しました。過去記事も時間がある時に切り替えていきます。


中部横断自動車道 関東地方小委員会 7月23日 Bルート決定した

2014-07-20 05:20:41 | 中部横断道

<速報> 7/23関東地方小委員会でBルートを了承(2014.07.24 中部横断道 八ヶ岳南麓 新ルート沿線住民の会) として委員会傍聴報告があります。委員としての資質が問われるような審議の中味だったらしい。
7月24日には 『審議は北杜市にインターネット中継された』という報道記事がでていました。
ネット中継と言っても議会中継などとは異なり、北杜市施設に固定されたIPアドレスからだけアクセスできる方法が使われたのでしょう。だから国土交通省の広報ページにも中継ページのアドレスは記載できなかったのだと分かりました。これがユビキタス・ジャパンを標榜する日本国行政の本性でしょう。秘密保護法を欲しがるわけだ。【2014.07.25 追記】

◇ 国土交通省関東地方整備局-社会資本整備審議会-道路分科会-関東地方小委員会 2014年7月23日の議事録は後日このページで掲載されるでしょう
社会資本整備審議会 道路分科会 関東地方小委員会開催結果(平成26年度) -- 平成26年度第2回議事概要(PDFファイル 127 KB)(このPDFファイル作成日は 2014.10.06、議事録ファイル 256 KB 作成日は 2015.11.30 でダウンロードしました)


社会資本整備審議会 道路分科会 関東地方小委員会(平成26年度第2回)の開催について
 議事(予定):計画段階評価について 中部横断自動車道(長坂~八千穂)
 開催日時:平成26年7月23日(水) 19時30分~21時00分(予定)
 ※一般の方で傍聴を希望される方は、九段第3合同庁舎及び、北杜市須玉ふれあい館ホールで傍聴が可能です。

この事案の経緯については、国土交通大臣中原政務官へ抗議文を提出しました。(2014年7月14日) に詳しいです、私もこの問題はどこかで読みました・・・官僚がおいしいことを言ったらそれに乗ってしまう地域行政というのも奇妙なものです。中心市街地活性化事業やリニアも、その繰り返しで進んできたのだろうと思います。

『もしこの報道が事実であるならば、大変なことです。中部横断自動車道のルートは社会資本整備審議会道路分科会関東地方小委員会の審議を受けて決定する仕組みになっており、国交省もそのように明言しています。その審議がいまだなされないうちに、国交省の政務官という重責にある人が上記の発言をしたとすれば、・・・・』(以下、記事を参照してください)

東京九段での会議中継を北杜市の此処だけで視聴できるというのは、どういうシステムを使うのか、それにも興味津々ですが。
そういう公開が可能ならネットで全国発信すれば良い。八ッ場ダム関連とか、福一関連とか、応用できる会議は各省庁に多数あるだろう。
手元を探してみたらNHK山梨のニュース記事をメモしていたので下に記録しておきます。7月7日の報道で事実を伝えているだけの記事。リンクは切れている。

山梨県の横内知事は、長野県の阿部知事や関係する市町村長などおよそ10人で、国土交通省の中原八一政務官を訪ねました。
中部横断自動車道は静岡、山梨、長野を結ぶ全長132キロの高速道路で、このうち北杜市と長野県佐久穂町を結ぶ34キロの区間の建設が計画されています。
この区間を巡っては、国のワーキンググループが去年6月、八ヶ岳南麓を通るルート案を示しましたが、一部の住民から景観や自然環境に悪影響が出るおそれがあるなどと反対意見が出されています。
横内知事らは、▽ワーキンググループが示したルート案に決定することや、▽決定後は、環境影響評価を行い速やかに整備計画区間に格上げすることなどを要望しました。
これに対し、中原政務官は、「ワーキンググループが示したルート案でまとめる環境が整ってきている」として今月中に、国土交通省の地方小委員会を開いて八ヶ岳南麓を通るルート案でとりまとめる考えを示しました。
横内知事は、「ルート決定が大きく前進したと受け止めている。反対する住民にもていねいに説明したい」と話していました。

2014.07.10 山梨中部横断道、Bルートの決定、北杜市のリスク大きい は関連記事です。この時に知事たちと国土交通省官僚との話についても知ったのでした。それでこういう議論・議事録しか残せない人々が進める事業の実相をしっかり見ておく意味で記録に残したのです。歴史を刻んでいる自覚、無自覚。


山梨中部横断道、Bルートの決定、北杜市のリスク大きい

2014-07-10 22:04:58 | 中部横断道

国土交通省関東地方整備局、計画段階の試行-中部横断自動車道(長坂~八千穂) にアップロードされたのは、「中部横断自動車道八ヶ岳南麓新ルート沿線住民の会と北杜市議会議員中部横断自動車道推進の会との意見交換会の議事録」です。
『中部横断自動車道(長坂~八千穂)に関連し、北杜市域で地域団体による意見交換会を開催しました。この意見交換会の議事録を掲載しましたのでお知らせします。』 とページには記載されていますが、2014年6月16日に作成された 344 KB 64ページのPDFファイル、その日にページが公開されたようです。

6月16日から1か月弱経過して、公開ページもPDFファイルもこの状態ということには驚き、というより呆れてしまったので記事に残します。
何の為に、何処で、何時、誰々により、どのような方法で行なわれた意見交換会なのかは、本文を熟読すれば分かりますが、PDFファイルの15ページ~16ページを確認すればよいでしょう。

この議事録によれば、議事録公開を北杜市ホームページでも行なうという点で議論がされていますのでサイトの確認のみしておきます。
◇ 北杜市トップ > 項目から探す > くらし > 道路・河川 > 中部横断自動車道について
北杜市議会ホームページ
二元代表制の下で、「北杜市ホームページ」の意味を市長と行政事務事項のみだと考えれば、議会議員の活動については「北杜市議会ホームページ」が扱うのが当然だろうと思います。
 この意見交換会に出席した議員さんもこの点を理解していない方がおられるようで、『我々は住民から選ばれた、負託された市会議員であります。ですから、基本的には、やはり全て住民に我々の行動は公開してきました。また、これからもしていきます。そういう認識の中で前回の会議に出て、私も当然市としても公開するのは当たり前という感覚でいました。』 との発言が記録されています。「市」としての公開ではなく「議会・議員」としての公開のはずですから、言葉を丁寧に使うべきでしょう。
北杜市議会議員中部横断自動車道推進の会

中部横断自動車道 八ヶ岳南麓新ルート沿線住民の会ホームページ 2014/06/12 記事で、北杜市議と意見交換会 に書かれている事が該当すると思いますので引用しておきます。2014年6月8日(日) 18時30分開会、議事録から読み取ると予定時間は2時間だったようです。冒頭のやり取りの後で北杜市は退席しています。

6月8日には国交省甲府河川国道事務所の司会のもとで「推進の会」の議員と意見交換を行いました。「推進の会」は今年の2月28日に設立されたばかりの会で、沿線住民の会とは初めての意見交換会となりました。
 始めに沿線住民の会から、八ヶ岳南麓を通る中部横断道の新ルートに反対していること、国交省に対してBルート案以外のルート案の提示とB案との比較検討をする住民協議の場を設けるようよう要求していることを説明しました。推進の会からは設立趣意書が読み上げられ、北杜市の今後のまちづくりのため早期着手の促進をはかっていきたいとの意見表明がありました。その後、質疑応答を通じた論議が行われましたが、初めての意見交換ということもあって残念ながらお互いの主張を述べること以上の議論には進展しませんでした。

この沿線住民の会ページで、“7.5集会 「Bルートの決定」に大きな反対の声!” を記録した記事では 『中部横断道の双葉以南の工事現場のスライドが上映されました。スライドでは民家に近接する大規模な橋梁や土盛り現場、大型工事車両が行き交う工事現場・・・・』
これはリニア中央新幹線工事に直面する都県各地の方々に参考になるでしょう。その為にインターネットがある、それを私はいつも思っています。
まあとにかく、この議事録が歴史に残る。山梨県北杜市が関与した国土交通省のお仕事として。
中部横断道 清里駅寄りルート決定へ(2014年07月08日 読売新聞山梨版)


中部横断道北杜市区間に関する八ヶ岳南麓の会のチラシ

2013-06-04 23:00:10 | 中部横断道

巡回先に入れているブログで、「2013.06.04 新聞折り込み拒否される 反対のちらし」 を知りました。下に掲載した画像はチラシから切り出して使わせていただいたものです。
追記-チラシを作成した「中部横断自動車道 八ヶ岳南麓新ルート沿線住民の会」のページで、「5月1日付け北杜市市長からの提言」原本のコピーが掲載されています。ここに至る経過も書かれていました。2013-06-05

◇ 毎日新聞山梨版 2013年05月27日の記事、中部横断道:迂回ルート「B案」決議 県など、早期建設へ決起大会 を私は読みました。その時に、またしても初見の単語が出てきたのです 「山梨県高速道路整備促進期成同盟会」 何これ? どこかにホームページがあったかな?

検索しても公式ホームページは見つかりませんでしたが、2点の記事はありました。
平成23年7月15日 山梨県高速道路整備促進期成同盟会総会(アピオ甲府)
平成19年6月7日 山梨県高速道路整備促進期成同盟会通常総会(アピオ甲府)
納得しました。リニア建設促進期成同盟と同様に、大政翼賛会の伝統だけが生き続けている今の日本国です。翼賛会をつくり出して動かせる人々が一番恵まれている、我がニッポンの誇りです。

東日本大震災によって高速道路が『命の道』との認識が高まったのかどうかは、私は知りません。支援ボランティアや物資の輸送に有効だった事は理解しています。
だが東北被災地の人々の命を守ったのは、その時、一瞬の決断が出来た日頃の訓練や教育だったことも知っています。イメージトレーニングがしっかり出来ていて想定内の引き出しが豊かだった人々だからこそ生き延びることができたのだと考えています。

活火山富士の国やまなしの地域でイメージトレーニングが必要なのは翼賛会に関わる人々です。
市街地、住宅密集地から高速道路にアクセスして逃げ延びられるかどうか、それ以外に「命を守る道」は無いのかどうか、思考力を鍛えることだろうと思います。
高速道路による支援物資が届くまで生き延びられる施策は既に採られているからこそ、高速道路は『命をつなぐ道』になるのだと私は思います。本末転倒していると地域は滅びるでしょう。
道路インフラが先行するとストロー効果で地域は寂れませんか。安全・安定・安心なこの地域に暮し続けたいという状況が既に生れていて、こんな道路があればもっと便利だねというなら地域は豊かになる。

八ヶ岳南麓の会チラシ


私はこのようにチラシ広報活動を続けても、行政の進路を変えさせることはできないと思っています。無駄な努力とまでは言いませんが、虚しいだけです。大政翼賛会が編成される前に県民の意見が届くなら別ですが、そういう状況は避けるのが行政手腕が優れていると評価されるはずです。

今日2013年6月4日にウェブページ 山梨県の参院選 2013 を更新しました。「ネットで主張 2013参院選やまなし 来山会」で参院選立候補予定者さん達の動画が公開されたからです。その中で中部横断道計画に批判的な意見が述べられるとすれば 遠藤昭子さんだけだろうと思います。その他はイケイケドンドンでしょう。それを良しとするのが山梨選挙区の有権者だからです。
その状況の中でチラシは捨てられゴミと化すでしょう。ネットに残しておくのが良いのです、30年後の有権者は山梨の過去と現在から、自分たちが見るべき未来を観ることができるでしょう。
山梨県北杜市に関係している事では明野処分場問題があります。その計画段階からの長年の経過を確認できる資料ページがあれば、過去と現在をきちんと理解しこれからを観ることも可能です。私は原発震災で続々と見えてきた過去の経緯に驚愕した一人です。

既に活用されている中部横断道双葉JCT~増穂区間の利用状況データを確認したいと思っています。知りたいのはその産業経済効果とか地域活性化効果などです。
これは中日本高速道路の仕事では無い、山梨県庁のオシゴトのはずなので、時間が出来たらサイトを精査してみたいと思っています。
北杜市区間建設を推進する有力な材料になっているはずなので、データが無いはずがない。情報源をご存じの方がおられましたら、コメント欄でご教示いただければ幸いです。

 

ウェブページの更新案内
6月7日(金)は 『NO ! リニアデー』
日本の進路と日本国憲法、6月16日講演会
山梨県の参院選 2013
平成25年度情報通信月間記念講演会 2013年6月25日(火)

一般記事
参院選に異変 ついに勃発した「山形の乱」(日刊ゲンダイ2013/6/3) 山形県農協政治連盟が非自民候補を推薦
TPP:議論白熱 自民・西川対策委員長、県農政連に怒り(毎日新聞山形版 2013年06月02日) 『自民党TPP対策委員長の西川公也衆院議員が31日に来県。米沢市内で農業関係者や地元議員ら約50人を前に「いま自民党を敵にして農業が大丈夫だと思っているのか」と、県農政連の対応に怒りをあらわにした。』


韮崎IC-増穂ICの料金判明

2010-06-27 16:18:31 | 中部横断道

中部横断道の無料区間で中央道との接続区間の料金について不明だったので、サイトの更新を調べていて、平成22年6月25日の国土交通省報道資料から国土交通省ホーム >> 政策・仕事  >> 道路  >> 高速道路の無料化社会実験ホームページ を確認しましたので、前の記事にも追加記載しておきました。

6月27日の山梨日日新聞サイトで「高速道路無料化実験あすスタート」の見出しに気付いてページを開いたら、『中部横断道の双葉JCTはIC機能がないため、双葉JCT-白根IC間を走行する場合、中央道のICを利用するしかなく料金が発生する。双葉サービスエリア(SA)ETC車限定のスマートIC利用は200円、韮崎ICは250円、甲府昭和ICは350円などとなる。』とのことでした。さすが地元の山梨日日新聞記者さんはポイントを押えてくださいました。

ということで、一件落着です。
偽装メールで潰された前原さんは相変わらずインターネットの活用には弱そうですね。というか、ご本人がどうとかではなく、政策秘書とか私設秘書とか彼をサポートできる人々の仕事かも知れない、大臣として担当している仕事について分かりやすい情報がネットでも出ているか確認することが必要なんじゃないかな。

民主党の唱えた政治主導もたかが知れていることも分かりました。高速道路「無料化の社会実験」だと言うなら韮崎/双葉-増穂を無料にしなくちゃ意味が無い。官僚がどう理屈を付けようが「実験」とはそういうものですよ。

ネットの活用の点で同じことですが、前の記事にしておいた『民主党と日教組』については、サーフィンを続けたらインターネット上では日教組・輿石議員への批判記事が多く出てきました。山梨県連も含めて民主党はこれに対してネットでも対応、反論しているか、もう少しサーフィンを続けてみます、こんなゴミ拾いみたいな作業の時間があればだけど・・・選挙期間中はWeb更新できないなら、それなりに探しやすいとも言える・・・


高速道路無料化社会実験の方法

2010-06-21 23:43:26 | 中部横断道

平成22年6月25日の国土交通省報道資料から国土交通省ホーム >> 政策・仕事  >> 道路  >> 高速道路の無料化社会実験ホームページ を確認しました。


2010.06.19 高速道路無料化社会実験、6月28日からを書きました。この記事に書いた疑問点は未解決ですが、「社会実験」という意味は何かを調べておきたいと思います。

国土交通省の発表では平成22(2010)年2月2日、報道発表資料 >> 平成22年度 高速道路無料化社会実験計画(案)についてがありました。
そして平成22年6月15日 報道発表資料 >> 平成22年度 高速道路無料化社会実験についてが今回のソースです。

2月2日の本文に書かれている社会実験の方法は、以下の数行だけです---
(2) 対象車両 全車種(現金利用者を含む)
(3) 実験期間 実験開始日※~平成23年3月末日 ※実験開始日は、料金システム改良など準備状況を勘案して設定。
(4) 効果計測について 
・高速道路や一般道路の交通量、渋滞等の変化を計測するため、実験開始の前後で全国調査を実施。
・また、地域経済への効果、他の交通機関への影響等について、調査・分析を実施。

Kankou_20100615 6月15日の発表に付属しているPDFファイルから取り出した画像です。
これについては、実験区間周辺の観光圏 (平成22年4月28日現在)、※観光圏:自然、歴史、文化等において密接な関係のある 観光地同士が連携し、2泊3日以上の滞在型 観光を目指す区域、「観光圏整備法に基づく、観光圏整備実施計画認定地域」との記載があります。

6月15日の本文に書かれている社会実験の方法は、以下のようになっています---

実験の趣旨
 ○ 高速道路を徹底的に活用し、物流コスト・物価を引下げ、地域経済を活性化するため、高速道路を原則無料化する
 ○ 今年度は全国の高速道路の約2割の区間で無料化社会実験を行い、地域への経済効果、渋滞や環境への影響について把握する
(4)効果検証
 ・高速道路や一般道路の交通量、渋滞等の変化を計測するため、実験開始の前後で全国調査を実施。また、地域経済への効果、他の交通機関への影響等について、調査・分析を実施
 ・ITS技術を活用して、リアルタイムでデータを収集し、わかりやすく検証結果を公表

私が想像するに、2月2日の発表と前後して国土交通省は、該当する地域の都道府県と「無料化社会実験で期待される効果:観光の振興」などについて打合せを開始し、その結果として「:新東九州観光圏の例」、「山陰文化観光圏の例」、「山形県庄内地域の例」などが掲載されたものと思います。 Kankou_20100615b
庄内観光コンベンション協会作成」 との記載は同様なプロジェクトが山梨県内でも進んでいるだろうし、社会実験の具体的な方法(計測地点や施設、集めるデータの内容、その他色々な実施上の具体計画)を詰めていったものでしょう。

山梨県で社会実験の司令塔が知事室県土整備部観光部かあるいは社団法人やまなし観光推進機構なのかは私にはわかりませんが、長丁場の社会実験を山梨県活性化のために活用し、中部横断道完成のあかつきに備える全県、全地域のご活躍を期待したいと思います。山梨県環状道路北部区間の事業計画をさまざまな調査から綿密に組み立てた能力がある県庁さんに期待しています。
私テキには雁坂トンネル無料化の社会実験もやって欲しいな(^o^)

ETCユーザーの方々におかれましては、ご家族旅行の途中でETCカードを差替えたりしないで、出発地から到着地、ご帰宅まで、保有者が同じカードをお使いください。高速に乗って降りる、その繰り返しで集めたデータに連続性が無くなると高速道路利用形態の分析は正確でなくなる可能性があると思います。Aさんは東京発で山中湖に来た、Bさんは増穂で乗って小淵沢で降りた、でもAさんとBさんはお子さんと共に同じ車で旅をしていた・・・ETCは使わない私には謎ですが、ETCで車も特定できる(ETC機器にもMACアドレスのようなものがある)なら問題無いです。 

またまたアップロードしてから気が付きました。2月の計画案発表で6月に実行計画が発表され、その間に私か想像したように該当都道府県との詰めが行なわれたなら、そしてこの社会実験プロジェクトに山梨県としても関与するなら、6月県議会でその為の補正予算?が出されたはずですね。逆に言えば補正予算が無かったなら、山梨県の関連プログラムは無いことになるでしょう。
山梨県議会の議員のみなさんは、2月の国土交通省発表は当然知っているわけで、山梨県に影響することを考えながら情報収集をなさったでしょう。その結果が6月県議会の質疑応答に入った可能性もあります。私はこれまで県議会に無関心だったのですが、甲府市を生かすも殺すも議会次第でもあると勉強させていただきつつあり、いつか時間がある時(無いけど)少し調べてみたいと思います。県議さん達のホームページやブログにあるかも知れません。

甲府市議会でTMOや中心市街地活性化について勉強させていただいた時に試みた方法で、山梨県議会議事録検索からちょっと調べてみました。
◇2010.02.26 : 平成22年2月定例会(第4号) 本文 1 : ◯議長(森屋 宏君)のページに◯深沢登志夫君の発言
 『中部横断自動車道は、現在、平成二十九年度の全線開通を目指していると聞いておりますが、新年度の国の道路関係予算の大幅削減や、高速道路無料化の社会実験の実施、料金割引制度の見直しなど、高速道路を取り巻く環境は大きく変化しております。 そこで、中部横断自動車道の整備について、今後も予定どおり順調に進んでいくのか、その現状と県の取り組み状況についてお伺いします。』
◇同日、20 : ◯知事(横内正明君)の発言に
 なお、過日決定された高速道路無料化のための社会実験区間として、中央自動車道富士吉田線及び東富士五湖道路並びに中部横断自動車道が選定されたことは、朝夕の通勤時間帯や観光シーズン等における一般道路の渋滞緩和に大きな効果を発揮すると期待されるため、県としても積極的に協力してまいります。』
◇同日、47 : ◯副議長(浅川力三君)のページに◯堀内富久君の発言
 『次に、過日、国土交通大臣から、高速道路の無料化区間について発表がありました。  来年三月まで実験的に無料化するとのことですが、幸いなことに、中央自動車道の大月から東富士五湖道路までが対象となっており、幹線道路である国道百三十九号の渋滞緩和に大いに寄与するものではないかと期待されるところであります。』
◇同日、81 : ◯議長(森屋 宏君)のページに◯渡辺英機君の発言
 『本県の観光客は、昨年県が発表した観光客動態調査によりますと、約七五%と圧倒的にマイカー利用者が多く、JRとのキャンペーンとあわせ、高速道路を利用した誘客活動を積極的に行うことも重要であると考えます。  昨年七月から「休日は高速で山梨へ!ETC千円キャンペーン」を中日本高速道路株式会社と連携して実施していますが、高速道路料金の無料化に向けた社会実験や国の新たな取り組みが計画されている中、中日本高速道路株式会社との観光キャンペーンを今後どのように進めていくお考えかお伺いします。』
◇同日、83 : ◯観光部長(中楯幸雄君)のページで
 『高速道路を観光で利用する方々の動きは、利用料金や渋滞状況などによって大きく変わりますので、例えば六月から実施予定の大月―須走間、あるいは双葉―増穂間の無料化の社会実験を初め、今後の国の動向などを視野に入れた検討を進め、本県への誘客につながる、より効果的なキャンペーンを、適時適切に実施してまいります。』
やはり、県議の皆さんはよくお分かりになっています。観光部長の答弁から社会実験に関係する山梨県としての対応は観光部の所管だと分かりました。


山梨県議会のホームページから平成22年6月定例会(代表・一般質問項目一覧)を確認しました。
平成22年6月8日(火曜日) 一般質問 自民党政友会 山下政樹議員の質問項目に 「4.  高速無料化社会実験等に対応した観光振興について」 がありました。録画中継から質疑応答の内容を確認して 47.57分 の中で 33.04分から記録されていましたのでメモしておきます。答弁は観光部長 後藤雅夫氏。


高速道路無料化社会実験、6月28日から

2010-06-19 00:05:00 | 中部横断道

平成22年6月25日の国土交通省報道資料から国土交通省ホーム >> 政策・仕事  >> 道路  >> 高速道路の無料化社会実験ホームページ を確認しました。


国土交通省関東地方整備局 > 道路 >  社会資本整備 >  高速道路無料化社会実験 > 高速道路無料化社会実験
実験期間:平成22年6月28日(月)午前0時から平成23年3月末日 とのことです。

山梨県:中部横断自動車道・双葉ジャンクション 一般道に出入り出来ません。中央道と無料化社会実験区間を連続して走行した場合は有料となります。

山梨県:中央自動車道・大月インターチェンジ 一般道との出入りが可能です。

韮崎(あるいは甲府昭和)から乗って増穂で降りた時の料金計算はどうなるのだろうかと疑問を感じて、高速道路無料化社会実験のご案内 | NEXCO中日本を確認してみた。さらに詳細ページの無料化社会実験区間と通行方法の詳細(出口精算方式(対距離料金制)) からもよくわからない。インターチェンジの出入り方法は変わらず、無料化起点ジャンクションとの距離課金をするのだろうか。

答えは、無料化社会実験に関するQ&Aにあった。『大月~河口湖 開始前 : 750円、開始後 : 無料』 らしい。もしこの方式を双葉JCTにも適用するなら双葉SAと韮崎が直近ICということになるのだろうか。双葉SAを利用できる車種に制限があるようなので、その点はどう解決したのだろうか。ちなみに東富士五湖道路は別に詳しい説明があった。
最終的に確認するには高速日和 | 全国の高速道路料金・ルート検索の表示データが更新されるのを待つことになるだろう。

しかしねぇ、政治主導というなら民主党の政治家は官僚と業者が作成した公開前のWebページも確認しているのだろうが、詰めが甘いよなぁ。PDFファイルで料金表を載せるなら、道路地図帳によくあるような網羅的なしっかりしたテーブルを路線別、車種別など複数作成しておけばよいのに。

高速道路無料化への社会実験を控え、期待と懸念の声/神奈川県内(2010年6月13日 カナロコ 神奈川新聞)
地方中心に28日から高速無料化 来年3月まで社会実験(2010/06/15 12:53  共同通信)
『2010年度の無料化実験の事業費は1千億円。』 と書かれていますが、その積算明細も知らせることで「社会実験」の意味も深まると思えます。ETCプログラムの修正に**億円、Webページの更新に**億円とか・・・(^o^) と思ったら「無料化による収入の減少を補填する予算が1,000億円しか確保できなかった」のだそうです(有料道路研究センターの記事)
バカモン! 100円商店街をやる時に売上減は税金で補填してくれというのと同じじゃないか。プレミアム商品券に乗っけて税金をばら撒いたのと同じじゃないか。

ETCについても子供手当給付についても同じことで、それに該当する人々だけが所得にも関係なく一律にメリットを得て、それは税金が源資であり全国民が負担している構造です。子供手当給付が銀行振込なら公金振込の手数料収入が激増した金融機関はほくそ笑んでいるはず。ばら撒かれる紙吹雪はそれに踊る人々も気付かぬようなそよ風を使って一か所に集めることもできる・・・
万人の万人による万人のための最小不幸社会に向かうベクトルを、どういう具体的な力(政策)の合計で示せるか、それが政党・政治家を選択するひとつの要因です、いつかWebページに書きたいと思っています。インターネット、セキュリティを勉強しながら学んだことですが、隠された(画された)そよ風に注意したいと、私はいつも思っています。