富国有徳の理想郷 “ふじのくに” づくり
2022年11月30日 静岡県・リニア中央新幹線建設の環境影響に係る県とJR東海の対話の状況(概要版)
2022年11月30日 静岡県・リニア中央新幹線建設の環境影響に係る県とJR東海の対話の状況(概要版)
国土交通省・第21回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議(第8回環境保全有識者会議)の開催について
リニア中央新幹線静岡工区について、JR東海の環境保全に関する取組みに対して、科学的・客観的な観点から議論を行うことにより、JR東海に対して指導・助言等を行うため、以下のとおり、「第21回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議(第8回環境保全有識者会議)」を開催します。
第21回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議(第8回環境保全有識者会議)の開催について
リニア中央新幹線静岡工区について、JR東海の環境保全に関する取組みに対して、科学的・客観的な観点から議論を行うことにより、JR東海に対して指導・助言等を行うため、以下のとおり、「第21回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議(第8回環境保全有識者会議)」を開催します。
第21回リニア中央新幹線静岡工区有識者会議(第8回環境保全有識者会議)の開催について
1.日時 : 令和5年4月11日(火) 9:30~12:15 2.場所 : 経済産業省別館3階 312会議室(WEB併用開催) (住所:東京都千代田区霞が関1-3-1) 3.議事 : リニア中央新幹線静岡工区について
リニア中央新幹線静岡工区 有識者会議について
国土交通省鉄道局・リニア中央新幹線静岡工区 有識者会議について
国土交通省鉄道局・リニア中央新幹線静岡工区 有識者会議について
『富国有徳の理想郷 “ふじのくに” づくり』
リニア中央新幹線建設の環境影響に係る県とJR東海の対話の状況(概要版)
この記事(全48ページ)から目次をメモしておきます、
はじめに
静岡県は、中央新幹線整備事業の必要性については、賛同しています。
その上で、静岡県の願いは、「事業を行うにあたっては、事業計画地である南アルプスの特殊性及び大井川の水利用の特殊性を考慮して、事業の実施前に県民が安心できるレベルの環境影響評価を実施してほしい」と言うものです。
このため、静岡県は、静岡県環境影響評価条例の手続に基づき、JR東海と対話を進めています。
リニア中央新幹線の概要【P.1】
中央新幹線南アルプストンネル(静岡工区)の位置【P.2】
静岡県内工事の特殊性及び工事環境【P.3】
南アルプスの地質構造の特徴【P.4】
南アルプストンネル工事の難度【P.5】
山梨県境付近の断層構造図【P.6】
南アルプスで守るべき生物多様性【P.7】
「命の水」と言われる大井川の水の利用状況【P.8】
大井川水系の利水状況と人々の水への思い(命の水)【P.9】
トンネル工事の位置と大井川の関係【P.10】
トンネル工事の位置と大井川の関係(説明)【P.11】
トンネル掘削により発生する可能性のある現象(リスク)【P.12】
(参考) トンネル掘削中の湧水の流出によって河川流量はどう変化するのか【P.13】
環境影響評価手続に基づく対話の経緯【P.14】
環境影響評価(アセスメント)とは‥【P.15】
環境影響評価に対する環境大臣と国土交通大臣の主な意見【P.16】
工事実施計画の認可と環境影響評価の関係【P.17】
JR東海の環境影響評価書(2014年8月)が不十分であった例【P.18】
環境影響評価手続に基づく対話の経緯と現状【P.19】
なぜ議論・対話が進まないのか【P.20】
環境影響評価における主な課題【P.21】
課題① 中下流域の地下水への影響 1【P.22】
課題① 中下流域の地下水への影響 2【P.23】
(参考) 大井川流域の水循環の概念図(現状の水循環量)【P.24】
課題② 工事中の湧水の大井川水系外への流出 1【P.25】
課題② 工事中の湧水の大井川水系外への流出 2【P.26】
課題② 工事中の湧水の大井川水系外への流出 3【P.27】
(参考) 南アルプストンネル工事に係る協議について【P.28】
課題③ 地下水位の低下、沢枯れ、河川流量の減少による希少種を含む生態系への影響【P.29】
JR東海の「トンネル掘削による沢の流量変化と影響への対応について」【P.30】
- 影響を平均流量で評価することの問題点 -
トンネル掘削による沢の流量変化の実現象【P.31】
トンネル掘削による沢の流量変化(悪沢を事例として)【P.32】
課題④ 大量に発生するトンネル掘削土の処理に伴う土砂や濁水、重金属等の流出等による生態系や生活環境への影響【P.33】
(参考) 静岡県盛土等の規制に関する条例 ~令和4年7月1日施行~【P.34】
課題⑤ 地下水位の低下予測【P.35】
(参考)JR東海の地下水位の低下予測 (トンネル掘削完了後20年後)【P.36】
(参考)静岡市の地下水位の低下予測 (トンネル掘削完了後の定常状態)【P.37】
(参考)静岡県内の水枯れの事例【P.38】
(参考)山梨県笛吹市での水枯れの事例【P.38】
リニア中央新幹線静岡工区有識者会議の概要(2020年4月設置)【P.40】
国の有識者会議の動き 【2021年12月末現在】【P.41】
有識者会議 「大井川水資源問題に関する中間報告」【P.42】
有識者会議 中間報告の主な内容と県の見解①【P.43】
有識者会議 中間報告の主な内容と県の見解②【P.44】
今後の県とJR東海との対話【P.45】
地質構造・水資源専門部会の再開【P.46】
環境保全有識者会議【P.47】
おわりに(今後の進め方)【P.48】
静岡県は、地域の住民生活や経済活動に欠かせない“命の水”である大井川の水資源と、ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)に登録された南アルプスの自然環境を保全するため、環境影響評価法の手続において設置した静岡県中央新幹線環境保全連絡会議の専門部会で、JR東海と対話を重ねてきました。
国の有識者会議において、水への影響について検討が進み、中間報告が取りまとめられました。中間報告を受け、大井川水資源問題については、県地質構造・水資源専門部会を再開し、今後、さらに議論が必要な事項について、JR東海との対話を進めていきます。
一方、生態系への影響については、国土交通省が設置した環境保全有識者会議において、科学的・客観的議論が進展し、JR東海を指導することにより、適切な回避策等が示されることを期待します。
県民の不安が払拭されるよう、県の専門部会等の場を活用しながら、JR東海との対話を進めていきます。
(以上)
リニア中央新幹線建設の環境影響に係る県とJR東海の対話の状況(概要版)
この記事(全48ページ)から目次をメモしておきます、
はじめに
静岡県は、中央新幹線整備事業の必要性については、賛同しています。
その上で、静岡県の願いは、「事業を行うにあたっては、事業計画地である南アルプスの特殊性及び大井川の水利用の特殊性を考慮して、事業の実施前に県民が安心できるレベルの環境影響評価を実施してほしい」と言うものです。
このため、静岡県は、静岡県環境影響評価条例の手続に基づき、JR東海と対話を進めています。
リニア中央新幹線の概要【P.1】
中央新幹線南アルプストンネル(静岡工区)の位置【P.2】
静岡県内工事の特殊性及び工事環境【P.3】
南アルプスの地質構造の特徴【P.4】
南アルプストンネル工事の難度【P.5】
山梨県境付近の断層構造図【P.6】
南アルプスで守るべき生物多様性【P.7】
「命の水」と言われる大井川の水の利用状況【P.8】
大井川水系の利水状況と人々の水への思い(命の水)【P.9】
トンネル工事の位置と大井川の関係【P.10】
トンネル工事の位置と大井川の関係(説明)【P.11】
トンネル掘削により発生する可能性のある現象(リスク)【P.12】
(参考) トンネル掘削中の湧水の流出によって河川流量はどう変化するのか【P.13】
環境影響評価手続に基づく対話の経緯【P.14】
環境影響評価(アセスメント)とは‥【P.15】
環境影響評価に対する環境大臣と国土交通大臣の主な意見【P.16】
工事実施計画の認可と環境影響評価の関係【P.17】
JR東海の環境影響評価書(2014年8月)が不十分であった例【P.18】
環境影響評価手続に基づく対話の経緯と現状【P.19】
なぜ議論・対話が進まないのか【P.20】
環境影響評価における主な課題【P.21】
課題① 中下流域の地下水への影響 1【P.22】
課題① 中下流域の地下水への影響 2【P.23】
(参考) 大井川流域の水循環の概念図(現状の水循環量)【P.24】
課題② 工事中の湧水の大井川水系外への流出 1【P.25】
課題② 工事中の湧水の大井川水系外への流出 2【P.26】
課題② 工事中の湧水の大井川水系外への流出 3【P.27】
(参考) 南アルプストンネル工事に係る協議について【P.28】
課題③ 地下水位の低下、沢枯れ、河川流量の減少による希少種を含む生態系への影響【P.29】
JR東海の「トンネル掘削による沢の流量変化と影響への対応について」【P.30】
- 影響を平均流量で評価することの問題点 -
トンネル掘削による沢の流量変化の実現象【P.31】
トンネル掘削による沢の流量変化(悪沢を事例として)【P.32】
課題④ 大量に発生するトンネル掘削土の処理に伴う土砂や濁水、重金属等の流出等による生態系や生活環境への影響【P.33】
(参考) 静岡県盛土等の規制に関する条例 ~令和4年7月1日施行~【P.34】
課題⑤ 地下水位の低下予測【P.35】
(参考)JR東海の地下水位の低下予測 (トンネル掘削完了後20年後)【P.36】
(参考)静岡市の地下水位の低下予測 (トンネル掘削完了後の定常状態)【P.37】
(参考)静岡県内の水枯れの事例【P.38】
(参考)山梨県笛吹市での水枯れの事例【P.38】
リニア中央新幹線静岡工区有識者会議の概要(2020年4月設置)【P.40】
国の有識者会議の動き 【2021年12月末現在】【P.41】
有識者会議 「大井川水資源問題に関する中間報告」【P.42】
有識者会議 中間報告の主な内容と県の見解①【P.43】
有識者会議 中間報告の主な内容と県の見解②【P.44】
今後の県とJR東海との対話【P.45】
地質構造・水資源専門部会の再開【P.46】
環境保全有識者会議【P.47】
おわりに(今後の進め方)【P.48】
静岡県は、地域の住民生活や経済活動に欠かせない“命の水”である大井川の水資源と、ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)に登録された南アルプスの自然環境を保全するため、環境影響評価法の手続において設置した静岡県中央新幹線環境保全連絡会議の専門部会で、JR東海と対話を重ねてきました。
国の有識者会議において、水への影響について検討が進み、中間報告が取りまとめられました。中間報告を受け、大井川水資源問題については、県地質構造・水資源専門部会を再開し、今後、さらに議論が必要な事項について、JR東海との対話を進めていきます。
一方、生態系への影響については、国土交通省が設置した環境保全有識者会議において、科学的・客観的議論が進展し、JR東海を指導することにより、適切な回避策等が示されることを期待します。
県民の不安が払拭されるよう、県の専門部会等の場を活用しながら、JR東海との対話を進めていきます。
(以上)