今日は研究所主催のシンポジウムでした。すっかり忘れてて大遅刻!
ほとんどの演題が分野が遠くてさっぱり分かりませんでしたが、それはそれで楽しめました。その中でひとつだけ知ってる遺伝子が出てきました。それがWRN。ウェルナー症候群の原因遺伝子です。この遺伝病は金沢でけっこう多いそうです。知りませんでした。WRNの実体はRecQ型のヘリカーゼです。ヘリカーゼというのはDNAやRNAのらせん(へリックス)構造をほどく酵素です。へリックスをほどくからヘリカーゼ♪RecQ型は大腸菌から高等ほ乳動物まで普遍的に持っているので、地球上のDNAを遺伝担体とする生物にはこのヘリカーゼがもれなく必要ということなのでしょう。このヘリカーゼは組み換えの中間体や複製が途中で止まった時に出来ちゃう構造やテロメアのような異常な構造をほどく活性を持っています。これがなくても死にゃあしませんが、DNAの欠失を伴うような異常な組み換えが頻発して非常に速いスピードで細胞は老化し、癌のリスクが増大します。ヒトはWRNの他にも4つのRecQ型ヘリカーゼを持ってます。同じ活性を持っているはずですが、どれが欠けても遺伝病を発症しますからそれぞれに特有な機能があってそれぞれの役割を果たしているはずです。そこら辺がこの遺伝子の研究のポイントでしょうね。
ほとんどの演題が分野が遠くてさっぱり分かりませんでしたが、それはそれで楽しめました。その中でひとつだけ知ってる遺伝子が出てきました。それがWRN。ウェルナー症候群の原因遺伝子です。この遺伝病は金沢でけっこう多いそうです。知りませんでした。WRNの実体はRecQ型のヘリカーゼです。ヘリカーゼというのはDNAやRNAのらせん(へリックス)構造をほどく酵素です。へリックスをほどくからヘリカーゼ♪RecQ型は大腸菌から高等ほ乳動物まで普遍的に持っているので、地球上のDNAを遺伝担体とする生物にはこのヘリカーゼがもれなく必要ということなのでしょう。このヘリカーゼは組み換えの中間体や複製が途中で止まった時に出来ちゃう構造やテロメアのような異常な構造をほどく活性を持っています。これがなくても死にゃあしませんが、DNAの欠失を伴うような異常な組み換えが頻発して非常に速いスピードで細胞は老化し、癌のリスクが増大します。ヒトはWRNの他にも4つのRecQ型ヘリカーゼを持ってます。同じ活性を持っているはずですが、どれが欠けても遺伝病を発症しますからそれぞれに特有な機能があってそれぞれの役割を果たしているはずです。そこら辺がこの遺伝子の研究のポイントでしょうね。
日本では早老症を起こす遺伝病の研究が進んでいるので、
統計的に患者数が多いです。8割が日本人というのは、
それだけきちんと調べられて特定されてるということです。
>この写真どこかに行きたくなるような写真ですね。
そうですねー。どっか行きたいなぁ。パラグライダー
スクールは北海道ツアーに行っちゃいましたね・・・。
それって“早老症”と言うものでしょうか?以前特番で少女がその病で苦しんでいるというのを見ました。昨日も別の番組でしていました。この病で苦しんでいる人の8割は日本人とも言っていました。