齋藤信幸のロングステイ!米国・カナダ・中国・台湾・韓国・フィリピン・イタリアなどへの旅行体験やカミサンポをご紹介 

60歳を過ぎてそこそこのお金とほぼほぼ時間のある今、長期旅行に挑戦しましょう。そして大切な妻とカミサンポ。

やっちまった。「終わりよければすべてよし」(その3)

2016-06-23 23:14:50 | 旅の安全
「アメリカかぶれ」のノビ・サイトウです。

私の事業部に日本の半導体メーカーT社に強力なネットワークを持つ宮田さん(仮名)が来てくれたときの話です。

さっそく彼にコーディネートしてもらってT社の中国工場を訪問することに。

場所は、無錫(むしゃく)。上海に入り、そこからお迎えの車で移動の予定です。

航空会社は全日空。サービスもいいはずです。

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さて、当日、意気揚々と成田空港へ成田EXPRESSで移動。

二時間前にANAのカウンターに到着。

UAのマイレージのカード、パスポートとともにEチケットを提示。

が、

「お客様、これは羽田空港からです」

やっちまった・・・・・・・・・・

羽田までタクシー飛ばしてももう間に合わない。

ギブアップするか。

でも、T社の現地社長がまっている。

結局、泣く泣く正規料金でチケットを買うことに。

会社には請求できないだろうな。

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同行する宮田さんに連絡。

「では、上海の空港で待っています」とのこと。

しかし、成田から行く上海の空港と羽田から行く上海の空港は違うのでした!!!

ということで私は上海の空港から自力で無錫に行くことになりました。

なんとかなるさ。
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上海の空港に到着。

電車で行けるのは知っていたが、時間がない。相談するところもない。中国語はできない。

よし、ここまできたら金に糸目はつけない。タクシーで行こう。300キロ以上あるけど。

タクシー乗り場に行くも、話が通じない。

そこで、T社の中国人総務部長に私の携帯に電話をもらい、総務部長からタクシー・ドライバーに説明。

いざ行かん。
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とにかく明るいうちにT社に到着。タクシーに現金でいくら払ったかは覚えていません。

タクシーは営業区域が決まっているので、本当は無錫に営業ではいけないのだそうです。

とにかく、この事件のおかげでT社社長に妙に気に入っていただき、その後、南京への旅行、社長が帰国されたときに横浜で飲み会とたびたびお付き合いいただきました。

「終わりよければすべてよし」

「損して得取れ」の家訓が生きた「やっちまった」でした。

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やっちまった。「すべるなぁ」(その2)

2016-06-22 23:29:08 | 旅の安全
「アメリカかぶれ」のノビ・サイトウです。

入社一年目に車の免許を取りました。

IBMの米国出張の条件の一つが車を運転できることだったからです。

確かに、車社会の米国では、ごく一部の都市、ニューヨークやボストンなどを除くと、車なしで日常生活を送るのは大変です。

免許を取ったものの、国内では運転する機会がほとんどなく、最初の海外出張が初体験に近い状況になってしまいました。

サンフランシスコの空港でレンタカーを借りて、自力で約80キロ先のサンノゼのモーテルに到着する。

そして翌日、会社に自力で出社し、人事のオリエンテーションを受ける。

これが、IBMスタイル。

カーナビなどない時代、下調べを十分にして何とかモーテルに到着、部屋に入って倒れこんだのを覚えています。

道路や駐車場が広いので思ったよりも運転は楽でした。

また、道路名、住所の表示が明確なので、道に迷うこともなかったです。

問題は運転技術。

雨の日の通勤途中、信号で停止するする際にブレーキを強く踏みすぎたのか、車がスリップして90度回転。

幸い事故にはいたりませんでしたが、ひやり!

そして1か月後にサンノゼからLAのディズニーランドに行き、12月31日に戻る途中でハンドルを切り損ねて「道路標識」にぶつかりフロントガラスがこなごなに。

雨の中、びしょびしょになりながら帰りました。変形オープンカー。

結局、修理は保険で行われるということで、レンタカー会社での事務処理はあっけないほど簡単でした。

後日分かったことは、「道路標識」を破損させてしまった場合、そこに連絡先を残しておかないと、ひき逃げと同じ扱いになるということでした。

やっちまったじゃすまされませんね。ぞっとしますね。
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やっちまった「油断大敵」・・・・・その1

2016-06-21 23:04:31 | 旅の安全
「アメリカかぶれ」の齋藤です。

我が電気通信大学の後輩の中国での結婚式に呼ばれたときの話です。

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大連と瀋陽と旅行し、感動的な撫順での結婚式も終わり、帰国の日がきました、

ホテルで朝食。おかゆがうまい。

 

新婦のお父さんの会社の車で瀋陽の空港まで送ってもらいました。



余裕をもって3時間前に空港に到着。

チェックイン、出国審査も順調に進み、ゲートのあるターミナルに進みました。

ターミナルの喫茶店でコーヒーともらったホウズキなどを食べて時間つぶし。

  

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おや、まてよ・・・・・出発の時間じゃん!!!!

慌ててゲートに。

飛行機はまだゲートの先に見えましたが、もう乗せられないとのこと!

えー!!

アナウンスあった?あっても中国語分からないし、少なくとも英語のアナウンスはなかった。

もちろん成田のように職員が乗り遅れている乗客を探すこともない・・・あたりまえか。そんなことするの日本だけだよ・・・・

やっちまった!!!

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さて、どうする。カウンターの職員に聞くも、英語が通じない。

何人も聞き直して分かったことは、外に出て荷物を受け取ること、チケットはもはや有効でないこと、でした。

やばい、やばい、やばい。

最悪、撫順に戻ってRちゃん一家に助けを求める?

ANAのカウンターがあったので駆け込むと日本語のわかるスタッフがいました。

しかし、その日の便は満席。翌日も満席。ビジネスクラスならあるとのこと。そんな金ないよ。

ベテランらしき職員が出てきて、キャンセル待ちを勧められる。

待つこと1時間。ようやくキャンセル待ちが出て、日本に帰れることになりました。

でも、チケットは一人20万円。カードで支払い。

うーーーん。やっちまった。

ANAがあったから良かったものの、無かったら大変でした。

ロングステイは、言葉の通じるところに行きましょう。
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中国で日本人2人「スパイ行為容疑」で拘束: 他人事ではないリスク

2015-09-30 07:41:59 | 旅の安全
以下は、今朝の朝日新聞のニュース。

詳細は不明だが、旅行者がいつ巻き込まれてもおかしくないリスクである。入ってはいけない軍や政府の敷地への侵入、取ってはいけない写真の撮影、などは旅行者でも起こす可能性がある。また、ネットでの政府批判や中国NGOの支援など日本では全く問題のないことも問題視される可能性がある。更に問題なのは一般の日本人は拘束されたとき中国語で釈明できないことである。日本語のできる通訳がつくとは限らない。

中国では街中のちょっとした事件でも問題が起きる可能性はある。例えば、あなたがスリにあって追いかけて倒したとする。警察がくるかどうかはわからない。周りの人が集まってきて議論を始めるが、あなたは中国語で説明できない。そのうちあなたが日本人であることがわかる。さて、どうなる?交通事故も同じである。あなたが悪者にされる可能性がある。

以前にも紹介しましたが、フィリピンでは警察も信用できない。外国人が運転している車を見つけてはいちゃもんをつけて金をむしり取るのは朝飯前。マレーシアでは外国人が運転しているレンタカーを狙って事故をお越し、補償を求める。どう対処しますか。

海外旅行や海外出張ではこのようなリスクがあることを念頭におくことが大切。

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金順姫
2015年9月30日05時06分
 中国遼寧省と浙江省で5月、「スパイ行為」にかかわった疑いで日本人男性2人が相次いで中国当局に拘束されたことがわかった。複数の日中関係筋が明らかにした。スパイ行為の疑いで日本人が中国で拘束されたことが明らかになるのは極めて異例。どのような行為が問題とみなされたのかは不明だが、拘束は数カ月に及んでおり、中国側が2人の行動を重大視している可能性がある。
 関係筋によると、男性2人は民間人で、中国には住んでおらず、日本から渡航して拘束された。中国の反スパイ法と刑法が根拠となっているという。1人は遼寧省の中朝国境地帯で、もう1人は浙江省の軍事施設周辺で拘束された。
 習近平(シーチンピン)指導部は「海外の反中国勢力」の流入を警戒し、取り締まりや監視を強めている。昨年11月にはスパイ行為を具体的に定義した「反スパイ法」を施行。国内外の組織や個人が国家の安全に危害を及ぼす活動や、国家機密を盗み取ることなどをスパイ行為と定めた。中国側は、男性2人の行動において、日本政府の指示があったかどうかについても調べている模様だという。
 スパイ行為で国家の安全に危害を及ぼした場合、中国の刑法によると最高刑で死刑になる可能性がある。
 日本人が拘束される事件では、2010年9月、準大手ゼネコン・フジタの社員ら日本人4人が河北省石家荘市の軍事管理区域に入り、ビデオ撮影をしたとして中国当局に拘束されたケースがあった。この時は、20日以内に4人とも釈放された。今回の男性2人は数カ月にわたって拘束され、中国側が事態を重く見ている可能性がある。
 日本外務省海外邦人安全課は「個別の事案についてはお答えを差し控えたい」としている。(金順姫)
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日本は本当に温室です。データで見てみましょう。

2015-09-11 11:31:41 | 旅の安全
先日も調布で見ましたが、夜中の1時近くになっても女性が沢山出歩いています。安全な証拠です。実際、先進国の中では日本は際立って犯罪は少ないです。

では、安全の度合いをデータで見てみましょう。

質問1:H23年の殺人認知件数は約何件?
① 100件  ② 250件 ③ 500件 ④ 1,000件

質問2:H24年に渋谷区で発生した刑法犯発生件数は何件?
① 6,467件 ② 7,601件 ③ 8,569件 ④ 9,377件

質問3:H24年に東京都内で侵入窃盗が最も多かったのは?
① 江戸川区 ② 世田谷区 ③ 足立区
④ 八王子市 ⑤ 葛飾区

答えはずーと下までスクロールしてください。




答え:


質問1:④(1051件で H15年の1452件がピーク。意外と多いでしょう。米国はこの約10倍です。)
質問2:①(①渋谷区 ②大田区 ③世田谷区 ④ 新宿区。多いのは、新宿 9377 足立 9141 世田谷 8569 
質問3:①(江戸川 488 世田谷 479 足立 465 八王子 372 葛飾 370の順)
犯罪の内容は、自転車泥棒等で、件数が多い割には、重犯罪は少ないですね。人口とも関連しますが、このレベルであれば安全に暮らしていけるということですね。

では、海外どうでしょうか。

旅行や出張の前に必ず安全情報を確認し、危険な地域には立ち入らないようにしましょう。
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