齋藤信幸のロングステイ!米国・カナダ・中国・台湾・韓国・フィリピン・イタリアなどへの旅行体験やカミサンポをご紹介 

60歳を過ぎてそこそこのお金とほぼほぼ時間のある今、長期旅行に挑戦しましょう。そして大切な妻とカミサンポ。

美食なしカミサンポなし:久しぶりに家飲み。コロナですっかり変わりました。

2021-05-30 00:04:32 | アメリカ西部
久しぶりの家飲み。なんだBudかと言われそうだが、癖がなくアメリカのビールではこれがいい。



晩酌は以前からしない主義だが、仕事や勉強が一段落する夜11時半頃からワインやウイスキー、焼酎などを飲んでいた昔。
しかし、この一年くらい家ではほぼアルコールなし。

外での飲み会も減った。サラリーマン時代は、週4日は出張していたので、出張先では100%飲み会。
今の仕事をしてからは「週2」程度で飲んでいた。それが、コロナ後は「月2」まで減った。皆がそうだとすると飲食店はつらい。

コロナで仕事の仕方も大きく変わった。
在宅勤務が70%。在宅勤務のときは、一旦、6時までに仕事を止め、カミさんと食事、団欒の後、9時以降に仕事または勉強。
職場にいると周囲に合わせて残業をしてしまうが。

通勤時間が無くなり、自分の時間が増えた。
通勤時間は読書の時間だったので、在宅勤務が増えた今、読書量が減った。
このため休日はわざわざ外出し、喫茶店で読書。

<現在、併読中の本>


在宅勤務による運動不足は深刻。それを補うために近くの駅までランチに行ったが、好みの店はすべて休業。
しかたなく近くのスーパーでこれを購入。



実は、このときBudweiserを見つけて買った次第。もちろん仕事中は飲みません。

アメリカで飲みたい!

ちなみに写真のビールの後ろにあるカップは、1980年、アメリカ出張中にカリフォルニア州ロスガトスで買ったもの。
最近、カップに製作者名を書いたラベルがあるのを見つけた。日本人だった。
ネットで調べてみると、カーメル在住でご健在。今はこのような作品は作っておらず、本格的な茶器を作っておられるようです。
つまり、アメリカ人のニーズも変わったということですね。

残念ながら緊急事態宣言は6月20日まで延長。
それでも、最初のアメリカ旅行はどこに行くかと考えてしまう。
西海岸のサンフランシスコからカナダのバンクーバーまでのドライブ。
テキサス州に的を絞って、ヒューストン→オースチン→サン・アントニオ→Big Bend National Park→エル・パソ→ダラス。
いいね!!でもアジア人バッシングは大丈夫か?
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美食ありカミサンポあり:休日出勤終了、コロナのセミナーに出てみました。

2021-05-23 01:32:28 | アメリカ西部
顧客の本社引越し等があり土日出勤が続きましたが、それも16日(日)で終了。
翌月曜日、火曜日と代休をとり、30年ぶりにベランダの片づけをしました。
このため雨が多いのか・・・

緊急事態宣言のため、もともと土日は閉店が多い大手界隈のレストランは、私の好きな味噌ラーメン専門店を除き閉店。

という訳で、15日(土)の出勤時は神保町まで足を延ばし、TACO BELLでランチ。
古「本」の少しだけアメリカンな気分を味わいました。



16日(日)は味噌ラーメン専門店で札幌味噌ラーメン。
店の外までは並んでいませんでしたが、私のような休日出勤者でほぼ満席でした。



代休の月曜日はカミさんと二子玉。まずは、Shake Shackでハンバーガー。
平日の二子玉は人が少なめで穏やかでいいですね。カミさんがショッピングを楽しんでいる間、私は高島屋1階のBook Caféのような休憩スペースで読書。



さて、コロナの話。年2回ほどZoomで開催されている日本総合研究所主席研究員・藻谷浩介氏のセミナーにまた参加しました。
5月8日に開催されたもので、今では約2週間前のデータとなりますが一部をお見せします。
(このセミナー参加者は全員データをいただけ、出典を明らかにして使用可となっております)

「人口100万人当たり」など比較・検討が容易なデータとなっています。どう解釈するかはお任せしますが、私は楽観的です。













さて、最初の引越しの話に戻ります。
引越しは1年以上かけて実施した大きなプロジェクト。しかし、現在の出社率は30%。まだスカスカです。
パンデミックが終わっても70%くらいしか出勤させないとのこと。Googleは出勤率ほぼゼロだそうです。

コロナが世の中を変えましたね。

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美食なしカミサンポなし:『ノマド – 漂流する高齢労働者たち』を読み終わって。

2021-05-17 22:27:54 | アメリカ西部
『ノマド – 漂流する高齢労働者たち』(原題:Nomadland、ジェシカ・ブルーダー著、鈴木素子訳、春秋社)を読み終わりました。

ノマドの人々が集う場所を地図で探すなどして、半分、旅行気分で読み始めましたが、読み進めるうちにつらくなってきました。



現金収入を得るための過酷な肉体労働、冷暖房も下水道もない生活、目立たないように息を潜めての暮らし、・・・・・高齢になって状況を好転させるすべはなく、死ぬまで続けるこの生活。

日本は労働法や年金制度、福祉政策が異なるので、「ハウスレス」の人が溢れる状況は想像できません。しかし、年金制度が崩壊したら?急激なインフレになったら?息子や孫の世代は大丈夫か?など、いろいろリスクを考えてしまいました、

そしてもう一度、資金計画、その中の必要生活費を見直してみました。マンション関連では、管理費、修繕積立金、駐車場使用料。水道光熱費や携帯電話・インターネット費用。固定資産税や市民税、国民健康保険。車関係ではガソリン代、車の保険、2年に一度の車検。クレジットカードの年会費。もちろん食費や小遣い、医療費。まだ先のこと??と考えていますが介護費用。

以上、見ての通り、マンションの管理費や税金など節約できない項目があります。車関係費用は、いずれ免許返上すべき年になるので、その時は、かなりの節約になるでしょう。一方で、その頃には介護費用が必要になるのでしょう。

生命保険文化センター「生活保障に関する調査」(平成28年度)によると、最低日常生活費は月額22万円、ゆとりある老後生活費は34万9千円とのことです。

私の見積もりでは、介護が必要になった場合の最低生活費は月額24万5千円。私のライフプランでは、「死ぬまで働く」つもりなので問題ありませんが、前述のリスクや失業、病気などのリスクには備えておく必要があります。

また、このブログの主要読者である「ロングステイ派」は、海外移住も選択肢の一つになります。例えば、より物価の安い国への移住。上記のゆとりある老後生活費34万9千円が準備できる場合、フィリピンに行けばゆとりのある暮らしができます。もちろん思い付きでいくのではなく何年かかけて調査した上での話です。

海外移住で失敗した人もたくさんいますし、その後の経済的なダメージも大きいのでくれぐれも十分に調査して、慎重に。

<ノマドが冬に集うアリゾナの砂漠>
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美食なしカミサンポなし:キャンプ、ワーキャンパー、ノマド

2021-05-01 18:30:08 | アメリカ西部
1983年、カリフォルニア州サンノゼに家族で赴任。一番の楽しみは旅行でした。小さな車にキャンプ道具を積んで、北はカナダのバンフ、南はアリゾナのツーソン。エアコンなしの車でよく行ったものです。

ネットがなかった時代、KOA(Kampgrounds of America Inc)が発行していた情報誌がキャンプサイトの情報源。それとこの看板。



大きな蚊に襲われたオレゴン州のコロンビア川沿いのキャンプ場、バナナスラッグという大きなナメクジのいたレッドウッド国立公園のキャンプ場、朝食中に大きな鹿があいさつに来たラッセン国立公園のキャンプ場、数十人の高校生たちが毛布もかけずに芝生の上に寝ていたサンタクルツのキャンプ場、パッチワークと聖書を送ってくれた親切な老夫婦と出会ったネバダ州ラブロック(Lovelock)のキャンプ場、赤い砂だらけだったインディアンが経営するモニュメントバレーのキャンプ場・・・40年近く経った今も多くの思い出が鮮明に残っています。

当時の憧れは、夫婦二人、長期休暇やリタイア後に、キャンピングカーでアメリカの大自然を満喫することでした。

しかし、今は少し状況が異なるらしい。もちろん、キャンピングカーで旅行を楽しんでいるキャンパーもいますが、経済的な理由で家を手放し、アパートに住むお金もなく、車上生活になり、そこから仕事に出かけるワーキャンパー(Workamper)、特に高齢者が増えているのだそうです。

これらの人々は、自らを「ノマド」「旅人」「ラバートランプ」「ジプシー」などなどと呼んでいるとのこと。ノマドの人々の人生を描いたノンフィクションが『ノマド – 漂流する高齢労働者たち』(原題:Nomadland、ジェシカ・ブルーダー著、鈴木素子訳、春秋社)。



ご存知のとおり映画「ノマドランド」はアカデミー賞作品賞を受賞しました。見に行く予定でしたが、緊急事態宣言で不可能に。そこで本屋でこの本を手に取り、連休中に読もうと計画した次第です。

「今のアメリカは明日の日本」、日本の高齢者にはどのような選択肢があるのか?

<映画「ノマドランド」の舞台の一つサウスダコタ州のバッドランド国立公園。
10年前の5月の連休に旅行。地元の新聞が40年ぶりと書いていた4月末のブリザードに遭遇。丸一日、ホテルに缶詰めになった貴重な体験?>





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