齋藤信幸のロングステイ!米国・カナダ・中国・台湾・韓国・フィリピン・イタリアなどへの旅行体験やカミサンポをご紹介 

60歳を過ぎてそこそこのお金とほぼほぼ時間のある今、長期旅行に挑戦しましょう。そして大切な妻とカミサンポ。

オレゴン&ワシントン州への地味な旅:シーフードメニューを調べてみる

2023-06-25 04:47:19 | アメリカ西部
ワシントン州もオレゴン州も海に面しており、海岸沿いの町にはシーフードレストランが数多くある。

絶対に食べたいのは、クラムチャウダー。日本ではアサリが使われることが多いが、米国ではホンビノス貝が使われていて肉厚で美味。サンフランシスコやボストンを訪問した時はもちろんのこと、サンフランシスコ空港での乗り換え時間にも欠かさず食べていた。というよりも食べる時間を確保して乗り換えの便を選択。

<サンフランシスコではパンをくり抜いてそこにチャウダーを入れる店が多いがオレゴンは普通にカップやボールのようだ>


次にカラマリ。「なんだイカリング」と言われそうだが、小さいイカのフライ。ビールのつまみに最適。


牡蠣もオレゴン州の一部で養殖している模様。ただ、シーズンではないので生ガキではなく牡蠣フライになりそうだ。
ちなみに牡蠣のシーズンは「r」のつく月、SeptemberからAprilまで、と言われている。


続いてカニ。サンフランシスコでは籠に生肉を入れてワタリガニを取っている人を見かけたが、オレゴン州の名物はダンジネスクラブ(Dungeness Crab)。
これは初めてなので食べてみたい。値段が高かったらカニサンドやカニサラダ、カニ肉入りフライドポテトで我慢しよう。

<これはサンフランシスコで食べたカニサラダ。カニも美味しかったが、レタスが新鮮で感動>


<これもサンフランシスコで食べたカニ肉入りフライドポテト。サンフランシスコの球場のガーリックポテトの方が更にうまい>


この他にマテ貝やムール貝のワイン蒸し、フィッシュ&チップス、赤エビのカクテル、エビの素揚げなどがありそうだ。

とはいえ寒流が流れる西海岸。魚の種類は少ない。スーパーで見かけるのは、タラとオヒョウ、サーモンくらい。

米国は物価が高いので何回もシーフードレストランには行けないと思うが、チャウダーで有名なニューポートのMo'sは是非とも行きたいと思う。

Mo’sのメニューはここ。

きっと太るよと心配の声が聞こえてくるが、炭水化物が少ないので、米国旅行ではいつも少しやせる。

<旅行計画作成にあきたら武蔵野散歩。『武蔵野』(リイド社、斎藤潤一郎著)>

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オレゴン&ワシントン州への地味な旅:39年前の写真と旅行プランが出てきた。

2023-06-17 23:05:56 | アメリカ西部
「そういえば」と思い古いアルバムを押し入れの奥からから引っ張り出した。

あるある1984年、カリフォルニア赴任時にオレゴン州とワシントン州を旅行したときの写真と旅程。

7月3日(火)業務終了後の18時10分にサンノゼを出発し、カリフォルニアの北端、サンノゼから232マイル(371キロ)先のレディングのキャンプ場に23時15分に到着。テントは張らずに車中泊。

この頃は旅行に夢中で、金曜日の夕方、業務終了後ほぼ毎週移動してどこかに行っていた。北に行くときは先ほどのレディング、南に移動するときはLAの手前くらいまでその日のうちに行っていた。

7月4日(水)ポートランド近くのカスケードロックにキャンプ。コロンビア川沿いのキャンプ場で蚊が多くて閉口したのを覚えている。ただ、夜涼しくなると蚊はぴたっといなくなった。この日の走行距離465マイル(744キロ)。東京から岡山くらいの距離だろうか。当時のキャンプ場(テントサイト)の料金は8ドル10セント。現在は32ドルで4倍。それでもホテルに比べれば格安。

<当時の旅行計画書。今も同じような書き方で計画書を作成。ただ、上手そうなレストランやファーマーズマーケットなどネットで情報を拾えるので書き込む情報量が増えた>


7月5日(木)Mt.Rainier国立公園を経てギグハーバーまで。走行距離361マイル(578キロ)。当時、持っていた車はシボレーの小型車。日本車の小型車に比べると馬力がなく、山道では止まってしまうのではないかと何度も心配した。この時点で日本の自動車技術は米国を抜いていた。

7月6日(金)ギグハーバーからオリンピック国立公園を経てオレゴン州のウイーラ。走行距離408マイル(653キロ)。この日からワシントン州、オレゴン州の海岸を走り、道端の野草の花々がきれいだった印象が残っている。しかし、『アメリカ48州(アラフォー女のひとり旅)を車で回ってみた』(幻冬舎、アベマリコ著)によると、このあたりでエアガンで撃たれたとのこと。幸いフロントガラスにヒビが入っただけで済んだが、実弾だったら・・・・・。

7月7日(土)ウイーラのホテル前の鏡のように穏やかなラグーンを覚えている。そこからオレゴンコーストを南下し、カリフォルニア州のクレセントシティまで移動。走行距離317マイル(507キロ)。美しい海岸や砂丘などの写真が残っているが、記憶の奥から出てきたのはアザラシの住む洞窟、シ―ライオン・ケーブ。

<セピア色になりかけた写真>


7月8日(日)クレセントシティからレッドウッド国立公園を経てサンノゼに帰宅。走行距離404マイル(646キロ)。以前、紹介したバナナスラッグという巨大なナメクジがいるのがレッドウッド国立公園あたり。猿の惑星のロケ地としても有名。
<人間、気持ち悪いものを見ると食欲がなくなることを発見>


6日間の走行距離を合計すると2185マイル(3496キロ)。一日平均583キロ。毎日、東京~大阪のチョット先までを毎日、走ったことになる。長距離トラックの運転手になれる。とにかく米国の自然が見たい一心。スタミナもあったようだ。

今、計画中の旅行の総走行距離は、1820マイル(2912キロ)。15日間の長旅で一日当たりの走行距離は121マイル(194キロ)。年齢相応の距離になっている。

サラリーマンではなくなったので時間が自由に取れるようになったのは大きなメリット。健康で収入さえ続けば、当分、旅行はできそうだ。

<旅行計画作成にあきたら武蔵野散歩。『武蔵野』(リイド社、斎藤潤一郎著)>
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オレゴン&ワシントン州への地味な旅:オレゴン州の気候に合わせて服を準備

2023-06-11 01:13:18 | アメリカ西部
オレゴン州は緯度的には北海道と同じ位置にあり、州都のあるセーラムが稚内とほぼ同じ位置にある。

よって、ポートランドは稚内の少し北寄りに位置することになる。では、この時期、どのような服装で行けばよいのか。

昨年、カナダのバンクーバーで雨の日に凄く寒い思いをした記憶がある。

まず「オレゴン州への地味な旅」の主要な宿泊先となる予定のポートランド、ニューポート、ベンドの6月11日の予想最高・最低気温を見てみよう。

以下、地名、最高気温(℃)、最低気温(℃)の順
ポートランド 24 、 13
ニューポート 16 、 8
ベンド 26、 10

ポートランドはコロンビア川沿いにあるオレゴン州最大の都市で、海岸線より約60マイル(約100キロ)ほど内陸に入っている。北はワシントン州の山々、西側はコースト山地、東側はカスケード山脈に囲まれており盆地のような構造になっている。ちなみに、南側はコースト山地とカスケード山脈に挟まれた地形が200キロ近く続く。

ニューポートはオレゴンコーストの中心都市、といっても人口は1万人程度。寒流が流れているため夏でも20度以下と考えた方がよい。この寒流はサンフランシスコ、LAと流れ、サンフランシスコを霧の町として有名にした。サンフランシスコは夏でも気温は低い。LAはサンタモニカやラグナなど有名なビーチが多いが、海水の温度は低く普通は泳がない。

ベンドはカスケード山脈の東側、標高1100メートルのところにあるリゾート地。その標高と山の中にあることから軽井沢をイメージしていたが、むしろ乾燥地帯、砂漠に近い気候のようだ。年間降水量は300ミリ弱、7月は11ミリ。雨の心配はいらない。

以上から、オレゴンコースト移動中は上着が必要。寒がりのカミさんは、薄めのダウンが良いだろう。それ以外の場所では、日本の夏と同じ服装で大丈夫。

ひょっとしたら一番寒いのは飛行機の中かもしれない。ブランケットは貸してもらえるが、羽織るものを持参しよう。



<ベンドはここまで乾燥していないようだが、さらに内陸に行けばこんな感じかな。写真はユタ州)


<旅行計画作成にあきたら武蔵野散歩。『武蔵野』(リイド社、斎藤潤一郎著)
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オレゴン&ワシントン州への地味な旅:難聴者用の部屋(Hearing Accessible Room)

2023-06-04 10:13:01 | アメリカ西部
オレゴン&ワシントン州への旅行に向け、ホテルを検索していると「難聴者用の部屋」(Hearing Accessible Room)というのが出てくる。

実はカミさんが補聴器を使っている難聴者なので、より快適に旅行ができればと思い調べてみた。

では、「難聴者用の部屋」(Hearing Accessible Room)とはどのような部屋なのか?ネットで調べると・・・・

1. TDD (Telcommunication Device for the Deaf)が備え付けられている。TDDについてのWikiはこちら。
小さなディスプレイが付いたタイプライターあるいはキーボードのようなもので実際に見ないと分からない。
音声に変換されて出るのか?今は携帯電話やPCのメールが代役を担っているかと思う。現地で確認要。

2. Visual fire with strobing light(ストロボライトを用いた火災通報)
これは安全上必須。火災だけでなく竜巻等の避難警報発令の際にも役立つ。

3. Doorbell flasher(ドアベルを鳴らすと灯が点滅)
母が加齢により難聴となった際に、4とともに妹の自宅で採用。結構役立つ。我々の旅行では使うことはないと思う。

4. Phone ringing flasher(電話の着信を知らせるランプの点滅)

5. Closed Caption on the TV(いわゆる字幕)
日本のTVでも字幕は増えている。また、Netflix等の配信サービスも字幕が充実している。英語の勉強にもなる。

6. Phone volume(電話の音量(おそらく通常よりも大きくできる))
現地で確認要。

7. Bed shaker for waking up with clock(目覚ましを設定すると、音の代わりにベッドを振動させる)
これも現地で試してみる。

私では気づかない便利さがあるかもしれない。少しでもカミさんが快適に過ごせれば。



<武蔵野散歩しながらホテルの一室でTVを見ている「老夫婦」を想像する。『武蔵野』(リイド社、斎藤潤一郎著)

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