齋藤信幸のロングステイ!米国・カナダ・中国・台湾・韓国・フィリピン・イタリアなどへの旅行体験やカミサンポをご紹介 

60歳を過ぎてそこそこのお金とほぼほぼ時間のある今、長期旅行に挑戦しましょう。そして大切な妻とカミサンポ。

オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行:Day 10 - ベンドでリゾート気分!?

2023-10-29 10:38:01 | アメリカ西部
オレゴン州カスケード山脈東側のリゾート地ベンド(Bend)での二日目、フルムーン旅行としては10日目(6月23日、金曜日)の予定はドライブではなくショッピング!
大自然に興味がないカミさんのモチベーションを上げることが目的の今日一日だ。

この町はリゾート地として栄え、グルメの町としても有名になりつつある。まずはトレーダージョーズ、ターゲット、ウォルマートなどを見てカミさんの満足度を高め、更に最近開発されたオールドミル・ディストリクトでショッピング。この近辺でランチ。時間が余ったらドライブだ。

ベンドは小さな町。ホテル前の97号線を少し北上すると街並みが途切れ、トレーダージョーズなどが立ち並ぶ比較的最近開発されたと思われる大型の店が立ち並ぶエリアに入る。まずはトレーダージョーズ。2016年にLAのトレーダージョーズに行ったが、当時の店に比べると高級感・センスの良さが格段にアップ、かつ、値段はお手頃。変わらないのはここのショッピングバッグが日本では人気であること。場所によっては購入枚数に制限があるとのことだが、ここではそんな制限はない。ということでカミさんはお土産用にショッピングバッグを5種類、私はチョコレートと石鹸を購入。





<ローカルビールも各種。ポートランドで飲んで感動したダークビールは隣町のレッドモンドで製造。あるかなと思ったが・・・・残念>


次はターゲット。2018年、コロラド州デンバーのホテルの隣がターゲットだったので行ったが、ここもやはりセンスが良くなったと感じた。それでもトレーダージョーズと比べるとチープなデザインのものが多い。もちろん値段は安い。



ここからダウンタウンを通ってオールドミル・ディストリクトに向かった。その手前にオーガニック・コーヒーの店があったので一休み。Youtubeでも紹介されていた店で雰囲気はよい。肝心のコーヒーはというと、アイスコーヒーの味は薄め。自宅で煎れるフィリピンのバラココーヒー(Barako)の方が格段にうまい。カミさんが満足してくれれば良し。

< Strictly Organic Coffeeの店内 >


< 男女共用トイレの表示。こういう書き方もありですね >


< 店の前の道路。車の通りは多いが緑が多く美しい>


Youtubeで見たオールドミル・ディストリクトは作ってはみたものの人が集まらない場所といった印象だったが、それはコロナの影響だったのかもしれない。実際のオールド見る・ディストリクトは6月という時期を考えるとそこそこ人が集まっていた。シンボルとなる元製材所の3本の煙突、ブティック、レストランや映画館、目の前の川で水遊び。夏には結構な人出になるのであろう。







<今は使われていない煙突の下部はこのように加工されていた>


<Red Robineで久しぶりにハンバーガー。カミさんはチキンサラダでした。>


ショッピングに満足したカミさんのお許しを得て、名峰シスターズを抱く町シスターズまでドライブ。牧草地帯にポコッとあるような町だが、3000メートル級の火山が立ち並ぶ風景はみものだ。



<この看板どおり左からSouth Sister、Middle Sister、North Sister。どれも3000メートル級>


<それよりも気になったのがこの尖ったやま。Mt.Hoodかな?オレゴンは山歩きが好きな人にはたまらないところだ>


<シスターズの街並み。キルトで有名な町だそうで、立ち寄ったアンティークショップ、兼、古本屋、兼、古着屋にも売っていた。>


ホテルへの帰りにアウトレットに寄ったが顧客はまばら。まもなく閉鎖かな。ホテル近くのウォルマートは巨大。あらかじめ待ち合わせ場所を決めておかないとカミさんとはぐれてしまう。これぞ物資豊かなアメリカといった感じだが、ここで働く給料だけでは生活が大変というのも実情。

ホテルやコテージで山や川(海辺ならビーチで)を見てのんびり過ごすようなリゾート気分には全くなれなかった。そもそも半地下のホテルではね。

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オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行:Day 9 - オレゴン州の軽井沢、ベンド。ホテルは選択ミス。

2023-10-22 09:34:23 | アメリカ西部
フルムーン旅行9日目(6月22日、木曜日)の予定は、カスケード山脈の西側の町、ローズバーグ(Roseburg)からクレーターレイク国立公園を経由し、リゾート地ベンド(Bend)まで進む。走行距離は216マイル(346キロ)。ベンドで二泊し、リゾート気分を味わう。

ベンドを起点に冠雪した山々を眺めるCascade Scenic BywayやMcKenzie-Santiam Scenic Byway、スミスロック州立公園、ジョン・デイ化石層国定公園へドライブすることができる。また、オレゴン州内陸部では唯一、高級食材店ホール・フーズがあり、トレーダージョー・マーケット・チョイスなどスーパーマーケッも充実している。

以上の予定であったが、7月29日の記事で書いたようにクレーターレイク国立公園は雪の影響で北側の入り口が閉鎖されており今回も行けずじまい。ご縁がないということか。

さて、朝食はいつものやつ。好物のカリカリベーコンを思いっきり食べた。



ローズバーグからは138号線を東に進んでクレーターレイク国立公園を目指した。期待したほど面白い道ではなく、ところどころに山火事の後が残っていた。

<川に沿って進んでいくが、渓谷と呼べるようなところはなく単調な道>


ダイアモンドレイクとその周辺の火山は美しく「来たぞー」と思ったが、前述のとおり、クレーターレイク国立公園の北側の入り口は閉鎖。南側に回れば入れるとのことであったが、3時間ぐらいのロスになりそうなので諦めた。クレーターレイクそのものより湖畔にあるロッジに行ってみたかったのだが残念。

<ダイヤモンドレイク。写真は少しピンボケ>


<シエルセン山(Mt.Shielsen)の山容は印象的>


この国立公園の代わりに軽井沢の鬼押し出しに似たような溶岩台地があるニューベリー火山国定公園(Newberry National Dessert Monument)とハイデザート博物館(High Desert Museum)に寄ってからベンドに向かうことにした。

以下、写真で説明。

ニューベリー火山国定公園亡いのトレイル。というよりお散歩コース。


溶岩の噴出口跡。バスで登っていく。


公園のピクニックテーブルに現れたアンケート係の女性。「どこから来た?」から始まって20項目くらいだろうか。こんなこともないと英語を話す機会は少ない。


ホテルはラ・キンタ。97号線から降りてすぐにあり、見つけやすく、ホリデイインが続いたので違うホテルを、と思って選んだのだがイマイチ。韓国映画「パラサイト」にあった半地下誠克を強いられることに。部屋の広さは十分あったが、ホテル裏に面して窓があり、物騒な感じがした。カーテンをぴっちり閉めて防御。まあ、ここはリゾート地で治安はいいはずだができることはやっておこう。



チェックイン後、ホールフーズまで晩御飯のおかずを買いに行った。ホールフーズがあるということはこの町の所得水準が高いということ。

晩御飯はピクルスなど。


明日はドライブではなく、カミさんのご要望に応えてショッピング中心になる予定。
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オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行:Day 8 - バンドンまでオレゴンコーストを更に南下。そこから内陸のローズバーグへ。

2023-10-14 17:54:15 | アメリカ西部
旅行8日目(6月21日、水曜日)の予定は、ニューポートからフローレンス(Florence)、クーズベイ(Coos Bay)を経由してバンドン(Bandon)までオレゴンコーストを南下。名物のカニを食べ、そこから東に進み、カスケード山脈の西側に町、ローズバーグ(Roseburg)まで進む。走行距離は約205マイル(328キロ)。

ニューポートのホテルは、ホリデイインエクスプレス。ホテル自慢のシナモンロールが朝食。甘~~いシナモンロールとソーセージの組み合わせは悪くない。でもオムレツは今一。



先週も書いた通り、オレゴンコーストは、たくさんの州立公園が連続していて、多分、ほぼ全域、州立公園。どの公園に行ったのか覚えていないが、行った順に表示。









<地平線の彼方まで続くオレゴンコースト>


<やはりこの花が気になる。色が鮮やか。>


この町がフローレンス。101号線から少し降りた川沿いの町。人影はまばらだが、きれいに整備されており、河辺から眺める橋とその先にある砂丘のコントラストが良い。





<砂丘が見える州立公園のベンチでランチ>




クーズベイは、オレゴンコーストでは比較的大きな町だが、寂れており期待外れ。ここは通過のみ。



バンドンではカニ、名物のダンジネスクラブ(Dungeness Crab)を食べると決めていたが、港の前のTony‘sは結構、混んでいたので少し周りを散策。



カニや魚のオブジェが結構置いてあるが、私の趣味ではなかった。



カニとクラムチャウダーを注文。カニはむいてもらった。毛ガニとかに比べると大味。蒸して食べればもっとうまいかもしれない。





マヨネーズを使いたかったが車に忘れた。残念。

バンドンからローズバーグまでのコースト山地を横切る約80マイルのドライブは予想通り退屈。田舎道の割に整備されていたのでスピードは出せた。

<この屋根付きの橋が唯一の見どころ。米国西部で見るのは初めて。小説『マディソン郡の橋』は、ワシントン州在住の写真家が、屋根付き橋の写真を撮影するためにアイオワ州に行き恋に落ちる話でしたね。>


クレーターレイク国立公園の入り口に近いローズバーグ。

見どころはないがホテル(ホリデイイン・エクスプレス)には裏庭があり芝生の上でのんびりできた。



その横には川が流れ水鳥が泳いでいた。



日没までベランダで飲んびり。晩御飯は中華三昧(この酸辣湯麺はお薦め)など。





さてここから先はオレゴン州内陸部のセントラルオレゴンの旅の始まり。
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オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行:Day 7 - シーサイドからニューポートまでオレゴンコーストを南下

2023-10-08 23:52:12 | アメリカ西部
旅行7日目(6月20日、火曜日)の予定は、シーサイドからニューポートまでオレゴンコーストを南下。走行距離は約130マイル(208キロ)。都市部を除き、今回の旅行で最も少ない移動距離。

オレゴンコーストには数えきれないくらい州立公園が並ぶ。恐らく州立公園ではない海岸はないのではないか。

その中でも期待して訪れたのがエコラ州立公園(Ecola State Park)。シーサイドとキャノンビーチの中間に位置し、101号線からアップダウンのある細い道を進むと絶景が広がる。



<ここも映画「グーニーズ」のロケ地>


キャノンビーチは、町の北側に観光案内所があり、そこでオレゴンコーストの無料の資料を収集。そして、その周辺にあるレストランでランチ。





一度は食べたかったオムレツ。消費税入れて41ドル。チップ20%を入れると49.2ドル。1ドル145円とすると7134円。オムレツが二人で7千円。

アメリカで生活するのは大変。日本は長い間、給料が増えないという問題があるが、もっと質の高い食事を安く食べられる。やはり暮らすなら日本だ。

でも旅行はアメリカ。

キャノンビーチと遠くに見えるヘイスタックロック(Haystuck Rock)。高さ72メートルで世界で3番目に大きい一枚岩だそうだ。なによりオレゴンコーストいちの人気写スポット。



キャノンビーチからは、ガリバルディ(Garibaldi)、ティラムック(Tillamook)。そこからスリーケイプスループ(Three Capes Loop)という海岸線の田舎道をドライブ。残念ながら見どころの一つケープメアーズ(Cape Meares)ループががけ崩れがあったのか閉鎖中。

リンカンシティ(Lincoln City)、ディポベイ(Depoe Bay)を経由してニューポートに到着。

どの写真がどこだったのか分からなくなったが、伊豆の海岸にも似た荒々しいところもある一方で穏やかなビーチが広がる海岸もある。どちらかというと後者が多いかな。





<ニューポート近くまで来ると砂丘がある>








<鮮やかなピンクの花が美しかった>


<TUNAMIについては8月11日の記事を見てね>


夜は質素にカップうどん。カツオ出汁が効いていて旨かった。


キャノンビーチの観光案内所で収集した資料を研究。


以前無料の資料を集めすぎて空港のチェックイン時重量超過になったことがあった。持ち帰る資料は絞り込もう。
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オレゴン州・ワシントン州フルムーン旅行:Day 6 - アストリアからオレゴンコーストを南下

2023-10-01 11:16:42 | アメリカ西部
旅行6日目(6月19日、月曜日)の予定は、ポートランドに別れを告げ、コロンビア川を渡ってワシントン州に入り、川沿いを西に進む。

河口近くにあるアストリア橋を渡り、オレゴン州に戻り、映画「グーニーズ」や「キンダーガーデンコップ」のロケ地アストリアを訪ね、宿泊地シーサイドまでの268マイル(429キロ)のドライブ。

美しい海岸線と砂丘のオレゴンコースト南下の始まりだ。

ホテルの朝ごはんはこれ。どのホテルもほぼ同じメニュー。ちなみに自宅の朝食もこんな感じ。カリカリベーコンはないが。ご飯と納豆とみそ汁といった朝ごはんはしばらく食べていない。



朝のうちは若干、雨が残っていたが、晴れる模様。ホテル近くからインターステイト5号線に乗り、コロンビア川を越え北上。ケルソ(Keruso)から4号線に乗り西へ。

ケルソから更に北上し、1980年に大爆発したセント・へレンズ火山国定公園(Mt.St.Helens National Volcanic Monument)に寄りたかったが、土砂崩れで道路が閉鎖されたため断念。

さて、カミさんはと言うとコロンビア川を渡って景色が単調になったあたりから熟睡。私は景色を見なければもったいないと思うのだが、「景色はどれも同じ」とのこと。

リゾートでのんびり昼寝してすごすのと同じと考えれば、車の中で寝るのも休暇の過ごし方の一つだ、と今、この記事を書いていて思う。

田舎道の4号線をしばらく走るとコロンビア川が左手に見えてくる。運転席側。カミさんはこれが気に入らないのか。そういえば自分中心に計画を立てていた。

ときどき野生のシカが現れる。カナダよりも野生動物に会う機会が多いのは何故だろう。動物が多いから?道路が多いから?

アストリア橋が見える公園でトイレ休憩。前回、この橋を渡ったのは39年前。懐かしい!



アメリカの橋は、日本のレインボーブリッジのようなモダンなデザインは少なく、鉄の塊であることを誇示するような武骨なデザインが多い。でもこれがいい。





橋をテーマにコロンビア川、コロラド川、ミシシッピー川などを回ってみたいが、その前に50州制覇が目標。でも時間がない。どこかで仕事を辞めないとね。

アストリアは夏のシーズン前のせいか人影は少なかったが、レトロモダンな建物があり情緒があった。土産物屋も垢抜けしないが、ホッとするような店が多かった。













<アストリアと言えば映画「グーニーズ」のロケ地。Goonies Welcomeのサイン>


<かつて鮭の加工工場が並んでいたアストリア。その鮭をモチーフにしたゴミ箱>


川沿いのメキシコ料理店でランチ。



さて、次の町が本日の宿泊先のシーサイド(Seaside)。本当は更に先のキャノンビーチ(Canon Beach)に泊まりたかったが、人気観光地のためか程よい値段のホテルはすでにフル。あきらめてシーサイドにした。

ホテルは運河の前に立つリバーサイド・スイーツ。キッチン付きで部屋は広く快適。





チェックイン後、早速、ビーチまで行ってみた。

メリーゴーランドがあるモールやお土産物屋、シーフード店などが並ぶ通りを直進するとビーチに到着。寄り道しなければホテルから5分ほど。

この辺りはかなり遠浅なのであろう。砂浜が広い。今思うと何故、海辺までいかなかったのであろう。旅行中、一度も海水に触れなかった。



夕食はこのとおり。キッチン付きのホテルに泊まったにも関わらず調理はなし。

でも、これが毎度毎度の私とカミさんのアメリカ旅行中の基本的な食事。

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