齋藤信幸のロングステイ!米国・カナダ・中国・台湾・韓国・フィリピン・イタリアなどへの旅行体験やカミサンポをご紹介 

60歳を過ぎてそこそこのお金とほぼほぼ時間のある今、長期旅行に挑戦しましょう。そして大切な妻とカミサンポ。

まだ見ぬアメリカ - ケンタッキー州(3)- Country Music & PBR

2024-11-15 22:38:17 | アメリカ東部
先週の話の続き。カントリーミュージックを聴けるバーなどがないか調べてみるとアルアル。

大都市なら四五件はある。

その中でちょっと気になったのがルイズビル(Louisville)のPBR Cowboy。

PBRってなに?

調べてみるとThe Professional Bull Riders, Inc という団体(会社)であった。

The Professional Bull Riders, Inc. は、米国テキサス州フォートワースに本部を置く国際的なプロの闘牛団体。

世界最大の闘牛リーグであり、米国、カナダ、ブラジル、オーストラリアで毎年数百のイベントを認可。

Youtubeでみると出るわ出るは、ケンタッキー州だけではなくテキサス州などあちこちにあるらしい。

闘牛は、サッカー場や野球場まで大きくはないが、結構な収容人数のスタジアムで繰り広げられているようだ。

ゲートから牛とカーボーイが一緒に出てくるが、乗っていいられる時間はほとんどの場合、5秒未満。

そもそもどうしたら牛をあんなに怒らせられるのか不思議だ。

ヘッドギアなどの防御具はつけているが牛に踏みつけられたら怪我は逃れられない。

ここにYoutubeのサンプルをLink

カントリーミュージックとPBR、次の旅には必ず加えよう。



<米国の話に飽きたら『武蔵野・ロストハイウェイ』>
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まだ見ぬアメリカ - ケンタッキー州(2)- My Old Kentucky Home

2024-11-09 17:47:18 | アメリカ東部
ブルーグラス(Blue Grass:牧草)ステートの愛称で呼ばれるケンタッキー州。

そう言えばと思い出したのがこの曲。小中学校で習ったような、ケンタッキーフライドチキンか何かのCMで聞いたようなこの曲。

・懐かしきケンタッキーの我が家(日本語)

・My Old Kentucky Home(英語)

日本語の方は声楽家が歌っており大変上手だがその声からはケンタッキーのイメージが湧いてこない。
しかし、英語の方は歌詞が分からないにしても、ケンタッキーの牧歌的な雰囲気が伝わってくる。

いまでこそトヨタなど日本の自動車関連企業がたくさん進出しているが、それまでは農畜産(タバコや大豆、小麦そして馬)が主要産業であった。

その牧歌的な風土が、治安の良さを実現しているのかもしれない。

さて、Yutubeを検索していてもう一曲、これぞケンタッキーという曲を発見。その曲名も、「ケンタッキー」。

・Kentucky (Osborne Brothers)
(冒頭で「Kentucky State Song」と言っているが本当か?)

この曲を聴いてから、カントリー・ミュージックにはまりかけている。

日本でカントリーミュージックが流行ったのは1950年代後半から1960年代。

小坂一也やジミー時田が活躍。ジミー時田は米国でも歌っていたというから凄い。

今の日本では馴染みのない音楽ジャンルだが、グラミー賞を12回受賞しているテイラー・アリソン・スウィフトはカントリー出身。

ケンタッキーのどこかでカントリーミュージックを聴けたら最高。

ちなみにカントリーミュージックの聖地は、テネシー州のナッシュビル。

<サウスダコタ州Sioux Fallsにて。子供の像が見上げる先には星条旗>
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まだ見ぬアメリカ - ケンタッキー州(1)- コモンウエルス(Commonwealth)

2024-10-26 22:31:32 | アメリカ東部
病院の窓から見える空はすっかり秋めいている。

今年は職場の同僚が倒れたり、私自身が顔面神経麻痺になったりと散々だ。

そして、今、重い病気ではないがカミさんが入院。

人生は有限。仕事ばかりせずに、カミさんとの人生を楽しみたいとつくづく思う秋の空。

もう十分楽しんでいるでしょと言われそうだが・・・・・・

フリーランスなので仕事の調整は、サラリーマンよりも簡単。

来年6月末を一つの区切りにしよう。

そこから旅行。秋口から仕事を再開。

何故、6月末か。

米国で暖かい夏にキャンプ旅行をすれば宿泊費を大分抑えられる。

安全で清潔なホテルだと一泊2万~3万円見ておかなければならないが、キャンプなら8千円程度ですむ(キャンプでも8千円!!)。

などなど夢を膨らませ、ケンタッキー州を研究中。

ブルーグラス州(牧草州)とも呼ばれるケンタッキー州は米国南東部に位置し、州東部の領域はアパラチア山脈に入っている。

ケンタッキー州は7つの州と隣接。

東部でウエストバージニア州およびバージニア州、南部でテネシー州、西部でミズーリ州、北部でイリノイ州、インディアナ州およびオハイオ州と接している。

まだ見ぬアメリカ12州のうちの上記赤字で示した4州と接している。ケンタッキー州と合わせて5州。

5州一気に楽しく回る道筋を研究中。



ちなみにケンタッキー州の他、マサチューセッツ州、ペンシルベニア州、バージニア州 の4州は、州憲法で自らを「コモンウェルス (Commonwealth)」であると規定している。

この規定は、州政府が人民が共有する合意に基づく政府(government based on the common consent of the people)であることを強調した表現であり、それ以前のイギリス国王から与えられた王領植民地という地位に対置される概念。

1785年、当時のバージニア州ケンタッキー郡 (Kentucky County, Virginia) の住民たちは、バージニア州 (Commonwealth of Virginia) の州議会に対して、新たな州としての分離独立を請願。ケンタッキーが自由で独立した州となり、「the Commonwealth of Kentucky」という名で知られるようになることを望んでいた。

1792年6月1日、ケンタッキーは正式に、郡から州へ昇格。ケンタッキー州憲法は、1850年の改正で、「すべての執行と為政権」を、それまで用いられていた「State of Kentucky」に代えて「Commonwealth of Kentucky」に与えるとした文言を採用。

ケンタッキー州は、独立13州以外で「コモンウェルス」を名乗る唯一の州となった。

なるほど。米国ならではの歴史。

<旅行計画づくりに疲れたら武蔵野>
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米国東部の話。『ヒルビリー・エレジー』の著者ヴァンスが共和党の副大統領候補に!

2024-07-19 05:24:07 | アメリカ東部
以下は、2020年6月27日の記事。そこで紹介したJ.D.ヴァンスが共和党の副大統領候補に。昨日のスピーチでは薬物依存症だった母親も会場にきていた。白人貧困層から副大統領候補に。39歳。アメリカンドリームはまだあったのだ。

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紹介した『ヒルビリー・エレジー』の著者、J.D.ヴァンスは、2022年の中間選挙ではオハイオ州から上院選に名乗りを上げ、ドナルド・トランプの支持も得て5月3日の予備選で共和党候補になり、最終的には、民主党候補のティム・ライアンを破りオハイオ州選出の上院議員となった。

「ヒルビリー」から上院議員、これもアメリカンドリームだね。

米国西部の旅行計画だけでなく、ノースキャロライナ、サウスキャロライナやアパラチア山脈中心の旅も研究中。

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アパラチア山脈を舞台にした本・映画の3部作の最後は、『ヒルビリー・エレジー』(J.D.ヴァンス著、関根光宏・山田文訳、光文社)。副題は「アメリカの繁栄から取り残された白人たち」。



私たちが映画やTV番組で見かけるアメリカは西海岸のロサンゼルスやサンフランシスコ、東海岸のニューヨークやボストン、フロリダ、たまにシカゴ。IT関係の仕事がらみであればマイクロソフトやアマゾンのあるシアトル、FacebookやGoogleなどがあるかつての半導体メーカーの拠点シリコンバレー、映画関係ならロサンゼルス。すべて西海岸の町である。東海岸は金融関係ならウォールストリートのあるニューヨーク、政治がらみならワシントンDC、アカデミズムならボストン。

著者のヴァンスは、ラストベルト(錆びついた工業地帯)と呼ばれる地域の一つオハイオ州ミドルタウンで生まれ育った。そして、アパラチア山脈の炭鉱の町、ケンタッキー州ジャクソンが、祖父母や親せきと過ごすことが多かった心の故郷とのこと。高校卒業後、海兵隊に入隊、除隊後オハイオ州立大学、イエール大学ロースクール卒業。現在はシリコンバレーで投資会社の社長を務める。サンフランシスコ在住。

<さて、ジャクソンはどこ?>


ラストベルトの製鉄所や自動車工場がある地域には1950年代、アパラチア山脈の小さな町から仕事を求めて多くの若者、家族が移住。工場労働者の中流階級の町がつくられた。ヴァンスが生まれ育った町は、シンシナティとデイトンの中間にある「ミドルタウン」。製鉄会社アームコを基幹産業にする労働者の町。かれらは「ヒルビリー(田舎者)」と呼ばれている。

<本当に中間にあるからミドルタウン>


この本は、なぜアパラチア山脈やラストベルトに白人の貧困層が生まれ、彼らがどう考え、広い意味で文化を形成していったかが分かる。その彼らがトランプを大統領にした。トランプ大統領誕生は、偶然やラッキーで誕生したのではなく必然であった。

最後にオハイオ州とケンタッキー州の旅行の話。

オハイオ州にはエリー湖の畔、クリーブランド近郊にChuyahoga Valley National Parkがある。オハイオ州に行くのなら、「エリー湖湖畔のドライブ+この国立公園」を目的に行くべき、行くしかない、他に何もない。

ケンタッキー州にはMommoth Cave National Parkがある。洞口が延々400マイル以上つながっている世界最大の洞窟。洞窟のどこまで入れるか、その手段、など事前調査が必要。

私がもっと興味があるのは、Land Between the Lakes N.R.Aだ。どうやら長年にわたるミシシッピー川の蛇行の結果生まれた土地のようで、自然が豊か。こんなところでキャンプをしながら、地元でしか手に入らないような地酒の「バーボンウィスキー」をちびりとやりたい。

<Land Between the Lakesという国立保養地>


<旅行計画に行き詰ったら武蔵野散歩。『武蔵野』(リイド社、斎藤潤一郎著)、『ダ・ヴィンチ』に載ったね。>
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まだ見ぬアメリカ - ウエスト・バージニア州(8)- WVに戻って資料確認

2024-02-25 22:06:33 | アメリカ東部
先週、オハイ州(OH)の話題に移ったが、ウエスト・バージニア州(WV)チャールストンの観光局から資料が届いたので、急遽、WV戻ってみた。

米国の観光地の案内所や州境のレストエリアに行くと、観光案内資料が山ほど置いてある。

掲載されている写真が美しく、日本では紹介されていない観光地やレストランなどを発見できる。

1979年の最初の海外出張(生まれて初めての海外旅行)以来、米国の資料を集め結構なボリュームになっている。

「いまどき紙で」と言われそうだが、ページをめくる感覚、インクと紙の匂いがたまらない。

古くなった資料の傷み具合、レトロな感じの広告や写真もいい。

今回の資料はWebでオーダーしたもの。封筒に郵送料は16ドル54セント(約2500円)とある。



封筒の中身は、「ウエスト・バージニア州観光案内(West Virginia Vacation Guide)」と「ウエスト・バージニア州公式道路地図(West Virginia Official Highway Map)」。



観光案内のサブタイトルは、「天国のように明るく輝く(Almost Haven Shines Bright)」とある。

旅行中に天国に行ってしまわないように気を付けよう。行く方が本望かもしれないが。その場合、遺体を運ぶのにお金がかかり手続きが大変なので家族に迷惑がかかる(現実的な話)。

地図には「63番目の国立公園:ニューリバー渓谷国立公園&自然保護区(Home of the 63rd National Park: New River Gorge National Park and Reserve)」とある。

2020年に国立公園になったニューバリーをバリバリに宣伝(12月17日の記事参照ください)。

Road Atlasの地図もいいけど、このサイズの地図は夢も膨らむ。

という訳でオハイオ州からウエスト・バージニア州に戻ってしまった。



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