清水区村松の現場にて鉄骨工事が終了しました。
前回は基礎工事の工程をご紹介させていただきましたが、
今回は鉄骨工事の流れを紹介いたします。
まずは、
工場で加工された鉄骨の検査をします。
何度かブログで紹介しています、超音波検査の状況です。
溶接されている柱と梁のジョイント部分を、超音波で
検査します。欠陥があれば、即溶接のやり直しです。
現場に搬入された鉄骨は鳶さんの手によって、組み立てていきます。
2階建てであれば写真のような状態になるまで、朝から午後3時には
終わります。この段階で現場では火を使用し、鉄骨を切ったりはしません。
工場加工の正確さが、非常に重要になります。
ここで、基礎と鉄骨柱がどのように緊結するか、ご紹介します。
前回ブログにて紹介したベースパックのボルトがコンクリート
から出ているのが分かると思います。
そこに、鉄骨柱の下端のプレートが、のってきます。
柱の下のプレート、へんてこな形のナット、これは
ベースパックの指定された仕様になります。
鉄骨柱の建て寄り検査をします。
通常、0~3mm程度の範囲で納まっています。
建て寄り検査後、ボルトを締めます。
一次締め、マーキング、本締めとボルトとナットが一緒に廻ってないか
確認します。(共廻り検査)
この後、胴縁(外壁材の下地)を取り付け、
鉄骨検査を実施します。
この検査では、鉄骨のサッシ廻りの開口寸法チェック、
さび止め塗装の確認、全てのボルトに緩みがないか等
検査します。
以上が鉄骨工事の工程になります。
当社で一番の見所です。又、重要な管理が必要とされる
工事になります。
この後、サッシ、屋根、外壁工事へと進んでいきます。
ねずみのしっぽ