静岡で重量鉄骨構造の建物ならアイディースリー池田建設 【スタッフブログ】

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築23年の重量鉄骨住宅オーナー様宅、屋上防水アフターメンテナンス工事。静岡市、ごりらリポートです!

2023年08月05日 07時00分39秒 | リフォーム・リノベーション

こんにちわ、ごりら🦍です。

今回は、重量鉄骨住宅のオーナー様宅、

屋上のシート防水をウレタン塗膜防水にリフォームする工事となります。

まずは、施工させて頂いたきっかけですが、

築23年目になられるオーナー様宅のアフターメンテナンスにお伺いした時のお話しです。

当時は『シート防水』で施工させて頂いていました屋上ですが

工事着工前のシート防水がこちらです。

 

どうしても経年劣化で継ぎ目部分が弱くなってしまうんですよね。

雨漏りはしていませんでしたが

今後、継ぎ目から一度雨が侵入してしまうと浮いてしまいます。

まだこれから 永く安心して建物に住んで頂くために

その防水の不安を解消するべく、今回の工事を実施させて頂きました次第です。

次は、工程ごとに説明します。

 

まずは、現況のシート防水を撤去しながら下地のケレンと清掃です。

下地の勾配に問題は無く、水溜まりもありませんでしたが

古い防水の接着剤等が残っていては、仕上げの防水に段差が生じてしまいますから

この『ケレン』と『清掃』はとても重要な作業となるんです。

次に下地コンクリートの上にプライマー(接着剤)を塗布します。

そして、ウレタン塗膜防水の下地の通気緩衝QVシートを施工します。

『通気工法』といいまして、下地コンクリートに水分が残っている場合

その湿気を外に逃す為の『通気緩衝シート』となります。

新築工事で防水工事を施す場合、下地コンクリートの乾燥度を水分計で調べて

8%以下を確認してから防水工事にかかるのですが、

今回の様なリフォーム工事では、

古い防水を剥がしたら その日のうちに 雨が降っても良い様に養生をしなければなりません。

下地を乾かしている時間はありません!

物凄いスピードで作業を進めていき、

夕方までには急に雨が降っても大丈夫な状態に無事なりました。

この工程の後に脱気盤というものを付けていきます。

この『脱気盤』とは、下地コンクリートから出る水分を外に出す役割をしてくれます。

水分がこうして抜けないと、せっかく施工した防水が膨れ上がってしまう恐れがあるんです。

そうです、とても大事な工程の一つなのです!

防水リフォーム工事の場合、この『通気緩衝工法』が必須の工法となります。

・・・でも、今回の工事の場合 とても天気の良い日が続きましたので

   下地の乾燥度は8%以下をクリアできていました! 良かったです。

 

その『通気緩衝シート』の上にウレタン防水剤を塗布していきます。

 

最後に、施工完了の写真がこちらになります。

 

今回の現場では、監督としては安全面についてが一番大変でした。

写真の中には映っていませんでしたが

屋上の防水をやる為には、屋上手摺も外さなければならなかったので、

とても危険な状態となります。

そこで、ペントハウス(塔屋)に親綱ロープを巻きつけ

それを親綱として安全帯を繫げて作業してもらったんです。

私も、見ているだけでも 当然安全帯を繫げていましたよ。

無事、怪我人がでなくてよかったです。

まだまだ 暑さが増してくる日々が続いていますので

熱中症にも気を付けて、休憩時間を十分取って作業を行いました。

炎天下の屋上での作業ですものね。

 

作業員の方と協力して 事故も無く終える事が出来て何よりでした。

 

以上、ごりら🦍でした。

 

 

アイ・ディー・スリー 
池田建設株式会社
・本  社
 静岡市清水区興津本町192
  tel 0120-844-384
・静岡支店
 静岡市駿河区曲金2丁目3-8
 tel 0120-333-271
 
 
 
 

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