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思うままに綴っています
ブログによって新たな自分を発見!?

4年前を思う

2012-08-30 11:17:57 | 日記(~2023年)
ブログを始めた4年前は精神的に身体的に本当に辛かった。
誰かに私の気持ちを理解してほしかった。
とことん追い込まれた時、私の中で何かが変わった。

「自分の事は自分で守る!!」

当時は自分の人生を他人任せにしていた。
そうせざるをえない状況だったにしても、現実をしっかりとみていない弱い自分に気付いた。
そう思えるようになってから、誰かに私の気持ちを理解してもらいたいという気持ちが薄らいできた。


また、気持ちを理解してもらえない事が辛くて辛くて仕方なかった。
「あなたの気持ちはよく分かる」とすごい自信を持って言う人がいたけど、
あなたの言葉や態度に傷ついたこと多々あるねんけど…とは言えなかった。

時が経ち、その人なりに私の事を思って言っているのだから、その気持ちだけ有難く受け取っておこうと…ようやく思えるようになった。
理解してもらいたいという気持ちが強ければ強いほど、理解されなかった時の辛さは増す。
それなら、理解してもらえないことをゼロベースにすれば、理解されなくても辛さは増さない。
私も誰かの気持ちを理解しようとするけれども100%理解できる訳でないし…
馬鹿にされても、心ない事をいわれても、理解されなくても、以前ほど気にならなくなった。


「40代でも妊娠している人は多いし、50歳でも出産している人がいるよ!
 不妊治療頑張って!」

と、励ましてくれる気持ちだけはありがたく受け取っておく。

40代で妊娠した人のことは話題になるけど、その陰で諦めた人のことは話題にはならない。
希望を持つことは悪くはないけど、想像以上に難しい事であることは当事者にしか分からない。
不妊治療には薬の副作用で辛い思いをするだけでなく、通院のために仕事をやめなければならない人もいる。
お金も相当必要になる。
頑張ったからといって絶対出産できるという保証はない。
リセットされた時の気持ちは想像以上…
出産はゴールではない。
幸運にも無事妊娠・出産できた後は育児をしなければならないのだ。
40代ともなると、体力的にも厳しくなる。
子供が成人になった時、定年を迎えていたら?安定した収入がなかったら?
当事者はこんなことまで考え悩んでしまうが、当事者でない人には分からない(理解してもらえない)…

私の本当の気持ちを理解してもらえなくても、その人なりに私の事を考えてくれたことに感謝できるようになってきた

ちょっとは成長できているのかな…