今日も日々是好日

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突然の別れ(3)手続き①

2012-10-22 16:58:02 | 日記(~2023年)
父はほとんど現金(貯金)を残していませんでした。
「収入=支出」のような生活をしていたことが分かりました。
決して派手ではなく、そこそこ自分の趣味に費やしながら生活していたようです。

父は貴重品を全て一つの鞄にまとめていていました。その鞄から10冊近くの通帳が出てきました
生前の父の生活から、貯金はしていないだろう…と思っていたので期待はしませんでした。
見てみると、どうやら付き合いで作った(残高 数万円以下)と思われる通帳が多数…
定期預金もありましたが、マイナスの通帳が何冊かありビックリ
それも結構な金額のマイナスでしたが、全て精算すると20万円ほどのプラスになりました。

妹達と「お父さんらしいな~」の言葉が連発

通帳(口座)を作る時、定期預金などの担保がなくても審査を通過すれば(無担保で?)数十万ほどお金を借りることができます。(今では当たり前??)
つまり残高0でも、キャッシュカードで限度額まで引き出せるのです。入金もその口座にすればいいので、昔のように、改めてお金を借りる手続きをせずに済むので消費者にとっては便利な機能です。

さて、通帳1冊以外は地方の信用金庫の通帳でした。
解約手続きを進めていくうちに、地方の信用金庫ならでは(?)のことがありました

金融機関は被相続人の死亡を知った時、口座を凍結します。
よっぽどの資産家だったり、新聞に死亡記事が出たりしない限り、一般的には遺族の申し出によって被相続人の死亡を知ることになります。
そうなると、口座は凍結され、遺族といえども勝手にお金を引き出すことができなくなります。

(続きます)