夏の暑さに負けないためには、強い「体質」をつくることが一番大切です。
体質改善のためには、運動をすることが有効ですが、やみくもにハードな運動をするのはかえって体力消耗を招きかねません。
実は専門家の間でも注目されているのが、「隙間運動」や「ちょいキツ運動」と呼ばれる短時間の運動です。
長寿県として知られる長野県の松本市では、「インターバル速歩」と呼ばれるウォーキングを推奨しています。
これは「速歩き」と「ゆっくり歩き」を数分ごとに繰り返すトレーニングです。
持久力と筋力を同時に鍛えることができるといいます。認知症の予防にも役立つといわれています。
インターバル速歩のように「キツイ運動」と「ゆるい運動」あるいは「運動」と「休憩」を交互に行うインターバル運動は、健康にさまざまなメリットがあることが多くの研究で裏付けられています。
インターバル運動として有名なのが「HIIT」で、激しい運動を数十秒間行い、その後数十秒休むといったプログラムがスポーツジムでも盛んに行われるようになってきました。