幸か不幸か独居老人一歩手前でストップしたマンマ。 

加齢化を受け入れられずに格闘中。 週2~3日クラス開講で、刺激をもらい感謝。  

正倉院展

2022-02-19 18:05:14 | 日記
水曜日、ムスコは浜松まで出かけるというので5時前に家を出た。 私は4時過ぎ起き。 夜明け前の南の空、地平線ならぬ屋根平線の少し上にひときわ明るい赤い星が! 調べたらヤハリ「明けの明星」。 ホントに明るかった。
      

早起きした私。二度寝も出来ず…結局、予定実施!
コロナ禍の下、初の六本木のサントリー美術館へ。 イササカの緊張を覚えつつ、ウォーキングを兼ねて徒歩で駅へ。 久々の電車、六本木へはどう行くんだけ?  ネリマで降りて大江戸線へ。 エスカレータ―をいくつか乗ってドンドン下りて地下40mのホームへ。 また、40m上がって六本木へ。 案内に従ってミッドタウンの中のビルの3階にある美術館到着。 「よみがえる正倉院宝物――再現模造に見る天平の技ーー」が展覧会のタイトル。

私は正倉院が好き。 正倉院へ行った事はないが、このテの展覧会には何度か出掛けている。 千数百年前の工芸品やシルクロードを超えてやってきた宝物やはドレも繊細で色も形も洗礼されていてセンス抜群! 今回は現代の人間国宝やそれに準ずる名人たちが模造して作ったモノの展示、ニセモノ展だ。 螺鈿飾りの琵琶だけでなく、布、仏具、武具。 模造であろうとなかろうと、当時の技法をたどって試行錯誤、気が遠くなるほど丹念に模して作ってある。  当時の技法に感嘆! それを研究して摸したことに感嘆! これは日本人はスゴイ!・・と言うのではなく、昔の人のセンス、ワザ、作業を素直に感嘆するばかりだ。 ニンゲンの手の技は進歩しているとは言えない。電気のチカラでワ~と、ガ~と回転させて磨いたり切ったり描いたり・・・これも文化だけど・・。 納税台帳(?)は貴重な紙の裏をつかっているが、”裏”もワザワザ模倣したのかしら? ・・としたらオッドロキ!

六本木は東京のど真ん中、時代の先端を行く街なのだが、アッシには関係ないようだ。 お店も興味ナシ。 洒落たレストラン、カフェでそれなりに気取って、カッコつけて食事やお茶を楽しむことはデキン。 私は bumpkin なのであります! 都内へは美術館、博物館へ行くだけ・・が、これで十分! 地下40mから電車に乗って地上に出てヤレヤレ。 3時過ぎに我が家に帰宅。 ただいま~! 消毒スプレーをビショビショ掛けた。 
 

 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿