先ずはタイトル・・初めて購入した”音楽”とのことに一瞬「ン・・?」となった私。時代を感じるなぁ・・。 私が初めて購入した”レコード”は「フルトベングラー指揮の田園&モルダウ」。 東芝EMIの少し透明の割れない深紅のレコード盤、確か3000円だったっけ。当時の私の周りはフルトベングラー派ばかり。 私自身は音楽性よりもキリッと真横を向いてポーズをとったカラヤンのジャケットよりも、どこか哲学者のようなフルトベングラーの「顔」が好きだったのは事実だが、音楽を聞いてビックリ! なんとゆっくりした「田園」なんだろう。 何となく耳慣れていた「田園」とは全く異なった「田園」だった。そうヨ、こうでなくては! せせこましい都会ではない。・・・でも、のどかな田園、田舎に着いた時の喜びってウキウキしてコンナンかしら? 電車や車から降りて「来たぞう!!」 昔はテクテク歩いて? それとも狭苦しイイ馬車から降りて・・駆け出した?
が、以来、ゆったりした「田園」が、私の「田園」。 夏、ウィーン郊外のカーレンベルグの丘で前方に広がるウィーンの遠景を見ながら食べた朝食。 ベートーベンもこの辺りの空気を吸っていたんだ!!・・・と思うだけで嬉しかった。 私のイメージする二楽章のメロディは平らな畑が続く風景だったけど。 そして終楽章の神々しいまでの響き、メロディ・・・「神さま、私はコレからはイイ子になります」という気持ちに心底なる。 今の私、夏の思い出に行っちゃうなぁ・・・。
モルダウ・・チロチロと流れ始め大きな川幅となってプラハを流れるモルダウ川。 中学の音楽の教科書に出ているのか否か、歌詞付きのモルダウはスカン。 チョロチョロ、チロチロが好き。
ライン川もドナウ川も見ることができた。 モルダウ・・の上流を見たいなぁ!
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