彼はまっすぐ立っていた…あたかも独楽が、鞭の鳴りひびくあいだ倒れないように。 彼は謙虚であった・・・確固たる優越感があったからである。 要求がましくはなかった。 彼が求めたものは心配のない生活であって、自分自身が勝利を占めるより、他人の逆境を眺めるほうが楽しかったのである。 彼は自分の生活を、けっして危険にさらさぬことによって救った。 ・・・そして彼は、理解してもらえぬといって不平をこぼすのだった。 ダグ・ハマーショルド 「道しるべ」より。
半世紀以上も前に読んでグサッときた文言。 今も変わらない我が思考経路。 進歩・成長ないなぁ・・。 「他人の逆境を・・」は「他人」によるけど・・・・って、嗚呼、悪い人!
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