下駄の音

新しい強い猫がやって来て追い出された老猫。
元の飼い主のピンチヒッターで近くの空き家へ。
下駄の音に反応して出てくる。

「あー　今日はデブおばーさんか。」
「やー　キジちゃん　最近すこーし太ってきてよかったね」

ちょっと奮発したカンズメを鼻水たらしながらフニャフニャラとがっつく。


横に座って苦労を背負った背中をゆっくり撫ぜる。
つるべ落としの秋の陽が老猫と私の背を暖める。

秘密の園

山道をどんどん進む。
「うーん　この辺だったんだけど・・・」と。
もう何年も前の記憶を頼りにその場所を探す。
「絶えてしもうたんかねー」と。
記憶よりすこし奥まで走った。
「あったー！」

ひかげかずらは何メートルの範囲に限られて山肌を這っている。
花やさんでもたまーに売ってるけど手に入りぬくい。
「枝のみ採って根は残さんといけんよ！」
秘密のこの場所は大切に保存せんにゃあいけん。
「これ　きつねの前掛けちゅうちょりました」とも。

宝物は天空で除湿。
部屋はジャングル化している。

リースのイメージが沸々と湧いている。

幸せいっぱいのリュック

心配したお天気は曇り。
キャンピングカーはいっぱいの材料を詰め込んで出発。
紅葉前の緑深いその辺はダム造成で美しく整備されている。
ここバーベキュー場も無料。
予約は私達のグループのみ。





食った食った！
笑った笑った！

　　

私のグリーンのリュックは幸せでいっぱいになりました。
何かの時少しずつ出して使います。

政党政治

天空のラジオ。
総理への質問が出される。
なにげに耳にしてる程度だけど
M・Nさんの質問は私の耳にはいただけない。だって読んでるだけ。
まー　事前に用意されてるのはいいが多少は自分の言葉に
しとかんと心が伝わらない。
　偉そうかなー・・・・

アメリカでも政党主張の為なのかもしれんが、なんだかおかしい。
ハワイ旅行で「キラウエア」見れんかったって嘆いてたよ。

政党政治の悪い面がおばーさんなりに見えたような気になってる。

女心

天空は独りファッションショーの開催。
うーん　まだこれ入るぞ！
うーん　ちょっとしたパーティーO・K

ファッションを考えるのは甘えかし過ぎてる体型に反比例
してはいるけど興味あるんですよ。
ショウのバックグランド　ミュージックは
巨人対カープのクライマックス９回。
照明は十三夜の月。

久々の女心満開。

GSＤ製法

GSＤ製法｛糖質スーパーダイジェスト製法｝とは糖質を極限までカットし旨み成分を出来るだけ残すのだそうだ。

朝晩の冷え込みが少し始まると天空の夜長にちょっと嗜みたくなる酒。
生活用品は殆ど無いけど愛用の、ぐいのみはある。
味はよう解らんが
糖質０｛１００ｍℓ当たり糖質５ｍｇ未満を糖質０と表示できるのだそうだ。｝が気に入った。

昨夜の強風は嘘のように静か。
１～３杯が心の隙間まで潤しはじめると
何も考えない時間が私を包んでくれる。

これを不幸中の幸せとよぼう。

旅愁

♪
1.更け行く秋の夜（よ）　旅の空の
わびしき思いに　一人悩む
恋しや故郷（ふるさと）　懐かし父母（ちちはは）
夢路にたどるは　故郷（さと）の家路
更け行く秋の夜　旅の空の
わびしき思いに　一人悩む
2.窓うつ嵐に　夢も破れ
遥（はる）けき彼方に　心迷う
恋しや故郷　懐かし父母
思いに浮かぶは　杜（もり）の梢（こずえ）
窓うつ嵐に　夢も破れ
遥けき彼方に　心迷う♪

今日のおかーさんは歌ってる。寂しそう？、懐かしそう？ニャンとも解らんが
珍しい。そうか　風が強いといけんので雨戸閉めたからかなー？

「Dreaming of Home and Mother」ってゆうアメリカの歌を訳した
ものだったんだ。唱歌として中学で習ったのだから忘れていたのかもしれないが。
思い切り３度歌ったら寂しさが薄らいだ。
「それゆけアンパンマン」を歌える日がくるかなー。

旅立ち

　　

大きな木や葉っぱに守られてきた「どんぐり」は最後まで一緒だった鞘
とも別れて独りの旅立ちの季節をむかえました。

風に飛ばされる者もいるでしょう。
小鳥についばまれて遠くに行く者もいるでしょう。
森の動物に食べられる者もいるでしょう。
人間に拾われて知らない地に行く者もいるでしょう。
育った木の下に残る者もいるでしょう。

みーんな、すべての使命をやり終えた美しい旅立ちの「どんぐりころころ」です。

喜びの旅立ち、悲しみの旅立ち、苦しみの旅立ちして来ましたが、
これから迎える最後の旅立ちは瀬戸の海のようでありたいと・・・・・

友来る

お昼前、新幹線で着いた友を迎えた。
１８～２０歳まで古都京都で一緒に学んだ仲間。だから今はおばーさん。
錦帯橋を一望できる店で岩国名物を主とした昼食。
私も久しぶりの錦帯橋に郷愁あり。

そう広くないテーブル席は次々の客で満席。
２０名ばかりの団体は中国語。
岩国料理どんな感想なんだろう？

「あのね　昨日まで京都で苔寺に行ったんだけど
　行きかう人ほとんど外国語でここ日本？って思っちゃった。」

　外国旅行は自国のマナー背負ってるよね。

私はもう海外に行く事ないから国内マナーかな。

それぞれの人生模様を語り合い、発車した新幹線を見送った。

山のおもてなし

　　



自宅開放型ギャラリーを体感しに出かけたトリオは
マップ片手に秋の山里のおもてなしを廻った。

体験もしたかったが見たいもの沢山で見るだけの時間しか取れなかったのが残念。

「小中学校の生徒が一年に一回は必ず「ひまわり」を描くんです」の絵の出来栄え
に感動。
アケビのつるでの壁飾り製作見学やおしゃれな雑貨屋さん、ヒノキの香りするログハウスの２階の茶室など等
自然の中を心ゆくまで堪能。

カントリーハウスのドライフラワー見学は勿論メイン

　　　

ほおずきのアレンジ　天空で参考にしなくちゃ！

あのね　途中バスケットゴールがありゴールシュートで賭けをしたの。
一番負けがコーヒー奢るの。
あーあ　やらなきゃ良かった！　

自然の中でそれぞれの思いを素直に語り合い素直な気持ちを
持って家路に。
語り合えるって事　楽しいなー。