地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

マダム・サダコ

2006年07月25日 | rwanda
緒方貞子JICA理事長のルワンダ訪問が終わりました
写真

2ヶ月前にかの地を離れた私は
この貴重なオポチュニティにあやかれなかったことが
リトル残念(←きっこのブログ風)

理事長は 私が立ち上げた除隊兵士のプロジェクトを
「興味深~く」視察されたそうだ

「それ、イモトというヤツが立ち上げたんですよ!」
と心の中で叫んでみたり。。。(-ε-;)


あーー お会いしたかった!

マダム・サダコを歓迎するルワンダにいたかった

ルワンダは 理事長にとっても思い入れが深い国だという
国連高等難民弁務官時代
94年のジェノサイド直後には難民が歴史上最多200万人溢れたコンゴ民(当時はザイール)のゴマに行かれたし
そのあとも何回かルワンダへ足を運んでいる


ルワンダ人でマダム・サダコを知らない人はいない
みんな親しみを込めて 
ルワンダが一番苦しい時期に愛溢れる援助をしてくれたUNHCRの長の話をする
日本人以上に緒方理事長を愛しているのではないかと思う


理事長がUNHCR時代
ある村を訪れたときに
村人たちが支援の御礼に牛を理事長にプレゼントしたという

牛というのは 農村にとって何にも勝る「宝」
娘を嫁に出すときも 代わりに「牛」を婿の家から授かるのだけど(これをダウリといいます)
牛を出せるのはよほど裕福な家だけだ
緒方理事長に それぐらいの敬意と謝意を表したということ

でも理事長はまさかジュネーブまで牛を持ってかえれないので
「申し訳ないけれど」とそれをお返ししたんだと思う 確か
そしてその牛がサダコと名づけられたというのは
私たちの間に伝えられるサダコ伝説だ


今回 理事長がある貧しい集落を再訪した際
住民たちが心から理事長を歓迎して
手作りの冠を頭に乗せたとき
みんな感激して
理事長もちょっと涙ぐんでいたかもしれないと
同僚が教えてくれた


そういう風に
全然スポットが当たっていない
地球の裏側の農村地域でも
感謝され
愛される

サウイウモノニ ワタシハナリタイ

チャリティはもういらない。

2006年07月25日 | africa
いるのは仕事だ!

・・・という記事が。World News

国連の貿易開発会議で
先進国の「援助漬け」と「貿易政策」が
発展途上国の成長を脆弱にしているって

後進国に本当に必要なのは
「雇用創出」と「資源の有効利用」だって


思わず膝を打ったよ

そりゃあ教育も大事 保健サービスも大事

だけど一番必要なものって 「雇用」だよね

仕事があって人はようやくいろんなことが可能になる
教育受けられても 健康でも
仕事ない人がアフリカには何億人もいる

そうじゃないとアフリカは一生現状から脱出できないよ

さぁて どう対応するか


・・・え?まずは自分の仕事を探せ?