ワークショップから帰ってきて、いつの間にか私はコンピューターエキスパートだと思われています。
大学時代の友人が聞いたらかなり笑うと思います。
このヘルプデスクに入り浸っていた私が・・・。
エキスパート、と言いましても。
エクセルの年間報告書のフォーマットをもっとわかりやすくして。明日の朝のプレゼンまでに。とか
こんな風な図をワードで描きたいんだけど・・・ とか
至ってシンプル。
でもね。
今の私には、県ごとの指標を地図上で色をつけて表したりもできちゃうんだよ!
大得意。
だってこのソフトウェアを使いこなせるのは、90人近くいる事務所の中で私だけ。
ちょっとありえない状況になっております、スリランカの私・・・。(笑)
だけどバンコクのワークショップに行ってから、自分がやるべきことが明確になってきた。
今までは、事務所の活動や教育省の内部のことを知るので精一杯で、自分の役割がイマイチ見えていなかった。
この2ヶ月間、ずっと暗闇の中を彷徨っていたけれど、
今なら少しわかる。少しだけ。
それは、私の前の霧が晴れたというわけではなくって、
晴れたとしても、見えるのはカオスなんだということ(笑)。
みんな打ち合わせの時間もとれないほど忙しく働いているのに、結局はごちゃごちゃ。
こんなことをいうと組織への批判になっちゃうかしら・・・
でも決して批判めいているわけではなくて、私は私のやり方で、このカオスを整理していきたいと思います。
そのひとつは、データを使って、アウトプットをきちんと見ることです。
自分たちの活動がどのように貢献しているか、
今、自分たちがどこにいるか、
指標を使って示すこと。
これを読んでくださっている方には私が何のことを言っているのかさっぱりわからないと思いますが、
ちょっともやもやが晴れたよん!
今日はスタッフ・ミーティングがあって、新しいスタッフの紹介のときに、レップ(事務所長=フランス人)がいきなり私の名前を呼びました。
「なんで今さら私・・・ 2ヶ月も経っているのに」
「でもまだオフィシャルに自己紹介をしていないだろう」
そう、今までスタッフミーティングは大抵出張と重なっちゃっていたので、ちゃんと紹介されていなかったらしい。
なので、もうかなりみんな私のこと知っているのに、何だかおかしかったけれど、自己紹介をしました。
2ヶ月が経過して、かなり遅いけれど、確実に前に進んでいっています
30℃のコロンボより