もうすぐスリランカに来て早や1年
2年の任期の折り返し地点に来た
ありきたりですが あっという間に過ぎました
同時に1年に1度、初めてのパフォーマンス評価がやってきた
自己評価とボスによる評価
正直言って今まで 仕事は少し苦戦していた
はじめての組織だし
はじめて日本の組織じゃない職場だし
したがって同僚がみんな外国人というのもはじめてだし
分野もそんなに経験なかったし
すべてにおいて「不慣れ」だった
常にとまどいがあったわけではないけれど
何をやっていても 自分のやっていることに確信がなかった
我関せずの国連の世界では あまり周りからの自分への評価も聞かれなかった
人からの評価を気にする日本人の私は ちょっと不安で
だから自分を追い込んだし
無駄も多くて 情けなくなったりもした
そんな状態で曖昧な自己評価を書いて提出したら ボスに何度も書き直させられた
「もっと自分のやってきたことをアピールしなさい もっとやってきたんだから」
これには苦戦した
私も実はちゃんと日本人だから(笑) どうしてもへりくだってしまう
自分のしたことをちゃんとアピールできない
今まで評価は他人によってされるものだったから
謙虚さが美化される社会にいたものだから
「私はこんなことやあんなことでこんなに貢献しました」
なんて口が裂けても言えないどころか
できたと思っていないんだもん
代わりに 「これはちょっとできたけど できなかったこともある」みたいな書き方をしたら
「そんな書き方絶対にしちゃいけない」とボスに怒鳴られました・・・
国連の?欧米の?洗礼を受けました
「だって自分のこと褒めるなんて 私の道理に反します」と言ってみたら
「わかってる。ナオコは自分に厳しすぎるものね」と返された
いいえ 日本人はそうなんですって。。。
一方 ボスからの評価は 私の肩の重荷と足かせを一辺にとっぱらってくれるものだった
私のことすごくよく見てくれていて 評価してくれて
私は貢献してるんだ よくやってるんだって思って
すっごく気持ちが楽になった
仕事が楽しくなった
ボスの評価だけで こんなに人生変わっちゃうんだ(この前までかなり凹んでいたのにね)
私もいつか部下ができたら こんな風に勇気づけられるような上司になりたい
そしてこれからも奢ることなく 早く一人前になれるように 前進していきたい
私生活は相変わらず充実しまくりだし
これからの1年間はもっともっと成長できると思う
これからもアップ&ダウンはいっぱいあると思うけれど
とりあえず今は 久々に順風満帆かなーと思うに至った
1年の区切りの出来事でした