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3年半前の思い出が蘇る。
サマール島ギウワンに出張中。
ここは壊滅状態で泊まるところがなく、
援助ワーカー用のキャンプが設営されてる。
ハイチのキャンプ・チャーリーにとても似ている。
(同じノルウェーの会社が運営支援)
シャワー↓
綺麗だから快適。
白だし、そんなに閉塞感ない。
食堂で美味しいご飯食べたあとは、
他のキャンパーたちとビール飲みながら業界トーク。
台風後、イスラエル人のグループが、
被災者にトラウマ解除の心のケアをしに来た話になった。
教育省の役人は、
「イスラエル人は、鼻がすっと高くて、美しかったの。
本当に素晴らしい先生たちで、
私たちみんなかけがえのない授業を受けた」と興奮してた。
そんなイスラエル人女性が、ふらっと援助関係者の会議に現れ、
話しかけたのが、
何とレバノン人とドイツ人!
彼女が「あなたたちどこの国からお出でになったの」と聞き、
二人は正直に答え、
仲良く談笑し、
写真まで撮った。
人道支援に、政治はナシ、という美しい話。ちゃんちゃん。
そんな愉快なキャンプの夜。
でも朝はやっぱり個室を開けるジッパーの、
ジュッていう音で起こされ、苦笑したのだった。