定期観測から
1.地下水に関するデータは、76本中48本が上昇した。東海の井戸は、15本中10本、紀伊半島の井戸は、21本中9本、関東基準井戸は、4本中3本が上昇した。四国の井戸は、25本中17本、関西基準井戸は、11本中9本が上昇した。
2.天気図は、西高東低の冬型。気圧の谷が佐渡から宮城県沖に抜ける状態で、強い冬型に変化していく。高気圧は1032気圧、低気圧に992気圧があり、アジア全図で42気圧差の状態になっている。
3.宇宙天気図は、Cクラスのフレアが発生し、太陽風は360キロから430キロに上昇、25日発生のCMEの影響である。フレアの活動はやや活発な状態になっている。CMEの発生観測はない。コロナホールは、西30度、西10度のダブル型。地磁気の活動は静穏になっている。
4.雲の方位、焼けの状態は、中津、矢掛町、長野で赤焼けになった。M5クラスの現象になった。その他は、北広島、札幌、福島、弘前、南アルプス、枚方、高知、熊本で観測された。
5.結論
①地下水変化、気圧差、コロナホール西30度、西10度、大潮の前日で海外のM6クラスは起きてもおかしくない。変化次第でのM7クラスも否定しない。予測通りに大潮の時間帯でのリスクは高い。
②国内はM5クラス震度4以内の状態であるが、変化次第でのM6クラスの可能性は否定しない。気圧の谷付近には注意である。