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浜松楽器博物館と鈴木楽器製作所 工場見学

2013-11-14 22:41:58 | 芸術・芸能

浜松楽器博物館と鈴木楽器工場見学

ハーモニカを愛好する仲間たち48名で楽しみにしていたバス旅行へ出かけた。
栄・テレビ塔北駐車場に8:50分に集合だったが、岐阜・春日井・犬山・など遠方にも拘わらず、
殆どのメンバーは8:00過ぎに到着し、早めの出発となった。
東新町ICから休憩をとりながら、名古屋高速・伊勢湾岸道・東名を経由 浜松市楽器博物館を見学
浜松グランドホテルで昼食後、鈴木楽器製作所を見学した。

浜松楽器博物館は平成7年4月に開館した日本初の公立(市立)の楽器博物館とのこと。
アジア、オセアニア、アフリカ、アメリカ、ヨーロッパと世界中の珍しい楽器が展示されており、
世界最大、第1級の博物館と言われるのがうなずける内容だった。
ヘッドフォンでどんな演奏がされ、どんな音なのか聴くことが出来、体験ルームもあり
「見て、聞いて、触れ」ながらこの楽器を「いつ、どんな場所で、どんな人が、どんな気持ちで」奏でて
いたのだろうと想いを馳せた。
楽器の一つ一つに見とれるばかりの色鮮やかな装飾が施され、動物などが形どられ、
美しさ、素朴な楽器、どれもみとれてしまった。
音楽を神々を崇める儀式に使われていたところが多いようだ。
収蔵点数は3,300点にものぼるそうで、常時展示されているとの1,300点だけでも
一日では見きれない驚くばかりの数だった。

次に訪れた鈴木楽器製作所では様々な種類のハーモニカの製造工程を一部
見せていただいた。
手のひらに乗る小さな楽器がかなり人間の手作業を必要とし、機械ですべてのオートマ化は
出来ないのだと知った。
細かいパーツで構成され、特に「リード」は長さ、薄さ、の精度と熟練の職人技が要求され、
音程が狂わないように丁寧な作業で作られているのを実感。
説明をして頂いた中で、「演奏している人に合った音に楽器はなって行く」と言われたのが
心に残った。同じ楽器を使用しているのに上手な人の音色は美しい。
「ハーモニカ」を唯一の趣味とする私にとって、今日の製作現場を見学出来たことは
とても有意義な一日だった。
寒くもなくお天気にも恵まれ、この旅行に参加出来たことに、感謝したい。


 

 


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