おばさんの落書き部屋

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朗読グループ発表会

2011-12-06 01:04:03 | 日記

名東生涯学習センターで朗読グループの発表会がありのぞいてみた。
行きに椅子張替を依頼する為にちょっと立ち寄ったお店のご主人が話し好きで、かなり時間オーバーとなり
会場へ駆けつけた時はすでに前半は終了したところだった。

後半は98歳の柴田トヨさんが92歳から書きため自費出版された詩集「くじけないで」より「私」「空」「幸せ」
の3編を92歳の女性が朗読された。
この本は私も書店で買い求めて読んだのだが、声に出してゆったりと読んで下さると詩の内容がもっと
味わい深くなり心に染みた。
著者と朗読者との年齢が近いせいもあってか、しみじみと聴くことができた。

続いて、茨木のり子作:(おんなのことば より) 「はじめての町」「わたしの一番きれいだったとき」
     佐野洋子作 :(そうはいかない より)  「めがね」
どちらも読んだことがないのでこれを機に一度読んでみようかと・・。

最後は藤沢周平 作「山桜」を5人で交代で朗読。
最近は根気がなく小説はあまり読むことが少なくなり、ハウツーものや実用本で占められている。
でも、藤沢周平の作品は私の最も好きな作家の一人であり、「蝉しぐれ」「花のあと」「たそがれ清兵衛」など
映画を観てから本を読むことが多い。
今日の朗読を聴いて「山桜」を再度、読み返してみたいと思う。

「めいとう朗読グループ」は毎週、月曜日の午前中に定例活動を行っているとのこと。
私はフィクションより実話・ドキュメンタリー本を選ぶ傾向が偏ってしまうが、この会の活動は広く本に親しめ、
相手に聴かせる為に声に出して読む訓練は発音が明瞭になり一石二鳥なのでは・・と思った。

  

 



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