今月は見たいと思っていた映画のタイミングを逃してしまった。
上映場所、時間が合えばOKで出先のついでに寄り道、映画館に飛び込んで観たものばかり。
「わが母の記」ミッドランドシネマ
昭和の文豪・井上靖の自伝的小説の映画化。
5歳から13歳という多感な頃に親と離れて育ったことから 「母に捨てられた」という思いを抱き続け、
次第に老いていく母をみつめ、かつての大家族の様子や昭和の日本の美しい原風景が画面を通して
描かれていた。
「アンネの追憶」センチュリーシネマ
全世界で読まれ続けているベストセラー「アンネの日記」
アウシュヴィッツ強制収容所などナチスに関する映画は過去、多い。
実際は描ききれないほどもっと壮絶な世界であろうが、映画をみるたびに戦争は絶対あっては
ならないといつも強く思う。
「別離」名演小劇場
米アカデミー外国語映画賞を受賞したイラン映画。
西洋化した中流夫婦と敬虔なイスラム教徒夫婦との相克を描いた映画で、
最後まで緊迫感があってもう一度観てもいい。
「幸せの教室」ミッドランドシネマ
大卒ではないという理由でリストラに遭い、失業中年男ラリーにトム・ハンクスが主演。
無愛想な女教師メルセデスにジュリア・ロバーツ。
年齢・境遇など異なる人たちが触れ合う中で、人生の楽しみに気づいていく様子を
コミカルに描いていて肩の凝らない映画だった。
他に、「しあわせのパン」三越映画劇場
「ルートアイリッシュ」名演小劇場の6本。
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