港町・神戸の象徴、神戸ポートタワー 9月26日で営業が一旦終了 “鉄塔の美女”はリニューアル工事へ
ラジオ関西 より 210912
港町・神戸のランドマーク、神戸ポートタワー。リニューアル工事を直前に控えており、今の姿を楽しめるのもあと少しだ。
今年10月から着手する予定の大規模リニューアル工事に伴い、神戸ポートタワーの営業は9月26日(日)をもって一旦終了となる。営業終了後は中の展望フロアなどへの入場ができなくなり、外周工事が始まるとタワーのライトアップも終了する。
神戸ポートタワーは1963年、神戸港の景色が一望できる展望塔として建設された。当時、第7代神戸市長であった原口忠次郎が、神戸港の発展が神戸の街の発展へとつながり、その姿を市民や観光客にも見てほしいという思いを込めたという。
高さは108メートルで通天閣と同じ。タワーとしては全国で初となる「溢光照明」(いっこうしょうめい)による夜間ライトアップを行ってきた。
現在もSNSでは夜景とタワーの写真が多く載せられ、美しい街・神戸のシンボルの1つとして愛されている、神戸ポートタワー。
現在もSNSでは夜景とタワーの写真が多く載せられ、美しい街・神戸のシンボルの1つとして愛されている、神戸ポートタワー。
2014年12月には国の登録有形文化財にも登録された。和楽器の鼓を長くしたような双曲面構造の美しい外観と独特のパイプ構造を持ち、その優美さから別名「鉄塔の美女」と称されている。
10月からのリニューアル工事では、耐震工事や、エレベーターの更新工事などが行われるが、大きく変わるのは展望階に設置される屋外展望テラスだ。今までは屋内の展望フロアのみだったが、リニューアル後には屋上の外に出られる展望施設や、低層4階にも屋外テラスを設置予定。外の風を感じながら、六甲山系の山々と神戸港の海へと広がる大パノラマを一望できるようになる。
🗼営業再開は開業60周年の節目となる令和5年度(2023年度)の見込みだ。
神戸ポートタワーでは、1963(昭和38)年の開業からこれまでの歴史を振り返る「ポートタワー写真展」を開催中など、「これまでの感謝」と「未来に向けて送り出す」という思いを込めたポートタワー “Rebirth” カウントダウンイベントが行われてきた。
この9月も、14日には“鉄塔の美女”や“くびれ美女”と呼ばれる神戸ポートタワーのようなくびれを手に入れるための、タワーの階段476段を使ったヒップアップ&くびれトレーニング企画が予定されている。
10月からのリニューアル工事では、耐震工事や、エレベーターの更新工事などが行われるが、大きく変わるのは展望階に設置される屋外展望テラスだ。今までは屋内の展望フロアのみだったが、リニューアル後には屋上の外に出られる展望施設や、低層4階にも屋外テラスを設置予定。外の風を感じながら、六甲山系の山々と神戸港の海へと広がる大パノラマを一望できるようになる。
🗼営業再開は開業60周年の節目となる令和5年度(2023年度)の見込みだ。
神戸ポートタワーでは、1963(昭和38)年の開業からこれまでの歴史を振り返る「ポートタワー写真展」を開催中など、「これまでの感謝」と「未来に向けて送り出す」という思いを込めたポートタワー “Rebirth” カウントダウンイベントが行われてきた。
この9月も、14日には“鉄塔の美女”や“くびれ美女”と呼ばれる神戸ポートタワーのようなくびれを手に入れるための、タワーの階段476段を使ったヒップアップ&くびれトレーニング企画が予定されている。
そして、最終営業日の26日には神戸ゆかりのアーティストによるアコースティックライブイベントが行われ、その様子は神戸市YouTubeチャンネルでも配信される。さらに、同じ26日、神戸ポートタワーのライトアップ消灯後となる午後9時頃には、「人力ライトアップ」として、スマートフォンの光による人力ライトアップも(参加は事前応募による先着順)。
神戸ポートタワーの運営を行う株式会社クレ・ドゥ・レーブ営業本部長の椋木玲さんは「神戸ポートタワーには、学生時代に阪神・淡路大震災を経験したとき、そして今のコロナ禍においても、高く美しくそびえたっている姿に勇気をもらった。タワーを見ていると、だんだん人物のように見えてくるほど。ぜひ26日までに、思い出作りに来てほしい」と述べている。
(神戸ポートタワーの運営を行う株式会社クレ・ドゥ・レーブ営業本部長の椋木玲さんと、『サンデー神戸』レポーターの加納永美子さん
※ラジオ関西『サンデー神戸』2021年9月12日放送回より)
神戸ポートタワーの運営を行う株式会社クレ・ドゥ・レーブ営業本部長の椋木玲さんは「神戸ポートタワーには、学生時代に阪神・淡路大震災を経験したとき、そして今のコロナ禍においても、高く美しくそびえたっている姿に勇気をもらった。タワーを見ていると、だんだん人物のように見えてくるほど。ぜひ26日までに、思い出作りに来てほしい」と述べている。
(神戸ポートタワーの運営を行う株式会社クレ・ドゥ・レーブ営業本部長の椋木玲さんと、『サンデー神戸』レポーターの加納永美子さん
※ラジオ関西『サンデー神戸』2021年9月12日放送回より)