日本初公開の作品も!秋の京都で楽しめるアート&音楽イベント9
Cosmopolitan より 230920
私たちを魅了し続ける古都・京都では、この秋も様々なイベントが開催。現代アートの見本市からコンサート、音楽とグルメのコンボまで、ぜひ足を運んでおきたいものを厳選して「Hearst Contents Hub」からお届けします。
観光や紅葉、美食以外にも、素敵な旅の思い出を増やしてみてはいかが?
※各イベントの会期や時間は変更となる可能性があります。また、チケットはすでに売り切れの場合もあります。詳細や最新情報は各公式サイトをご確認ください。
NAKED GARDEN ONE KYOTO 2023
毎年恒例の人気イベント「NAKED GARDEN ONE KYOTO 2023」は、
秋会期が2023年9月14日よりスタートしたばかり。
世界遺産・二条城や京都タワー、北野天満宮、仁和寺などのほか、比叡山延暦寺のある滋賀県大津市坂本エリアなど、アイコニックな8つのスポットを会場に、プロジェクションマッピングや特別ライトアップなどの多彩なイベントが12月3日まで行われます。
今回のテーマは“伝統文化とアート”というだけあって、京都のアーティストたちとのコラボレーションや、各場所の伝統文化を感じられるような企画が満載。
特に人気の『NAKED FLOWERS 2023 秋 世界遺産・二条城』は、“秋のお花見”をイメージした演出になるそう。
イベントの会期はエリアごとに異なるので、日時をチェックするのもお忘れなく!
◆会期/〜2023年12月3日
会場/京都市役所前広場、JR京都駅ビル、京都タワー、二条城、滋賀県大津市比叡山坂本エリア、くろ谷 金戒光明寺、北野天満宮、仁和寺など複数
時間・料金/各会場により異なる
公式HP https://garden.naked.works/kyoto/
⚫︎平安神宮 月音夜 ~京都名月コンサート2023~
中秋の名月を愛でるなら、平安神宮で行われる「平安神宮 月音夜 ~京都名月コンサート2023~」がおすすめ。
2023年9月28日~10月1日の4日間、
特別にライトアップされた大極殿前に特設ステージが登場し、東儀秀樹&東儀典親、石井琢磨、Aimer、Who-ya Extended、Juice=Juice、BEYOOOOONDS、中川晃教、ござという計8組の豪華アーティストたちが、優雅で浪漫あふれるステージを披露。
なお9月28日と29日には,平安神宮会館の栖鳳殿または迎賓殿で,コンサート前に京会席をいただける数量限定の食事付きプランもあるので,気になる人は今すぐ予約をしておいて。
4日間だけの幻想的でスペシャルなイベントを、お見逃しなく!
▶︎会期/2023年9月28日(木)~10月1日(日)
会場/平安神宮(京都府京都市左京区岡崎西天王町97)
時間/18:15 開場、19:00 開演、20:30終演(予定)、21:00 閉場 ※雨天決行、荒天中止
料金/一般指定席 7,000円、食事付きプラン(数量限定) 20,000円
tel. 075-241-6171
公式サイト
⚫︎artKYOTO 2023
「artKYOTO 2023」は、世界遺産・二条城で行われる注目のアートフェア。
会期中特別に公開される「二の丸御殿台所・御清所」と,国の重要文化財「東南隅櫓(とうなんすみやぐら)」,「番所(ばんしょ)」に,国内外の25のギャラリーや美術商等が出展し,厳選したアート作品を展示・販売します。
古陶磁や抽象絵画、日本でも人気の陶芸家ルーシー・リーの作品、気鋭の外国人作家の絵画など、様々なジャンルのアートピースを、二条城の歴史的な建造物とアートが調和するスペシャルな空間でじっくり鑑賞したい! NFTチケットも販売中。
▶︎会期/2023年10月6日、8日、9日
会場/二条城(京都府京都市中京区二条通堀川西入二条城町541)
時間/12:00~19:00 ※9日は11:00~16:00
料金/前売り 2,000円、当日 2,500円 ※別途二条城への入城料が必要、16:00以降は入城料不要、小学生以下は大人同伴に限りartKYOTO 2023への入場無料
公式サイト
⚫︎KYOTOPHONIE 2023 天橋立
春に京都市内の能楽堂や寺院、日本庭園などで第1回を開催し、大きな反響を呼んだ「KYOTOPHONIE ボーダレス・ミュージックフェスティバル」が10月、京都の天橋立で再び開催されます。
レゲエ・レジェンドのホレス・アンディを迎えたブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブのジャマイカ版、INNA DE YARD(初来日)らをはじめ、シコ・セーザルや青葉市子、石橋英子 Band Setなど、世界9カ国13組(予定)の個性豊かなアーティストたちが、3つのステージでパフォーマンスを行います。
さらに、フランスのミシュランスターシェフ、アルマン・アルナルと、東京&京都の人気シェフらが地産の食材を使ったスペシャルなランチとディナーを提供するレストランも登場(席は完全予約制)。
マルシェやフードトラックなども出店予定なので、風光明媚な天橋立で、音楽と食を心ゆくまで楽しめます。
▶︎会期/2023年10月7日、8日
会場/天橋立特設会場(京都府宮津市文珠 天橋立海水浴場付近)
時間/開場 11:00~ 終演 21:00頃 ※予定
料金/前売り:1Day 一般 12,000円、学生 9,000円/2Days 一般20,000円、学生 14,000円
当日:1Day 一般 15,000円、学生 12,000円/2Days 一般 26,000円、学生 20,000円
終演後、京都駅行きの無料バス乗車券付き入場券も発売中
問い合わせ/info@kyotophonie.jp
公式サイト
⚫︎京都市美術館開館90周年記念展「竹内栖鳳 破壊と創生のエネルギー」
京都市京セラ美術館では、開館90周年を記念する特別展「竹内栖鳳 破壊と創生のエネルギー」が10月よりスタート。
本展は、近代京都の日本画界に最も大きな影響を与えた画家で、大正・昭和期には多くの弟子を育成したことでも知られている巨匠、竹内栖鳳(たけうちせいほう)にフォーカスする大規模な回顧展。
重要文化財をはじめ、約130点に及ぶ彼の作品や、下絵や模写など様々な資料を一堂に展示し、その画業を振り返ります。
同時期に京都国立近代美術館で行われる「京都画壇の青春―栖鳳、松園につづく新世代たち」も一緒にチェックしておくと、より楽しめそう!
▶︎会期/前期:2023年10月7日~11月5日、後期:2023年11月7日~12月3日
会場/京都市京セラ美術館 本館 南回廊1階(京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124)
休館日/月曜日(祝日の場合は開館)
時間/10:00~18:00 ※最終入場17:30
料金/前売り:一般 1,600円、大学・高校生 1,100円
当日:一般 1,800円、大学・高校生 1,300円、中学生以下 無料
tel. 075-771-4334
公式サイト
⚫︎特別展「東福寺」
京都を代表する禅寺のひとつ、東福寺。その寺宝をまとめて紹介する初の機会となる特別展が、京都国立博物館の平成知新館で行われます。
東福寺の歴史を辿りつつ、大陸との交流を通して花開いた禅宗文化の全容や、東福寺の日本文化における意義などを5つの章で紹介する本展。
目玉はなんといっても、修理後初めて全幅が公開される「画聖」とも崇められた絵仏師・明兆(みんちょう)による記念碑的大作『五百羅漢図』。さらに,応仁の乱の戦火を免れた貴重な文化財や、特大サイズの仏像、書画類もお目見えします(※会期中展示替えあり)。
「教科書で見た!」という作品も見られるので、歴史好きなら足を運んでみて。
▶︎会期/2023年10月7日~12月3日
会場/京都国立博物館 平成知新館(京都府京都市東山区茶屋町527)
時間/9:00~17:30 ※最終入館17:00
休館日/月曜日 ※10月9日(祝日)は開館、翌10日は休館
料金/前売り:一般 1,600円、大学生 1,000円、高校生 500円
当日:一般 1,800円、大学生 1,200円、高校生 700円
※中学生以下 無料
tel. 075-525-2473(テレホンサービス)
公式サイト
⚫︎開館60周年記念「京都画壇の青春―栖鳳、松園につづく新世代たち」
京都国立近代美術館では、開館60周年を記念して「京都画壇の青春―栖鳳、松園につづく新世代たち」を開催。
京都は長らく画壇の中心であったものの、明治になると東京奠都(とうきょうてんと)や西欧化により、伝統や威信が揺るがされることになります。そこで、京都で活動していた土田麦僊(つちだばくせん)、小野竹喬(おのちっきょうなど新世代の画家たちは、竹内栖鳳(たけうちせいほう)や上村松園(うえむらしょうえん)ら先輩画家たちとともに、誰も見たことのない日本画を生み出そうと試行錯誤していきます。
本展は、明治末から昭和初頭を駆け抜けた彼らの、エネルギーと創意工夫に満ちた“青春白書”とも呼べる内容となっています。
▶︎会期/2023年10月13日~12月10日
会場/京都国立近代美術館(京都府京都市左京区岡崎円勝寺町26-1)
休館日/月曜日
時間/10:00~18:00 ※金曜日は20:00まで、入館は各日閉館の30分前まで
料金/前売り:一般 1,500円、大学生 900円、高校生 400円
当日:一般 1,700円、大学生 1,100円、高校生 600円
公式サイト
⚫︎MUCA展 ICONS of Urban Art 〜バンクシーからカウズまで〜
京都市京セラ美術館に、現代アート&アーバンアートに特化したドイツ・ミュンヘンの美術館「MUCA(Museum of Urban and Contemporary Art)」のコレクション約70点がやってきます。
出展されるのは、バンクシー、カウズ、バリー・マッギーなど、言語や宗教、出身地などのあらゆる境界を越えた視点から世界を見つめる、アイコニックな10名の作家の作品。ルールや規則に縛られない彼らのアートは、私たちの目を社会の不公正や資本主義、人種差別といった様々な課題に向けさせ、考えることを促してくれるはず。
日本初公開のものもあるので、この機会を逃さないで!
▶︎会期/2023年10月20日~2024年1月8日
会場/京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ(京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124)
時間/10:00~18:00 ※最終入場 17:30
料金/前売り:一般 土日祝 1,900円、平日 1,700円大学・高校生1,200円中学・小学生 600円
当日:一般 土日祝 2,100円、平日 1,900円 大学・高校生 1,400円 中学・小学生 800円 ※未就学児 無料
tel. 050-1807-9356
公式サイト
⚫︎Art Collaboration Kyoto
2021年からスタートし、3回目を迎える現代アートのフェア、“ACK”こと「Art Collaboration Kyoto」。日本のギャラリーが海外に本拠地のあるギャラリーを招き、ブースをシェアして作品を展示・販売するというユニークなスタイルで、国内外のコレクターやアートファンから熱い視線を注がれています。
今回は「Visions of a Torn World:循環と共存」をテーマに、16カ国24都市から64のギャラリーが出展予定。作品のジャンルも価格帯も幅広いラインナップで、コレクター初心者でも購入しやすいうえ、単に見て回るだけでももちろんOK。アーティストやギャラリストたちとのコミュニケーションを楽しみながら、現代アートの最新事情を知ることもできます。
トークイベントや市内連携プログラムなど、魅力的な関連イベントも多数行われるので、残さずチェックしておいて。
▶︎会期/2023年10月28日~30日
会場/国立京都国際会館イベントホール(京都府京都市左京区岩倉大鷺町422)ほか複数
時間/28日:12:00~19:00、29日:11:00~19:00、30日:11:00~17:00 ※最終入場は閉場の1時間前まで
料金/早割価格(10月13日まで):一般 2,500円、大学生・高校生 1,000円、通常料金:一般 3,000円、大学生・高校生 1,500円
公式サイト