アイリス日記

痛みのない快適な生活ができるように、ブログを通じてサポートしていきます。

膝痛の原因は上半身にあった!?

2016年04月07日 | 健康・病気




    満開の桜も今日の雨で散ってしまいました



    



    人間は2足動物なので、痛みの原因が、大抵の問題は



    足にあることが多いのですが、


   
    子供の頃、喘息をやったことがある人や長い間



    風邪が治らなかったりした場合など、肋骨(胸郭)が原因で



    痛みが取れないことがあります




    症例:60代 女性


    主訴:左膝の痛み。歩行時特に痛む。


    既病歴:5年ぐらい前自転車から転倒。年末から1ヶ月ぐらい風邪が治らず


        長引いていた。


    所見:左膝完全屈曲できず。左大腿直筋筋力50%。



    施術:脛骨粗面と大腿直筋とのバランスをとる。


       左足根骨の調整。右第2肋骨上方から下方へ押圧。



       治療後、大腿直筋筋力80%。荷重時の痛み半減。



    2回目 屈曲可動域アップ。しかし階段の下りで痛み。



        右小胸筋調整。眼球運動にて頸部伸展可動域を広げる。



        荷重時の痛み30%。



    5回目 歩行時の痛みなし。階段下りやや痛み。



        右肺(上中葉)の機能を上げる。荷重時の痛みなし。




    自転車事故による、膝関節が固まり放置していたため


    可動域が狭くなっていたことと、風邪が長引き長時間寝ていたことで



    胸郭の動きが固まり、頸部の動きが制限され身体がもっと固くなり



    筋膜連鎖で大腿部の筋肉まで緊張してしまったと思われます。



    特に吸う方が優位になり交感神経が亢進して、痛みも感じやすくなっていました。



    上手く吐き切れていないので、どんどん身体が緊張してしまいます。


    



    肋骨は吸うときは広がり、吐くときは下がります。



    膝の痛みがなかなか取れない方は、肋骨(胸郭)の歪みが



    原因かも?



    肺の機能は右肺がほとんど頑張っているようです。



    特に咳が長引いたりした風邪の後は、注意が必要です。



    アイリス整骨院

    03-3826-6020



    

       



    

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