なかちゃんずの山歩き+α

夫婦で仲良く山へ登っています。

【北ア】三股から蝶ヶ岳へ。

2017年10月16日 | 北アルプス

 

2017年 8月28日(月)~ 8月29日(火)ガス

昨年、蝶ヶ岳を残して常念岳山頂から下山してきたので、今年は昨年からの続きのコース、蝶ヶ岳に登らなければ・・。
一泊二日で蝶ヶ岳、常念岳を楽しんでこよう。

コース:三股登山口~蝶ヶ岳(テン泊)~常念岳~前常念岳~三股登山口

メンバー:のぶりん・さなりん

 1日目蝶ヶ岳へ登るコースとして、もっとも最短に登れる三股登山口から登ることにした。
このコースは、鎖場や梯子などなく安全に歩けるコースだからアルプス初心者でも安心して歩ける。

 


三股登山口の駐車場。70台くらい駐車できるかな?


トイレは改装中だったが、簡易のトイレが設置されていた。
次回来るときは新しいトイレを使えそうだ。(笑)

 

 6時45分に出発。駐車場前にあるゲートから林道へ。

 

林道を15分くらい歩いて三股登山口に着いた。登山ポストに登山届を提出する。

 

「常念岳・蝶ヶ岳方面 」の表示に沿って進む。

 

 常念岳への分岐。往路は蝶ヶ岳新道へ。帰路は常念岳から、ここに降りてくるんだ。

本沢に沿って、10分くらい歩くと吊り橋がある。
しっかりした吊り橋で、沢はずっと下に見えるけど、増水時、ここは通行止めになる。
山は急に水量が増えたり、鉄砲水が怖いね。

 

 

橋を渡ると「力水」と呼ばれる湧き水があり、このコースの最初で最終の水場である。
まだ登ってから、あまり時間が経ってないので喉の渇きは少ない。

 

沢から離れ樹林帯を登っていくと「ゴジラみたいな木」がお出迎え。
この木は、皆さんのレポでも必ずと言っていいほど登場するから見たことある。
見たとたん「あ~これか。」って思った。(笑)

登山道は登りがきつくなり、急な登りが終わった所にベンチがある「まめうち平」に着いた。

ここは、平らで休憩の最適地となっている。ベンチには登山者が数人休んでいた。
私たちも、丸太の上でちょっと休憩。北アだけど、汗が噴き出てきた~ 暑いよ~皆さんも汗びっしょり。

 

まめうち平からは、緩やかな登りになった。
水がよく溜まる所だろうか?一部だけ木板の道になっている。

 


蝶沢の出合い手前で常念岳がよく見えるようになった。 

帰路に使う常念岳~前常念岳の稜線がよく分かった。

 

蝶沢に着いた。

 

 沢の水は、少しだけあるようなないような。

 

蝶沢を過ぎると、また急な登りとなる。

第二ベンチがあるが、休まず通過。

 

さらに登って、最終ベンチ。ここも通過。

 

振り返ると常念岳が、先ほどより貫禄ある山容で聳えていた。
登山道には、ナナカマドが群生していたので、紅葉の時はさぞかし綺麗だろう。

 

 森林限界を超えた所で、大滝山への分岐。

 

 大滝山分岐を過ぎてからハイマツに囲まれた登山道を5分くらい登る。

気持ちいいー

 

登りつくとテン場があり、その奥には蝶ヶ岳ヒュッテがある。
ちょうど12時に着いた。休憩時間を含んで、ほぼコースタイムと同じくらいだった。

 

 

山頂に向かう前に「蝶ヶ岳ヒュッテ」へ行く。
💰テン場代一人700円を払い、テントを張ってから、山頂に行くことにした。

キャンプ地は稜線上にあるので展望は良いが風がよく当たる。
風当りが少ない場所に張った。 

 

こんな感じ。 

 

テントの準備をしたら、山頂へ。テン場から数分のところ。

 

とうちゃく~蝶ヶ岳山頂。   標高2677m。

蝶ヶ岳は梓川を挟んで槍、穂高連峰と対峙する常念山脈のピークだ。山頂からの展望は抜群!

槍、穂高連峰の山頂部分には雲がかかっていた。 ちょっと残念!

谷底には梓川が見えている。

槍の穂先は見えないなぁ。惜しい~。

 

蝶ヶ岳ヒュッテの後方に明日登る常念岳が見えていた。

 

蝶ヶ岳ヒュッテの裏側、登山者が数人居るところは「瞑想の丘」だ。

遠くに野口五郎岳がうっすらと見えている。

 

山頂からの展望を楽しんだ後は、テントに戻り、遅めのランチ。

🍰も食べて、お腹いっぱい。 

 

ランチ後、時間はたっぷりあるので徳沢からのコースに下りてみる。

徳沢からのコースに「妖精ノ池」があるので、それを見に行くことにした。 

 

少し歩いて振り返ると、蝶ヶ岳ヒュッテが小さくなっていた。

 

 ハイマツに覆われた斜面を下ると、お花畑が見えてきた。

 


ここはハクサンイチゲやミヤマキンポウゲなどが咲くお花畑。

ハクサンイチゲがまだ咲いていた。

 

ゴゼンタチバナは種が出来かけ。

 

鮮やかな黄色のウサギギク。

 

チングルマは綿毛になっていた。これはこれで、いい感じ。

 

 お花畑から数分下ると、左手の方に妖精ノ池が見えてきた。

 

さらに池を廻りこんで池の近くに降りた。

 

池には黒くて小さいものが動いていた。サンショウウオだー たくさんいた。

これが妖精の正体だった。 ほんとかな?どうして妖精ノ池になったのだろう。
のぶりんが、「何か池に落とせば、妖精が出てくるかもよ。」って。

金のものに変えてくれるといいけどね。

 

池の近くには、ミヤマコゴメグサが咲いている。 
可愛い姿のお花、こちらが妖精のほうがしっくりくるかも。

 

 妖精ノ池から戻ってきた。

 

もうすぐ山は夜になる。太陽が穂高の山々の方へ降りていく。

 

今夜のキャンプ地。

夜は満天の星が見れた。☆彡 街では見れない夜空素敵だった。山に登ればこその景色に感動した一日だった。

 

明日は常念岳に登り下山する予定。  

               蝶ヶ岳~常念岳は、次のレポで。

 



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初めまして。 (さなりん)
2017-10-17 23:32:54
akiraさん、ようこそ当ブログへ、こちらこそよろしくです。
akiraさんが蝶ヶ岳に登られた時は、いいお天気だったのですね。穂高連峰を見ながらお昼寝なんて!なんて贅沢で素敵な時間なんでしょう~。

山登りは大好きです。
この長雨、早く終わらないかと・・。
山に行けなくてウズウズしています。(笑)
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初めまして (akira)
2017-10-17 09:31:07
今日は、初めての投稿です宜しく
常念、蝶が岳以前登ったので楽しく拝見させて貰いました
自分たちは上高地から入りました、
蝶が岳で穂高連峰を眺めながら昼寝?をしたのが楽しい思い出です
沢山の山に登られていますね、
此れからも山登りを楽しんでください。
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