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社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

9-3÷1/3+1

2015-12-06 08:07:32 | 日記

1部上場企業技術者「小学生以下」学力の
実態上記の計算の正答率が6割をきったと
ニュースになった。

学力問題を考えるうえでの一つのきっかけ
になるのではないか。
私は、平均点による学力の矮小化がそこに
潜んでいるのではないかと思う。

確かにテストの平均点=学力という観点は
わかりやすい。だからこそ、その学力評価
が肥大している。そこに問題点があるとわ
かりつつも。

1部上場企業技術者も高校時代には数ⅠBで、
いやになるほど代数計算をやってきたので
はないか。
それが大学、そして現場技術者として技術
の高度化・複雑化した専門領域を毎日扱っ
ていると、ピラミッドの土台の一部が欠落
していく。

あまりの高度化、専門化がすすむと使わな
い学力の分野が広がっていく。人間は使わ
なければ忘れていく。こうした高度化、専
門化による反映ではないか。

そして、化血研の不正が発覚した。
科学、そして化学の専門家としての技術者。
現場で「おかしい」と思った人たちはかな
りいたのではないか。
科学者のモラルハザードではないのか。

しかし、そこは「労働者」。
逆らえば「首」、あるいは「出世」はなく
なる。

労働組合は、あっても「御用組合」化して
いれば、ブレーキはかからない。

職場の「民主主義」が、戦前に近付いてい
るのではないか。

「学力」が世界一になっても、民主主義が
破壊され、憲法が力と「へ理屈」で破壊さ
れ、「戦争」ができる国になれば、なんの
ための「学力」かがわからない。

あらためて「学力」の質的な、そして本来
の意味を深めるべきではないか。

算術平均による「学力」でよいのか。「世
の中には3種類の嘘がある。嘘、大嘘、そ
して統計だ」と言ったイギリスに学ぶべき
だ。