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社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

「行間」を読まない

2015-12-11 07:00:46 | 日記

朝のNHKラジオで、フードファディズムで
有名な高橋久仁子さんがでていた。
食品と健康のお話であったが、表題が「行
間を読まない」であった。

最初は何のことかわからず、興味を持って
聞いた。

「行間を読む」とは、さまざまな文学でい
われ、あたりまえのこととなっている。
それを「読まない」とは?

あっ、とわかった。
なんのことはない。つね日ごろ感じている
健康食品のCMのことだった。

「効能」をうたうと「医薬品」となり、禁
止されている。最近は規制緩和で「特保」
としてOKとなっているが。

CMは短いフレーズで心にのこり、その言葉
の後に、〇〇〇の効くと思い込むことだった。
絶対に「効く」とは言わない。
言わないが、勝手に「行間」を呼んで「効く」
と思ってしまう。
みなさんも経験していると思う。

ひるがえって政治の世界はどうであろうか。
「小泉政治」以来、ワンフレーズ政治家が目
立っている。
大阪の橋下政治にも共通しているのではない
か。

くわばらくわばら。

政治の世界で「行間を読まない」ためには、
彼らのフレーズだけではなく、実際の行動を
含め、しっかりと読み込むことだ。

「戦争法」を「より平和になる」と強行した
安倍首相。消費税増税なのに「軽減税率」と
あたかも庶民に恩恵があるように思わされる
・・・

「行間を読まない」ことに心がけよう。