議会のクリアファイル事件(4)
「アベ政治は許せない」の文言の「議会広報」への
掲載拒否に続いて、今度は松永議員の「市長の政治
資金をめぐる質問」も不許可にしようとする流れが
出てきた。
またまた。驚きの連続である。
どうなっているのか、釧路市議会!
どこまで「開かれた議会」に逆行するのか。
そして気に入らない議論は、「議会広報」から削除
してしまうという「傲慢」さ。
松永議員の質問は、市長の政治資金の記載漏れをつ
いたものであった。
市長が自らの後援会から2013年、14年に合わせて
1,350万円を借り入れたのに、毎年公表している「資
産公開」では「借入ゼロ」と報告されてた。
この指摘に対して、「忘れていた」、「報告書を訂正
する」となった。
自分が1,350万円も借りて、忘れていたとは、庶民に
とってはありえない話である。
政治家としての市長の政治資金は議会論議の重要な対
象であり、議会の監視・チェック機能として期待され
るものである。
松永議員は、これを「議会広報」に掲載するよう原稿
を提出した。
議会の多数会派の力で、これすら掲載を拒否する。
いったい、なんのための「議会広報」なのか。
あいた口がふさがらないとはこういうことだ。
市の「議会基本条例」の精神からも逸脱している。
ましてや自分たちの気に入らない質疑応答を、数の力
で、多数決で、市民に知らせないという暴挙以外、な
にものでもない。
議会制民主主義の「イロハ」さえ踏みにじる議員とは
いったい何者なのか。
「言論の府」と「議論の公開」は、水と空気のような
ものだ。
これを許したら、釧路市議会は全国の議会から「笑い
もの」になるであろう。
さらに、気に入らないものは、次から次へと規制され
ることにつながっていく。
自由と民主主義の名のもとに、絶対許されない。
12月20日(日)午後1時30分
観光国際交流センター2階
緊急市議会報告会
ぜひ、ご参加を!