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社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

ついに「不掲載」を決定!

2015-12-25 06:30:19 | 日記

昨日、議会広報委員会が開かれた。
冒頭から「代表者会議の意向で」と早期決着をはかろうと
したが、きちんと議論すべきであり、賛否をとるべきだと
なった。その結果、不掲載に賛成の議員は
 〇大越 拓也(新創クラブ)(副委員長)
 〇伊東 尚悟(自民クラブ)会派より代表者会議の意向で
 〇河合 初恵(公明党議員団)
 △岡田 遼 (市民連合議員団)退出・棄権
 ×村上 和繁(共産党議員団)掲載すべきだ
   金安潤子(市政進クラブ)委員長のため採決に参加
   で
きないが、この問題の原因者のため ◎

なんと3:1 棄権1で「不掲載」を決定。
会派では、共産党と自民クラブが「掲載すべき」。
市民連合議員団(民主を含む)、市政進クラブ、公明党議
員団、新創クラブが「不掲載」。議長は公明党所属。

ここまで議会が「堕落」していたとは驚きであった。

多数決で決めてはならないものがある。
これが市議会議員として、分かっていない。

大学や教員に問いたい。この人たちの「社会科」の教育はど
うなっていたのか。議会制民主主義のイロハがわかっていな
い。
とりわけ釧路の学力が低いと取り組んでいる議員が、議長を
入れると、なんと3人もかかわっている。

議会は、憲法や法律にかかわるものを多数決で決することは
できない。
(日本国憲法、地方自治法、釧路市議会基本条例など)

そもそも議会とは議論の場であり、その内容を広く有権者に
知らせ、判断をあおぐこと。それが代表者を通じて、市民が
政治に参加できる最低条件である。選挙だけが政治参加では
ない。

委員長や議長が気に入らないないものを、多数決で「不掲載」
にする。これでは「議会広報」ではなく「議長広報」であり、
広報委員会ではなく「検閲委員会」である。

安倍政治のもと、国会では、憲法に反することを平然と「多数
決」で決めて
しまう。この流れがいよいよ地方議会にも及んで
きている。

そして、与党の意にそわないものは、市民に知らせない。

ファシズムの言論抑制・弾圧は、多数決で静かに進行していく。
次は、「自粛」とむき出しの「弾圧」で。

これが戦前の流れではなかったか。(ドイツ、日本)

多くの人たちの努力でつくりあげてきた「議会制民主主義」。
これを守るための努力がいっそう求められている。

また釧路市議会における史上最大の「汚点」を回復するために、
この
問題をひきつづき追及していく。
でなければ、全国の議会に広がりかねない。

後日譚
その後、二転三転しながら最終的に掲載が決まりました。
これまでの経過は、いったい何だったのか?
言論の府である議会がどういうものなのか。
反省したのかどうかはわからない?
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