社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

月と老人

2017-10-07 06:16:24 | 日記

農村地帯を走っていた。
中秋の名月はまぶしいほどであった。

「月と老人」を思い出した。
(白石一郎著:「江戸の老人力」に掲載)

九州の秋月藩のお世継ぎ騒動のお話であ
る。お世継ぎが生まれず、表向きの、形
だけの体裁を取るため涙ぐるしい努力を
する。ごまかしに加担した老人は、口封
じのため抹殺されることを察知し、脱藩
していく単純なストーリーだ。権力を使
い、いかに体裁を保つか。
今の政治につながる。

言葉によるイメージ。実態とかけ離れた
安倍首相の5年間の政治。ごまかしにつ
ぐゴマカシ。それが権力の一極集中を強
めた結果である。森友・加計の疑惑=腐
敗につながっている。

「女性活躍」、「地方創生」、「一億総
活躍」、そして「人づくり革命」と、毎
年コロコロ変えていく。その目まぐるし
さは歴代の首相にはない。

その裏で、安保法制=戦争法、憲法9条
改正と本命めざして一直線だ。
希望の党の小池氏は、安倍首相のお友達
であり「ウルトラ右翼」。西の「維新」
も9条改正に意欲。

希望の党-自民・公明-維新

この連携が、平和国家日本を崩壊させて
いく。

2年間取り組んできた市民と野党共闘の
底力を発揮する時だ。
公示まで、あと4日。