小選挙区制度のもとでのたたかいは、市民
と野党共闘による一本化しかないという認
識にたどりついている。
2年間の積み上げが、今回は一時的な逆流
にさらされたが、短期間で市民と野党共闘
が回復し、前進をはじめた。
立憲民主、社民、共産党の3野党は38議席
から69議席に前進した。
まさに市民と野党共闘の「揺籃期(ようら
んき)」ともいえる。
安倍1強は、各種世論調査を見ても、けっ
して国民の支持を得ていない。
雨降って地固まる、の例えのように、さあ
これからだ、という思いが強い。
選挙期間中は憲法改正を言わなかった安倍
首相は、終わったとたんに言い始めた。
9条を守るという声は大きい。
安保法制を廃止して「専守防衛」にもどせ
という声も大きい。
失われた20年が30年になろうとしてい
る。日本経済は「異常」な時代に突入して
いるのではないか。金利ゼロ、株式時価総
額の1割が公的マネー。ますます出口が狭
くなっていく。官製相場はいつまでも続く
ものではない。
その一方、格差拡大で、地方経済の衰退が
いっそう加速されかねない。北海道にとっ
て深刻な状況だ。
釧路市内の単位後援会のごくろうさん会に
参加して改めて決意を共有した。