今回の西日本豪雨の大災害に対して、安倍
内閣の初動が遅れたことははっきりしてい
る。2点だけー
5日の安倍首相参加の「宴会」である。
もう一つは内閣の「非常災害対策本部」が
開設されたのが8日午前だ。
これほどはっきりしているのに、被災地入
りした安倍首相は「初動の遅れが指摘され
てるが」との質問に「一丸となって発生以
来、全力で取り組んできた」と否定した。
腹が立った。
まったく反省がないというのが安倍首相の
これまでの数々の「強行採決」でわかって
いたが、今回ほど「情がない」人だと思っ
たことはない。
7月15日付赤旗日曜版に「ペコロスの母の
思い出」という岡野さんの四コマ漫画が掲
載されている。
そこに「国民の掌の上に自分たちが居る事
を忘れ」、「自分たちの掌の上に国民が居
る人がトップに・・・」
言い得て妙だ。
国会では、喫急な災害対策が求められてい
るのに、カジノ法案の審議入りを強行し、
国会議員を拘束している。
この症状こそ、家族や生活を後回しにする
「ギャンブル依存症」そのものではないか。
「王様は裸だ」・・・この寓話になりつつ
ある。