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社会はかわるし、かえられる!

格差社会の縮小めざして、誰もが安心できる社会をめざして!
 

災害より「賭博」なのか!

2018-07-11 14:19:17 | 日記

本当に腹が立つ。
10日から、参議院でのカジノ法案の審議を
強行した。

議員は委員会審議が始まれば、「拘束」さ
れる。
被災現場の声を直接聞くことができず、対
策もとれない。

カジノ法案の審議は、百数十人死者や数十
名の行方不明者という大災害、さらには酷
暑のなかでの万単位の避難者への緊急対策
より急ぐのか!

とりわけ、カジノ法案は国土交通大臣(公
明党)が答弁している。国土交通省といえ
ば今回の河川や道路の決壊に責任を負うの
ではないか。
     大門参議院の質問 ⇒

国会が、国民の緊急の苦難にまったく対応
していない。

安倍首相の「自民亭」での宴会といい、
自民・公明政権の退廃だ。


豪雨災害、政府は最優先を!

2018-07-10 10:16:57 | 日記

ニュースを聞くたびに、死者と行方不明者
の数がどんどん増えていく。
1人ひとり。どれほどの人生や家族、仲間
たちがいたことか。
これほど悲しいことはない。

いまだに全容がつかめない。
聞きしにまさる大惨事だ。
豪雨がこれほどとは。

政府は最優先で対応してほしい。
同時に国会もだ。
国土交通省は重要な役割を担っているはず
なのに、カジノ法案の審議をこんなときに
も行うという。

何を考えているのか。
国会の「自民亭」で酒と寿司の宴会で笑っ
ている場合ではなかったろう。

災害対応は現在進行形だが、政府・国会対
応の検証は絶対必要だ。

危機を煽ってのイージスアショアで2000
億円、こんな金があるのなら、直ちに緊急
災害対策費にまわせと言いたい。


オウム真理教事件の教訓を

2018-07-09 07:04:34 | 日記

改めて無差別大量殺人に至ったオウム真理
教の事件の教訓化とそれを広めなければ、
と思う。

死刑執行によって本人たちから聞くすべは
断ち切られてしまったが、二度と起きない
ように願いたい。

なぜなら、未だに「セクト」「カルト」と
称される宗教団体が数多く存在し、活動し
ているからだ。
当然に「自分たちは違う」と称しているよ
うだが、改めて、神や仏の「宗教」につい
て考える機会にしたい。
事実として「神や仏」「神秘」が悪用され
たのだから。

今、一番心配なのが「神聖化」だ。

キリストでさえ、聖遺物と称して、聖杯や
聖釘、聖骸布、聖槍(ロンギヌスの槍)な
ど「神聖化」されている。
なおプロテスタントは、これらをはっきり
と否定しているが。

麻原彰晃を「受難」「殉教者」にしてはな
らない。

これは、オウム真理教を持ち上げた当時の
宗教学者や知識人の責任ではないだろうか。

また相変わらずテレビなどは「超能力」や
「霊感」などを面白おかしく特集を組んで
いたりする。

戦前の社会全体を戦争に駆り立てた社会的
な「マインドコントロール」も思い出さな
ければ。

前のブログも こちら⇒


これで幕引きにしてはならない

2018-07-07 09:20:05 | 日記

森友・加計問題のことではない。
オウム事件の7人の死刑執行が行われた。

死者29人、負傷者6000人超をだした地下
鉄サリン事件。坂本弁護士一家殺人事件、
長野サリン事件、上九一色村事件など数々
の凶悪事件が続いた。

執行された松本智津夫死刑囚は、最後まで
部下がやったことだと認めなかった。
そして、なぜ殺人が正当化される教義にま
でなり、それに従っていったのか。

解明されなければならないことは、まだま
だたくさんある。
若者が「空中浮揚」などのトリックにひっ
かかり、のめり込んでいったか。そこに神
や仏の悪用によるカルト化が進み、無差別
大量殺人の集団になっていったか。
だからこそ、「被害者の会」や「脱カルト
協会」は、死刑執行の延期を求めていた。

また当時の警察や行政の動きも検証されな
ければ。
上九一色村でオウムによる住民への脅しや
被害に真正面からたたかい、長野サリン事
件で犯人はオウムだと訴えてきたが、取り
上げてもらえなかった。
さらに坂本一家の事件も、警察は事件性な
しとして動かなかった。

カルト宗教
いまでも若者がとりこまれている。

自然と社会への見方をどう身につけるか。
私たちに提起されている課題は、あまりに
も大きい。

追記
オウム事件の15年経過のときのホームページのひとことを再掲載します。

2010年3月20日
ポア・・・サリン事件から15年 
 あれから15年もたった。13人が死亡し6千余人の被害者を出した地下鉄サリン事件である。
 しんぶん赤旗に「家族の会」会長(オウム被害者の会会長)の永岡弘行さんの長文のインタビューが掲載されている。
 永岡さん自身もVXガスによって生死の境をさまよった方で、「サリン事件を回避する機会は何回もあったと思えてなりません。例えば2年前の松本サリン事件、山梨県の上九一色村の竹内精一さん(共産党の支部長)らの村民の決死的な調査、県も警察も立ち入り調査をしなかった」など思いを述べていました。
 この5年前には坂本弁護士一家がオウムによって殺害されていたのであった。この時も警察の調査は「事件性なし」としてほとんど動かなかった。
 当時、竹内精一さんの書いた本などを読むと「なぜ警察は動かなかったのか」と疑問をもつ。

「ポア」
 オウムが使っていた言葉である。チベット仏教の「死後の魂を高い世界に移す」ことだそうである。
 だからオウム真理教のなかでは、殺人が正当化されていた。「輪廻転生」論から導きだされるひとつの悪しき帰結ではないだろうか。
 私はよく「仏教の迷路」という言葉を使う。2千年以上の多くの人類によって営々と積上げられ、マンパワーによって作り上げられた「教義」は、あらゆるものを含んでいる。無数の「教義」のなかにさ迷えば、日常生活、市民生活からかけ離れてしまう危険性がある。
 その結果が「教義と教義の衝突」であって、どちらが正しいかの結論は絶対にでてこない。無理やり白黒をつけようとすると鎌倉や江戸時代のように「お上の裁断」を求めることになる。日本共産党が「教義論争」に係わらない理由のひとつでもある。
 いまも被害者を生み出す「新興宗教」に囚われの身になる人が後をたたない。
 マインドコントロールはなかなか解けない。そして、なぜか共産党は彼らの最大の敵にされてしまうので、生活相談で共産党議員が直接対応するのは非常に難しい。
 やはり日常生活のなかで、多くの人たちのなかで、社会性を身につけることではなかろうか。といっても、戦前は国民全体が戦争遂行という「マインドコントロール」にかかっていたのではないか。本当に難しいことだと思う。
 当時、大学のある哲学教授がオウムと共産主義を同列に論じた記事を新聞に掲載したが、このとき、上九一色村では、共産党員が命の危険を感じながらたたかっていたのである。また、オウムの反社会的実態を追求していたのが赤旗新聞であった。
 社会的事実に目を閉じ、ひたすら自らの観念のなかに閉じこもったものの恐ろしさとともに哀れさを感じた。
 大学で宗教哲学などを論じていた教授のなかにもオウム真理教を高く評価し持ち上げていたものもいた。こうした知識人は反省しているのだろうか。そういえばサリン事件の被告たちは医師など高学歴者が多かったことも特徴であった。
 地下鉄サリン事件、二度とあってはならない。そして、被害者の救済を手厚くしなければならない。

2010年3月21日
「真理」と神秘性   

 ときどき「真理を究めたい」という人がいますが、二つの方向性を思わずにはいられません。
 科学的な「真理」は、研究や実験などの繰り返しのなかに「新しい発見」や「法則性」が見えてきます。
 私たちが普通に使っている「真理」です。ところが、神秘という衣にくるまれた「真理」は危険な香りがします。この「真理」は社会性からどんどん離れて行き、迷路に迷い込み、独善的な穴に落ち込む危険性があると考えます。
 科学的社会主義の哲学の「真理論」は、人間の意識・思考や観念が客観的実在と一致することを表します。
これ以外の意味はありません。「認識論」とともに考えることが必要であり、だからこそ、そこに向って相当な努力が求められるわけです。ロシアの革命家レーニンは「唯物論と経験批判論」の中で「電子といえども汲みつくすことができない」と述べています。粒子だと思っていた電子が「波」でもあったことは衝撃でした。
 日常の世界では粒と波は一緒ではありませんから。
 さらに「絶対性と相対性」の弁証法的理解もかかせません。「絶対はどこまでいっても絶対、相対はどこまでいっても相対」という思考は形而上学的思考の最たるものです。
 オウム事件のことにふれるたびに考えることです。
 「悟り」はわかったこと、「神秘」は楽しむこと程度に留めておいた方が無難ですね。


プラットフォーム広域自治体

2018-07-06 07:40:20 | 日記

プラットフォーム ビジネスが急速に広がり
既存の労働形態を「破壊」している。

ニューヨークでのウーバー社によるタクシ
ー業の破壊は知られるようになってきた。

今、さまざまな分野にスマホを使ったプラ
ットフォーム・ビジネスが広がりつつあり、
極端な非正規労働がまん延しかねない状況
が生まれつつある。
貧困と格差の拡大が一気に広がりかねない。

この自治体版とでもいえるものが「スマー
ト自治体」と呼ばれ、この転換への「提言」
が総務省に提出された。(7月3日)
           こちら⇒ 
スマートとは「賢い」とう意味。スマートフォーン、
スマートグリッドなどと使われている

地方自治体の職員を半減、破壊的技術を使
いこなす自治体など、衝撃的な文言を使っ
ている。
地方の小さな市町村を、広域にまとめて、
プラットフォーム化しようという発想だ。

地方自治体の合併が一段落し、これ以上は
なかなか進まない。人件費の削減も限界に
達しつつある。
次の一手がこれではないか?

この提言で使っている「破壊的技術」は何
を破壊するのか?

例えば・・・
介護の需給をスマホのプラットフォーム・

ビジネスに、さらには福祉も委ねかねない。

まさに「破壊的」ではないか。

このままでは日本国憲法の「地方自治の本
旨」、住民の地方自治さえ壊しかねない。

技術的に「できる」からやるのではなく、
本来の人間的な社会、地域にどうするか、
地方自治の民主的な姿を対置しなければな
らない。

憲法を無視し、ネット信奉に近い自民・公
明政権に任せると大変なことになると思っ
ている。

追記
私のブログの紹介
 プラットフォーム労働・・・⇒
 プラットフォーム労働は労働者! ⇒


ルバーブ ジュース

2018-07-05 07:01:40 | 日記

ルバーブが手に入ったので、ジュースをつ
くってみた。

量を少なく、かなり薄くつくったので、ピ
ンク色でほんのり甘酸っぱいさわやかな味
であった。ただ味の調整は難しいと思った。

ルバーブは北海道や長野で栽培しており、
釧路でも小規模の障がい者作業所が、栽培
からジャムまで製品化している。

先日、テレビでヨーロッパの市場めぐりの
なかでルバーブがあり、ジャムづくりをし
ていた。本場はヨーロッパやロシアらしい。

ルバーブやアイスプラントなど、涼しい北
海道ならではのおいしい食材ですね。


原発推進に「全力」=安倍政権

2018-07-04 09:38:13 | 日記

昨日の3日、安倍政権は「第5次エネルギー
基本計画」を閣議決定した。
            こちら⇒

災害列島ともいえる日本の国土の特性を無
視し、相変わらず原子力依存を「3E+S」
の名で合理化し推進しようとしている。

そして「確実な実現に全力をあげる」とし
ている。

ということは、今ある原子力を全部稼働し
なければならないし、老朽化をみこして新
規の原発も建設することになる。

原発事故に対して、何も反省していない。

それどころか、米国は「大型炉の安全運転
管理を徹底して 80 年運転を実現しよう
とする動き」を紹介という形をとりながら
老朽した原発の長期運転をはかろうとして
いるのではないか。(8ページ)

国民の「原発はもうごめんだ」という国民
の過半数の声をまったく無視している。

原発、「戦争法」、カジノ・・・
国民過半数の反対の声がまったく届かない
政治になっている。
日本の民主主義が危ない。

やはり安倍政権を終わりにするしかない。

追記
赤旗「主張」も読んでください ⇒⇒


「残業代ゼロ」は絶対に廃止を

2018-07-03 13:59:36 | 日記

自民・公明、維新によって「働き方」法案
=残業代ゼロ法案が強行採決された。
しかし施行までは、

  ・・・3日付赤旗より

この法案のもとでも、24時間48日連続労働
や年間6000時間もの労働が合法化となる。
そして、年収1075万以上の「高度専門職」
は、もともと財界が年収400万を主張してい
る。
さっそく経団連は、さらなる規制緩和を求め
る談話をだした。

こんなことは絶対に許されるものではない。

どうするか。
施行を許さないたたかいを広げるとともに
法律の廃止を目指すことだ。過労死遺族の
方々も引き続き取り組みを強めていくと訴
えている。

労働現場を19世紀にもどすわけにはいかな
い。
労働基準法の1日8時間、週40時間の規制
実現のために、どれほどの労働者の血と汗
が流されてきたか。

歴史を思えばこそ、私たちの訴えはつづく。
未来の子や孫のために。


三毛猫ホームズも心配する今の政治

2018-07-02 11:22:29 | 日記

「孫・子の世代にいい社会を」
今日の赤旗に作家の赤川次郎さんが登場し
た。

赤川さんといえば「三毛猫ホームズ」を思
い出すほどミステリー小説がおもしろいし
若い人も読みやすい作品だ。
5月に最新刊の第53弾「三毛猫ホームズの
復活祭」が発行されている。

この度、図書館向け短編集「ミステリーの
小箱」(全5巻)を刊行し、その中の「日
の丸あげて」という短編を紹介している。

祝日に「日の丸」を掲げない一家が攻撃さ
れる話だが、右翼の大物にほめられたとの
こと。

この人は、「日の丸」が愛されるためには
押し付けてはいけないと考えている。しか
し右翼から「いまや左翼陣営にいった」み
たいに言われると。

こうしたエピソードを紹介し、いまや自民
党の古い方たちは左翼扱いとのこと。

まさに自民党の変質が語られている。

安倍政権になって、本来の保守、さらには
地域の保守が片隅に追いやられている。
ここが「極右」「ウルトラ右翼」といわれ
る所以だ。

日本社会全体の軸が大きく動いてしまって
いる。メディアにも危機感を募らせている。

だからこそ「日々の暮らしを守るために書
くことで寄与したい」と赤川さんは述べて
いる。

私が言うのも変だが、まだまだ地方の自民
党員には地域を守り良くしたいという方々
がいる。

市民と野党共闘をさらにすすめ、保守の良
心にも呼びかけ、安倍政権を終わらせなけ
ればと思うこの頃である。