石川社中の音楽独り言

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主要三和音・コード付けの基本・終止形等

2015-04-17 11:46:18 | 音楽基礎知識

先回の続きです・・・主要三和音からケーデンス(終止形)の話をしましたね

ケーデンスとは自然なコードの流れ方・・と考えてください

カデンツ(終止形)・・・T(トニック) SD(サブドミナント)D(ドミナント)

T-D-T

T-SD-T

T-SDーD-T

これは何を表しているのと言うと (どのコードからどのコードへ流れるかで見てみると)

主和音(トニック)KeyCならCコードはドミナントにもサブドミナントでも何処でも流れやすい

下属和音(サブドミナント)KeyCならFコードはトニックでもドミナントでも流れやすい

属和音(ドミナント)KeyCならGはとニックには流れやすいけれどサブドミナントには流れにくい

コード名で書くと

CーGーC

C-F-C

C-F-G-C・・になります ・・・コードは一般的に主要三和音の

C F Gのコードに限らず、ほとんどのコードはこのトニック系かドミナント系・サブドミナント系の

いずれかに分類されると捉えてください

 

例えばKeyCの場合はDmはサブドミナントのクラスに属し Amはトニックのクラスになります 

つまり大きく捉えれば、色んなコードはT系 D系 SD系の3つにクラス分けられ 

その夫々のクラスの代表の級長がC・F・Gコード(主要三和音)になるわけです

 

此処までの内容を前回のも含め考え方を整理します

メロディーにコードを付けるとき

1そのメロディーの音がコードの構成音にあるコードを付ける

2その上で幾つかのコードの候補が重なった時はケーデンス(終止形)の3つのパターンに

あったものを選んでコード付けをする

・・・これがコードを付ける時の基本になります・・(あくまで基本です)、

 

又主要三和音だけでドレミファソラシドのロディーの全てのコード付けが出来るか?・・

と言う答えに対しては

Cはドミソ Fはファラド G7はソシレファ・・如何ですドレミ~ 全部の音があるでしょ?

(ドミナントの性格を強く持たせるためにG7にするのが一般的)

又構成音とケーデンスを見ながら主要三和音だけでメロディーのコードを付け その後

条件や雰囲気で同じクラスの違うコードに入れ替え雰囲気を変える事も出来ます(代理コード)

 

それからここで主要三和音も含め、コードを勉強する時のポイントを覚えておいてください

1そのコードの作り方を知る (構成音は何か?)

2そのコードの役割を知る  (T系・D系?或いは代理?)

3そのコードを弾き、響きを体感する(響きを聞いて、そこから来るイメージを感じる)

だと思います

 

では課題です

主要三和音を上記の3つのポイントに絞って答えて下さい

主和音(トニック )Cの・・・ 構成音は? どんな役割がある? 響きを聞いた時のイメージは?

下属和音(サブドミナント)Fの・・              〃       〃

属七和音(ドミナント7)G7の・・・              〃       〃

 

それと先々回の2のメロディーをもう一度上記の事を踏まえ考えてください

答えは次回に・・・。