先回の続きです・・・主要三和音からケーデンス(終止形)の話をしましたね
ケーデンスとは自然なコードの流れ方・・と考えてください
カデンツ(終止形)・・・T(トニック) SD(サブドミナント)D(ドミナント)
T-D-T
T-SD-T
T-SDーD-T
これは何を表しているのと言うと (どのコードからどのコードへ流れるかで見てみると)
主和音(トニック)KeyCならCコードはドミナントにもサブドミナントでも何処でも流れやすい
下属和音(サブドミナント)KeyCならFコードはトニックでもドミナントでも流れやすい
属和音(ドミナント)KeyCならGはとニックには流れやすいけれどサブドミナントには流れにくい
コード名で書くと
CーGーC
C-F-C
C-F-G-C・・になります ・・・コードは一般的に主要三和音の
C F Gのコードに限らず、ほとんどのコードはこのトニック系かドミナント系・サブドミナント系の
いずれかに分類されると捉えてください
例えばKeyCの場合はDmはサブドミナントのクラスに属し Amはトニックのクラスになります
つまり大きく捉えれば、色んなコードはT系 D系 SD系の3つにクラス分けられ
その夫々のクラスの代表の級長がC・F・Gコード(主要三和音)になるわけです
此処までの内容を前回のも含め考え方を整理します
メロディーにコードを付けるとき
1そのメロディーの音がコードの構成音にあるコードを付ける
2その上で幾つかのコードの候補が重なった時はケーデンス(終止形)の3つのパターンに
あったものを選んでコード付けをする
・・・これがコードを付ける時の基本になります・・(あくまで基本です)、
又主要三和音だけでドレミファソラシドのロディーの全てのコード付けが出来るか?・・
と言う答えに対しては
Cはドミソ Fはファラド G7はソシレファ・・如何ですドレミ~ 全部の音があるでしょ?
(ドミナントの性格を強く持たせるためにG7にするのが一般的)
又構成音とケーデンスを見ながら主要三和音だけでメロディーのコードを付け その後
条件や雰囲気で同じクラスの違うコードに入れ替え雰囲気を変える事も出来ます(代理コード)
それからここで主要三和音も含め、コードを勉強する時のポイントを覚えておいてください
1そのコードの作り方を知る (構成音は何か?)
2そのコードの役割を知る (T系・D系?或いは代理?)
3そのコードを弾き、響きを体感する(響きを聞いて、そこから来るイメージを感じる)
だと思います
では課題です
主要三和音を上記の3つのポイントに絞って答えて下さい
主和音(トニック )Cの・・・ 構成音は? どんな役割がある? 響きを聞いた時のイメージは?
下属和音(サブドミナント)Fの・・ 〃 〃
属七和音(ドミナント7)G7の・・・ 〃 〃
それと先々回の2のメロディーをもう一度上記の事を踏まえ考えてください
答えは次回に・・・。