石川社中の音楽独り言

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又愛知県の方達へ是非宜しくです。

ダイアトニックコード らぁすうとぉ

2015-10-04 10:39:40 | 音楽基礎知識

今回でダイアトニックコードの最後です  この後はケーデンス(終止形)に入ります

さて先回課題の答えあわせです

課題1はKeyG KeyD  Key F KeyAの

主要三和音とそれぞれの代理コードを書きなさい・・・でしたね

 

答え

Key Gの主要三和音は G C D(7)です

Gトニックの代理はBmとEm  Cのサブドミナントの代理はAm

D7ドミナントの代理はF♯m-5 

 

Key Dの主要三和音はD G A(7)です

Dのニックの代理はF♯mとBm  Gのサブドミナントの代理はEm

A7ドミナントの代理はC♯m-5 

 

Key Fの主要三和音は F B♭ C(7)です

Fトニックのの代理はAmとDm  B♭のサブドミナントの代理はGm

C7ドミナントの代理はEm-5 

 

Key Aの主要三和音は A D E(7)です

Aのトニックの代理はC♯mとF♯m  Dのサブドミナントの代理はBm

E7ドミナントの代理はG♯m-5 ・・・です・・・どうでしたか?

 

課題2はアドリブに興味のある人のみ それ以外の人は下の本題へ

リディアンドミナントの代理スケール つまり代わりが出来るスケールは? 

この答えはKeyAを例にすると Aリディアンドミナントはラシド♯レ♯ミファ♯ソラ

これはEナチュラルマイナーの ミファ♯ソラシドレ♯ミ・・と全く同じです よって

Aリディアン・スケールの代理が出来るのはEナチュラルマイナースケールってのが答えです

 

さて本題です  ここで代理和音の説明しましょう

例えばC Am F G7 と言うコード進行の歌があった場合 この曲の間奏する箇所で

歌と同じコード進行で繰り返すのは ちょっとくどいし 又芸がありませんよね?

かといって全然違うコード進行を作ったんでは意外性はあっても 統一感がなくなるでしょ 

 

そこで雰囲気を壊さず かといって同じコード進行では無い それが代理和音です

上のC Am F G7なら Em Am DmG7 に出来ます EmはCの代理 DmはFの代理です

いかがでしょうか コードアレンジの第一歩ですよ

 

さておおまかな代理の意味が分かったところで もう一つのポイントになる約束事を覚えましょう

先回学校を例にして色々説明しましたが 級長とクラス委員の関係を覚えてますか?

主要三和音の代表とその仲間のコードの関係 つまり主要三和音と代理和音ですよね

ここで コード進行の中で クラス委員は級長を追い越さない と覚えてください 例えば

Am →C 或いはDm→F この2つの進行例は級長をクラス委員 つまり代理が追い抜いてますよね

この進行は良い流れではありません 理由は簡単に言えば弱い所から強い所へ行くよりも

強い所から弱いほうへ流れたほうが流れやすい 程度に覚えておいてください

但し Key が違えば全然違う話なので Keyの見方に注意!

 

例えばAmからCは Key Amではごく自然な流れ方です その場合は

ハ長調 KeyCのⅠからⅥmに流れたのではなく ちょっとムツかしいけれど KeyAmの

Ⅰmから ♭Ⅵに流れた事になるので つまりKey が変われば度数の数え方が違うので

改めて誤解のないようにお願いしますよ・・・

 

さあ ではここで簡単なメロディーにコード付けをしてみましょう

課題1 1 ド レ ミ ファ

     2 ソ ミ ファ レ

     3 ミ ソ ド ラ

条件は 一つの音はⅠ小節に1音の設定 分からない人は一つの音を4秒ほど伸ばし

一つの音に対し一つのコードを割り当ててください

コツは課題のメロディーをギターかピアノで弾いて メロを覚えて歌えるようにして

その後自分で考えたコードを歌いながら弾いて コードを考えてください

勿論メロディー自体が構成音に無いコードは避けるべきですよ

 

答え合わせは次回に 課題2はコメント欄に載せます。