石川社中の音楽独り言

ブログ記事の内容に関係なく質問どうぞ!
特にギターや作曲やDTM等をしている方達へ
又愛知県の方達へ是非宜しくです。

ダイアトニックコード番外編らぁすぅとぉ

2015-10-18 01:01:12 | アドリブの仕方

今回アップが遅くなりました

半田の石川社中に見学の方が来たので つい話が盛り上がり ブログの事 忘れていました

エーと今回でダイアトニックは一段落とします

文字だけのブログ 或いは譜面を出来るだけ使わないで説明したいと思ってるので 

伝え切れない部分も多いんだけれども 次の事もあるので・・・・

 

さて先回の答え合わせしましょう 課題は

ⅡmのDmは スケール化すればレミファソラシドレ そして構成音はレファラ 或いはレファラドです

では残りのEm  F   G   Am    Bm-5のコードをスケール化し構成音も書きなさい(3・4和音)

・・・でしたね   では答えです 

Emをスケール化するとミファソラシドレミ 

構成音 つまり中心になる音 エッセンスの音 長く伸ばしてよい音は

3和音ならミソシ 4和音ならミソシレ・・・・以下同様に

Fコードはファソラシドレミファ 構成音はファラド そしてファラドミ

Gコードはソラシドレミファ 構成音がソシレ そしてソシレファ

Amコードはラシドレミファソラ 構成音はラドミそしてラドミソ

Bm-5はシドレミファソラシ 構成音がシレファそしてシレファラ・・です

いかがでしたか?・・・・これは何のために役立つかと言うと

 

例えばC   Am   Dm G7ってな曲のコード進行があった場合 

ギター或いはピアノを弾きながら歌を歌ってる人以外の ギターやピアノの人は 

唯同じ様にコードを弾いてるだけと言うのは どこにでもある誰でもが出来る方法で 

 それだけでずっと満足できるならかまいませんが 私はつまらなく感心しません

そこから一歩 ステップアップするには どうしたらよいでしょうか?

 

そこから先に進むには まず どのコードの時に どんな音を弾いて 

その弾いた音がそのコードとどんな関係になってるのかを知らないと いつまでも

あてずっぽうの適当な弾き方や数種類の指癖の使い回し奏法はずっと続きます

・・・そうではありませんか?

 

そこでまず第一歩としてコードをスケールにする事を知る事です

それによっあるコードを弾く時 そのコードにあった7つの音の選択肢が出来ます

でもれだけを弾いてると ただの音階練習になってしまうので その音階から

メロディーを作る必要があります しかし実際これが中々難しいのです

 

そこで音階の中でも 重要な音・エッセンスの音を知ることです それが

アルペジオノート(コード構成音)です

 

ここでのアルペジオは よくアコギで弾いている右手の伴奏奏法の事とちょっと違い

メロディーとしてのアルペジオの事です(Cならドミソシと言うメロディーとして弾く事)

それで7つの音の選択肢から音が3つ・4つに絞られます 或いは7つの音を弾きながら

中心になる音或いは長く伸ばしても良い音として使う事が出来るようになります

 

更にAmのアルペジオはラドミなのでどの音で伸ばしても良いですが ドの音はAmの

3度の音なので哀しく美しいですよ ラの音はAmのルート音なので 普通に良いです

ミの音も同じ ソの音は7thなのでAmが響いてる時にこの音を伸ばすと

全体的にAm7の響きと同じになり ソの音は都会的な、モダンな感じがします

 

つまりアルペジオのどの音でもきれいに響くけど 印象は度数によって違います

 

当然 他のコードも同じです アルペジオを覚えたら何度の音を出すか まで

考えられるとベストです・・・そして実際面では指に上記の事 覚えてもらわないといけません

 

最初にスケール化した音階を指に覚えさせる為に

練習をします これは文字では説明が出来ません コツがあり それを書いてたら

何回分のブログを書くことになります (知りたい人は連絡ください)

 

そして指に7種類のスケールと流れを覚えこませたら アルペジオ練習をします

これも紙面では無理ですが 例えば最初にCコードを弾いたら 次にドレミファソラシド

次にドミソシと流れるように あるリズムに乗せ弾いてゆきます

 

それでCコードの時に弾いてよい音はドレミファソラシド その中で重要な音はアルペジオの

ドミソシ・・・と言うように指に覚えこませてゆく作業をします

 

そして最後にコード間の連結に主眼を置きます 次に来るコードの構成音を意識しながら

或いはそこを到着点とするような メロディーを弾く事の練習をします 

この3段階で 少しずつ慣らして行き やがて〔おかず〕或いは〔初歩的なアドリブ〕が

弾けるようになります

 

そして 前記の このコードのスケール化を、コードに適応するスケールと言う意味で

アベイラブル・ノートスケールと言います 又これが課題2の答えにもなります

 

さて そろそろまとめましょう  ダイアトニックコードを知ることで 

1メロディーにコードを付ける事が出来ます そして どのKeyに対しても7種類のコードを

ダイアトニックの公式で割り出せます 

 

2又主要三和音と仲間のコードの存在も分かり 7種類のコードの性格・機能も分かり

コードを代理する事も出来 コードアレンジの基本になります

 

3コードに対して簡単なメロディー つまり音のおかずの入れ方や簡単なアドリブを

コードのスケール化やアルペジオ音の把握によって 可能になります

 

いかがだったでしょうか

少しでも何かの参考にでもなれば嬉しいです

 

課題1 次はケーデンスをやる予定です

私はブログに過去このケーデンスを取り上げています 復習しておいてください

メロディーに対しコード付けをするとき 更にドンピシャのコード付けが出来ますよ

課題2はコメント欄にて