お待たせでーす
先回課題の3と4は音程の事なので、答えあわせをすると書きましたが
答えを より納得していただくためにも、やっぱりここは音程の説明を先にします
答えは音程の説明の最後にしようかなあと思ってます
まあその位、音程を知ると云う事に 非常に重要性があると思ってます
ここが理解できてないと コードは勿論 音階の事から
あらゆる音楽の勉強がいつになっても明確には分かりません
勿論音程を理解して無くても演奏は出来ますし 譜面が読めれば正確な演奏も出来ます
一口に音楽といっても、ジャンルや熱の入れようも人によって様々ですが
ちょっと本題の前に音程と楽器との関連性の話を分かり易く書きたいと思います
音楽の最終的な究極はやはり、メロデイーもコードもベースも一人で演奏する
アコースティック・ギターでのギター・ソロや又はピアノ・ソロだと思いますので
その辺にちょっとジャンルを絞って書きます
そのアコスティック・ギターのソロやピアノソロのタイプは
大きく分けて3つに分かれると思います あなたはどのタイプに当てはまるでしょうか?
一つ目は自分の好きな曲の譜面や動画を見て、頑張って練習し その曲の演奏を楽しむ人
二つ目は自分の好きな曲の譜面に更に自分なりにコードを拡張させ響きを厚くしたり
又メロディーの無い隙間に音を付け加え、自分好みに或いは自分色にして曲を楽しむ人
三つ目は譜面が無い曲でもメロディーやコードからソロを構築して作り上げてゆく人
或いは自分の作曲した曲をアコースティック・ギター・ソロやピアノ・ソロに仕上げてゆく人
以上大体こんな3種類かと思います
一つ目の人達は譜面の知識や演奏力の向上はあったほうがよいと思いますが、
特に音楽の勉強は、しなくても良いと思います 音楽を十分楽しめる人達です
二つ目の人達は演奏力以外に音楽の知識が必要になると思います
三つ目の人達は演奏力・音楽の知識そしてセンスが必要になると思います
この音程のブログは特に二つ目の人達に 或いは一つ目から二つ目を見てる人達に見てもらえたら
と思い書いています 或いはそんな人達の見直しの機会にでもなればと思ってます
因みに一つ目の人達の中で演奏する力が備われば音楽の知識もやがては分かってくるはず
と思う人達が非常に多いのですが それは残念ながら違うと思います
私も それを信じてギターをかなり練習もしましたが、何年経っても、いつまで待っても
音程の知識は分からないままでした 楽器の練習と音楽の勉強は別のモノです 比例はしません
さあ 独断と偏見の前置きはそのくらいにして
音程ってそもそも何?ですよね
音程は一つの音では成立しません
では幾つの音で音程は成立するの?
2つの音です
では音程は、その2つの音のどんな関係の事を言うの?
音程とは2つの音の高さの違いの大きさ・・・・の事を云います
或いは2つの音の間の距離や幅と考えた方が分かりやすいかもしれません
例えばドとファはドレミファですからドから数えればファは4番目上の音です
ファから数えればドは4番目下の音です どちらから数えても4番目の関係になります
言い方を変えれば ドとファの高さの差は、どちらから数えても4番目の幅や距離がある関係です
そして音程を表す単位として4番目の関係を、4度の関係といいます
つまりドとファの音の差 或いはドとファの音の間に存在する 〔音の幅や音の距離〕は4度の関係
と言うことになります
もう少し例を見てみましょう ドとミの音程は?
ドを1度(1番目)と考えレが2度 ミはその次だから3度になります
だからドとミの音程は(ドとミの音の幅は)3度の関係になる分けです
いかがでしょうか?・・・当然ドから始めるばかりではなく 例えばレとシの音程は6度の音程です
ミとレの音程は7度です 同じ高さのシとシは1度の音程になります
1オクターブ上のシなら8度ですね
ではここで課題です 次の2つの音の音程を度数で答えなさい
1 ドとソ 2 ファとラ 3 シとファ 4 ドとド 5 ミとファ
6 ミと1オクターブ上のファ 7 レと1オクターブ上のレ
答え合わせは次回に・・・。